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いまや私たちの生活とは切っても切り離せないプラスチック製品。丈夫で長持ち、しかも安価と良いことづくめではあるものの、ひとたび海に流れ出れば海洋生物の生態系に深刻な影響を与えるという。
中でも海にすてられた漁網は、プラスチック汚染の10パーセントを占めるとされ、分解せずに海に漂うことになる。漁網に海洋生物が絡まる、あるいは誤食するなどにより、海の脅威となっている。
そこに立ち上がったのは、海を愛する3人のサーファーだった。彼らは漁網を回収しリサイクルした上で、それをスケートボードなどに加工、販売することにした。
漁村に漁網の回収拠点をおき、スケートボードなどで得た利益を漁村の支援にあてる計画。2014年に始まったこのプログラムは、2017年6月、東京ドーム約4倍の面積にあたる、合計18,194.13平方メートルの漁網をリサイクルしているという。
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