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若手起業家・吉田拓巳が起業したベンチャー企業のnommoc(ノモック)が無料配車サービスを発表した。ユーザーは自分の趣味趣向などの情報を登録し、スマホアプリ上で乗車位置を選ぶと、車が到着し、無料で目的地まで乗車できるサービス。
車内のディスプレイ上で流れる商品・店舗の広告コンテンツを見ることで、ユーザーは無料で配車サービスを受けられる。現在は開発段階で、2019年3月福岡市内を皮切りに、2020年には全国主要都市でのサービスを開始する予定。
AI搭載で先回り・無人化も視野
配車に使用する車はnommocが用意し、車内で配信する広告は、業界や規模を絞らず、幅広い企業から募集する。
配車と広告表示にはAI(人工知能)を活用し、配車ではユーザーの行動パターンを学習し、需要のある場所に先回りするなど、利便性は使えば使うほど高まっていくシステム。
また、自動運転技術も取り入れていく予定で、将来的には無人でユーザーを先回りして出迎える配車サービスにする意向も。
2019年3月から福岡市の天神で、約10台の車両でテストスタート予定。年間約8万5000人の輸送を目標に掲げる。
東京五輪が開催される2020年には、国内主要都市に展開し、年間約42万4000人を輸送する計画。
ライフスタイルを拡張する移動体験に
今回、この革命的な新サービスを始めた 株式会社nommocの吉田拓巳氏に話を聞くことができた。
仕事をしていて感じたのですが、インターネットのマーケティングや広告と違い、リアルな部分でのマーケティングや広告に、企業がもう少しお金を使った方が良い、という風潮がこの3年ぐらいで増えてきた気がします。
しかし、リアルな場を使って、細かいターゲットを決め込んで、広告を配信できる媒体というものが、存在していなかった。そこで注目したのが車でした。車移動と広告メディアを、引っ付けたらどうなるかと思ったのがきっかけです。
人々が同じ年齢で、同じ行動をとり、同じ趣味を持っていたとしても、どういう場所で生活をしてるか、どういう場所で遊ぶか、という点がキーポイントだと思ってます。渋谷区で遊んでる人と、港区で遊んでる人とでは、所得が違ったりもします。
趣味趣向だけでなく、人々の移動範囲にも基づいて、どの広告を出すのが一番効果的か選んで流せるのも、大きなアドバンテージだと思っています。
今までは、どこかに行くことでお金がかかっていた事が、nommocでは無料で行くことができる。つまり、今まで行った事がなかったところに、行ってみる事が簡単にできるようになる。さらに、新しい情報を個々に、よりフォーカスし、リコメンドしてくれるので、nommocは単なる「移動」でしかなかったタクシーなどの車両移動を、個々人のライフスタイルを拡張する「移動体験」に変えてくれるんじゃないかと思っています。
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※目標額に達成次第終了
22歳の若手起業家・吉田拓巳が、移動モデルのリノベーションを巻き起こす日は近い。車内はあなたの目を惹くコンテンツで溢れ、ずっと行ってみたかったあの場所に"無料"で連れて行ってくれる。
退屈だった「移動」が、楽しくて仕方ない「移動体験」にかわるかもしれない。