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多くの出版社や本屋さんが立ち並ぶ「本の町」神保町で、2月1日にアートを切り口としたマンガ体験を提供するカプセルホテル「MANGA ART HOTEL, TOKYO」がオープンする。宿泊施設の運営代行を手掛ける株式会社dotが、アートを切り口にしたマンガが5000冊用意したホテルで「マンガ一日中体験」を生み出す。
そこはマンガの秘密基地
MANGA ART HOTEL, TOKYOがあるのは神保町駅から徒歩7分、小川町駅から徒歩1分の場所にあるKANDA TERRACE内の4階と5階。男女で階数を分けることにより安心して利用できる仕組みだ。
漫画喫茶と同じように、お気に入りのマンガを見つけたら、自分のブースに持ち込んで読むスタイルは一緒。だが、MANGA ART HOTEL, TOKYOは客室ブースとマンガブースが分かれているのではなく、本棚と客室がブロック状に組み込まれている。
まるでマンガ好きの人が作った秘密基地のよう。本棚と一体化したように組み込まれた客室が、4階の女性用フロアに16室、5階の男性用フロアに19室用意されている。
客室はシンプルで、カプセルホテルくらいの大きさに枕と布団、貴重品ボックスとハンガーがあるのみ。一貫してマンガに集中できる空間作りに注力している。
マンガの種類はアート視点
置かれているマンガは「アート」を視点にdotの共同代表である御子柴雅慶氏と吉玉泰和氏が実際に読んで選んだ作品たち。知名度ではなく作画の美しさなどから選ばれている。人気漫画が並んだ本屋さんの陳列とは違う形で、「新しい一冊」に出会ってほしい思いが込められている。
確かに見渡してみると「ドラゴンボール」や「ONE PIECE」などのメジャーマンガは見当たらず、あまり知られていないマンガや単巻作品、画集なども並ぶ。さらに「ジョジョの奇妙な冒険」や「AKIRA」などの有名作品は単行本ではなくハードカバーで並んでいたり、外国人のお客さん向けに「僕のヒーローアカデミア」などは英語版が並んでいた。並んであるマンガも含めて「アート」の空間が作られている。
男女で分けられたフロアによって並んでいる作品も違く、男性向けと女性向けをそれぞれ厳選したそう。
女性も安心してマンガの世界へ
男女に別れたフロアに加え、シャワールームも完備。大きい鏡のついた洗面台も用意され、パジャマブランド「Nells」とコラボしたパジャマの販売もしている。
コラボしたパジャマはズボン部分に「マンガのコマ」が描かれているのもポイント。身も心もマンガの世界に浸り、余計な気を使わずに安心して利用できそう。
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MANGA ART HOTEL, TOKYOは平日4,800円〜5,800円、土日および祝日とその前日5,800円〜6,800円で宿泊できる予定。
本の街にできたホテルで、新しい1冊に出会えるかも。
株式会社dot