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コンパクトスマホユーザーも納得のサイズ感
ついに編集部に到着したPixel 3を開封すると、ハイエンドスマホとは思えないほどの軽さで、5.5インチのサイズ感が片手操作にしっくりきます。
かくいう僕は「iPhone 5」シリーズや「Xperia Compact」シリーズといったコンパクトスマホが好きなんですが、そんな小型スマホ愛好家にとっても、Pixel 3は許容範囲に入るモデルだと思いました。
一方でPixel 3 XLは6.3インチモデルで、近年の大型スマホのトレンドにも乗っかっています。大型ながら手に持った感覚は軽めで、長時間使用でも疲れることはなさそう。
Pixel 3 XLのみ前面カメラによる「ノッチ」がありますが、設定から「ノッチ隠し」は見当たらず……。レビュー用のマシンだからかも。Made by Googleの公式アカウントは「ノッチ隠し」のサポートをツイートしているので、発売される製品にはきっと項目が追加されているはず。
For people who prefer a more traditional smartphone look, we’ve added an option to hide the display cutout (the notch).
— Made by Google (@madebygoogle) 2018年10月9日
Googleレンズで未来のスマホ体験
手持ちの腕時計に向けてみると、似たデザインの腕時計がリスト表示。その中から正しい製品を選ぶと、ECサイトのページに飛んで、購入までできる仕組み。つまりGoogleの検索エンジンの威力を、カメラでスキャンするだけで利用できるわけです。
「その腕時計カッコイイね!」からのGoogleレンズで、気になる情報はおろか、実物までゲットできるという未来感、圧倒的です。
同梱イヤホンでリアルタイム翻訳
使い方は簡単で、イヤホンを接続してGoogle翻訳アプリを使うだけ。イヤホンのボタンを押しながら「目黒駅までどうやって行ったらいいですか?」って聞いてみたら、「How can I get to Meguro Station?」と、Pixel 3が話してくれました!
ドラえもんの「ほんやくコンニャク」やんけ……。と思うレベルで、言語の壁はテクノロジーが越える。海外旅行でも大活躍間違いなし。
双方向翻訳ではないのですが、画面に話した言葉と翻訳結果が出ているので、工夫すれば意思疎通はできるかと。
シングルレンズの機能はAIがサポート
近年のハイエンドスマホは二眼、三眼の複眼レンズがトレンド。果ては四眼、五眼レンズスマホも出るとか出ないとか。Googleはこのレンズ戦争からいち早く離脱し、シングルレンズで勝負に出てきました。
画質で劣る気がしないでもないですが、「ポートレート」で撮影した写真は後からボケを調整できるし、「フォトブース」で連写撮影すれば、最適の一枚をAIが提案してくれて、他の目つぶり写真はまとめて削除してくれます。
ほかにも、意外と特徴的だったのが、広角のインカメラ。画面の中のスライダーで撮影角度をサクっと調整でき、大人数でも余裕で映りました。手を限界まで伸ばして「もうちょっと寄って!」とか言わずに済むのは、日々の中で便利度が高そう。
ちなみに動画のクオリティに関しては、今回のレビュー動画をPixel 3 XLで撮影しているので、参考に見てみてください!
ついにおサイフケータイに対応
魅力的なスペックなのに、おサイフケータイ非対応の海外スマホというジレンマ。多くのAndroidユーザーが感じたことがあるはず。
自販機にPixel 3をかざして、電子マネーでジュースが買える。当たり前だけど、Pixelファンが長年待ち望んだ瞬間を体験することができました。
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そんな「Pixel 3」シリーズの価格は、Pixel 3が95,000円〜、Pixel 3 XLは119,000円〜。すでに公式の予約購入では、Pixel 3が売り切れ中です。
Googleのさまざまなサービスや技術が、片手に凝縮されたといっても過言ではない一台。手に取って未来を体験してみてはどうでしょうか?