今回bouncyで募集した、新しい仕事「動画ライター」に選ばれた、この春大学3年生になったばかりの21歳だ。
動画ライターとは、WEBライターが記事を書くような軽やかさで、動画を用いて発信していく新しい職業。bouncyでは現在、複数の動画ライターが活躍している。
世の中には新しい仕事、自分の知らなかった仕事がたくさんある。それらを経験することは、新しい自分に出会えることにもなる。
今回はその「動画ライター」という、川名さんにとってまったく新しい仕事を実際に体験してもらい、自分の可能性を広げてもらいたかった。
ニュージーランドで半年間の留学経験があり、英語には多少の自信がある。本格的な撮影をしたことはないが、動画に興味があって動画編集の経験もあり、ゼミではジャーナリズムを学んでいる。経験と学んでいること、これから挑戦したいことがぴったり当てはまっての応募だった。
多くの人がそうであるように、大学生の彼女がアメリカで「動画ライター」という仕事を経験するのは初めてのことだった。
初めての渡米。初めてのサンフランシスコという環境。編集部のメンバーとともに取材に明け暮れた5日間。彼女にとってはたくさんの「初めて」が待っていた。もちろん、この仕事に応募した時点ですでに彼女は「新しい一歩」を踏み出している、と言えるだろう。
この新しい仕事を通して、彼女の中にどんな化学変化が生まれるのか。もしかしたら今後の人生やライフスタイル、考え方などにもよい影響が出るかもしれない。とにかく楽しみだった。
取材
サンフランシスコでは、最初は観光を楽しんだ。
川名さんは好奇心旺盛で愛嬌もある。日本ではシェアハウスで生活しており、コミュニケーション能力も高い。全力でアメリカを堪能する彼女を歓迎するように、サンフランシスコは全日程で晴天に恵まれた。
ついに取材の時が来た。
取材先はb8ta。クラウドファンディングに出ているような新しいガジェットや、ちょっと変わった新製品を扱っているお店だ。
プロダクトがたくさんあり、取材するには困らない。その上今回は設立者のPhillip Raubさんにインタビューできる事になっている。
取材前、川名さんの緊張はピークをむかえていた。
事前に何度も打ち合わせをして、なにを聞きたいのか、伝えたいのか、通訳やコーディネーターも交えながら綿密に最終調整をした。顔には余裕はなく、その場にいた全員にどこか緊張感が漂っていた。
そして、取材がはじまった。
カメラを片手に堂々と取材をはじめた川名さん。現地のスタッフの人に質問しながらb8taに並んでいる製品を試していく。持ち前の愛嬌でコミュニケーションも十分とりながら、取材は順調にすすんでいく。
Phillipさんへのインタビューも堂に入ったものだった。
川名さんは自分の意見を言いつつ、Phillipさんに質問する。そこには取材前の不安そうな彼女の姿はなかった。
時間にして30分、通訳さんの出番はほぼなかった。「動画ライター」として、彼女が伝えたいこと、聞き出したいことを、伝えながら、しっかりと聞き出していく。
同行した編集部も、通訳さんも圧倒される。間違いなく彼女が1人でその場を回していた。
新しい仕事
取材を終えて帰国後も、動画ライターの仕事は終わらない。取材したものをどう伝えればより多くの人に伝わるか、頭をひねっていく。
考えに考えて動画を編集し、最終的に配信までおこなった川名さんの動画ライター体験。
彼女の今回の経験が、少なからず自身の未来に影響を与えるかもしれない。川名さんは来年、就職活動をする予定だ。
川名さんはすべての作業が終わったあとこう語った。
https://bouncy.news/43920
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世の中には知らない仕事であふれている。
そこには新しいキーワードの掛け合わせで産まれた新しい仕事もある。「動画×ライター」はもちろん、「喫茶店×ランドリー」「漁業×IT」などの新しい仕事たち。
https://bouncy.news/39974
https://bouncy.news/40459
キーワードは、新しい自分を見つける可能性もある。仕事を探すとき、既存のカテゴリーから探すのではなく、キーワードの掛け合わせで検索すると、また新しい自分に出会えるかも知れない。
自分の強みや興味のあることを言語化して仕事を探す、という新しい考え方。
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