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視覚障がい者にとって料理をすることは簡単なことではない。包丁で食材を切るときも自分の手を切ってしまう危険性や鍋で火を扱うときも相当注意を払わなければいけない。そうすると、料理をすること自体怖くてできなくなってしまう。
そんな人達も「安全に楽しく料理」ができるようにとシンガポールのデザイナーKevin Chiam氏が考案したのが「Folks」だ。感覚や触覚で、目が見えなくても安全に料理ができるよう5つのプロダクトを発明した。
5つのプロダクトとは?
包丁にガードを取り付けることができるので、指を切る心配がなく安心して包丁を持つことができる。
サイドトレーを取り付けたまな板は、切った食材を綺麗にまとめられるので、物を落とすことなくお皿に盛り付けることができる。
鍋がガスコンロにしっかりはまっていないと鍋がガタガタし、ひっくり返す恐れがある。そのため、ガスコンロに鍋の置き台をおけば、しっかり安定し安全に火を使う料理ができるようになる。
沸騰した鍋の蓋に触れると火傷する。しかし、この蓋には小さな穴がついており、その穴から手を当てれば沸騰したことが分かるので、蓋に触れず火傷をする心配もなくなる。また、蓋の取っ手に指がキレイにはまるので蓋が開けやすくなっている。
ティースプーンに黄色の器具をが取り付ける。コップに水を入れて、その器具が手に触れることで水の量を把握する。これで、水がコップから溢れることがなくなる。
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目が見えないと料理も様々な危険を招く。
今まで料理することを諦めていた人も、この特別なツールがあれば料理をする勇気を持つことができそう。
Kevin Chiam