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スマホやタブレットで簡単に決済ができるポケットサイズのICカードリーダーSquareは、渋谷・神泉にあるセレクトショップ R for Dにて、店内の秋冬の洋服やアイテムを使用したファッションショーを開催した。
今、店にあるアイテムでファッションショー
通常のファッションショーは、製品化になる前のアイテムを業界の人に向けて披露する。
しかし、今回のファッションショーでは、募集と推薦で集まったモデルたちの私服とR for Dのお店の秋冬アイテムでスタイリングを行なった。
ショーで見て気に入ったアイテムは、R for D内でその場で買える、という仕組みだ。
決済はスマホでクレジットカード決済ができるサービス「Square」を使って行われる。
プロのスタイリストやヘアメイクが、ショーのスタッフとして加わり、そこにR for Dで普段買い物をしているお客さんやモデルの知り合いたちなどが集まり、店内はアットホームな雰囲気となって、盛り上がりをみせた。
ビジネスオーナーの志をサポートするプロジェクト「Let's__」
今回の企画は、R for Dで利用しているクレジットカード決済サービス「Square」が、日本でのローンチ5周年を記念して行われた、ビジネスオーナーの志をサポートするプロジェクト「Let's__」にて実現。
R for Dのオーナー 近藤弘一氏に、今回のプロジェクトについて感想を伺った。
近藤:自分は、DEED FASHIONというファッションメディアをやっていて、色んな若手デザイナーを取材していました。
そこで、彼らをもっといろんな人に知ってもらいたいと思い、ファションショーもやりたいと思っていて、この広い場所(店)を借りました。
そんな時に、Squareさんの募集を見て、これだ!と思って応募したら、採用していただきました。
近藤:iPadでできるので、お店のオンラインストアも連携させていて、在庫管理しているのでとてもスムーズに使えてます。
近藤:僕らのイメージでは、キャッシュレスにしたかったんですが、多分6割くらいが現金払いが現状です。自分も、いっても、まだ現金使っているので、そういうものなのかな(笑)。
全体的にみんながキャッシュレスにすれば、いいんですけど、やっぱり手数料が現金払いと違うので、そこがフラットになれば・・・これからなっていく気がしますけど。
日本で5周年を迎えた、Squareの今後の展望
アメリカのサンフランシスコが本社のSquare。
今回の企画は、Squareが日本に来て5周年ということで行われたものだ。
Square カントリーマネージャー 水野博商氏は、日本での今後のSquareの課題について以下のように語った。
水野:Squareは、スマートフォンやタブレットにクレジットカードリーダーを差し込むと、その場でスマートデバイスがクレジットカード読み取り機になるというデバイスです。
アメリカで出来たのが9年前で、日本に来たのが5年前です。
水野:詳しい数字は言えないのですが、数十万件の中小規模の事業者さんにご利用いただいてます。
水野:我々は中小規模の事業者さんを応援するサービスなので、クレジットカード決算のことだけでなく、例えば会計や在庫管理などの日々の雑多な仕事をSquareに任せていただけると本来集中したい業務に集中できますということをサポートするサービスなんです。
大企業でたくさん資源がある会社にしかできないことを、みなさん想いとしては日々やりたいと思っている、その想いをサポートしたいと思い公募しました。
400件以上のお申し込みがあって、そのひとつがこのファッションショーでした。
想いの強さと考え方が弊社のサービスと非常に似ていたので、今回はR for Dさんのファッションショーを応援させていただきました!
水野:本社のあるアメリカでは実施されているが、まだ日本に来ていないサービスがたくさんあるんです。
従業員様がお客様にサービスを提供する以外の雑多な仕事。例えば、給与計算やもっと洗練された在庫管理など、その辺のことをSquareのシステムに任せてしまった方が、本来の接客業務に集中できると思うんですね。
そういったまだ日本に来てないものを、日本にどんどん持ってきたいと思っています。
・・・
キャッシュレス化が遅れていると言われる日本。それは、日本が平和であり、現金を持ち歩いても安全で、しかもニセ札がほとんど出回ることがないからがゆえ。
そして、お店側にとっては、カード決済時にかかる手数料の問題もあるだろう。
それらがどのような形で解決していくかは、分からないが、お会計がスムーズになることで販売員の負担が減り、他の雑用もシステムに任せられるとしたら、それはキャッシュレス化がサービスのさらなる向上を意味するのかもしれない。