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なんだこりゃぁ!!!
アメリカのマサチューセッツ工科大学が開発した「M-Block 2.0」は、永久磁石を搭載した自律型ロボットキューブ。ロボット同士がくっついたり・離れたり・よじ登ったり、ロボット単体でも回転したり、飛んだりと不思議な動きをするキューブ状のロボットだ。
フライホイールでうみだす角運動量で動く!
「M-Block 2.0」の多彩な動きの秘密はフライホイールという部品にある。フライホイールは「勢車(はずみぐるま)」とも呼ばれ、高速で動いたあとに、急ブレーキをかけることでうまれる角運動量を利用して動くそう。
「M-Block 2.0」はその力を利用し、予想のできない自由な動きを実現する。
通信しあって各々を認識しあう
「M-Block 2.0」はキューブ同士が通信しあう。キューブ側面に搭載されたバーコードのようなシステムで、お互いを読み取り相互認識が可能。
この通信手段によって、16個のキューブが一列に並んだり、バラバラな状態から塊になったりする。
現在はより大きな群れを制御可能にすべく研究されている。将来的には、災害対応や人命救助への活用が想定されているそう。火事が起きた際に、2階から1階への階段を瞬時に構築するなどの、実用的な働きに期待が高まる。
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不思議な動きをするロボットキューブが、人命救助の一端を担う未来へ。
MITCSAIL