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今回はアリババ2020オリンピックパラリンピックのクリエイティブキャンペーンの会場からレポートします!
中国の超大手通販サイト、アリババが発表したアリババクラウドギャラリー
オリンピックワールドワイドパートナーとなって3周年を迎え、2020年3月31日から2021年3月末まで成田空港到着ロビー9つの場所に設置するデジタルアートギャラリーです。
発表されたのは2名
才能ある日本のアーティストによるデジタルアート作品が並びますが、今回のメディア発表で紹介された代表作品のおふたりがこちら。
■作者紹介 奥村彰一(おくむら しょういち)
1989 年北京生まれ。多摩美術大学日本画学科卒。中国の美術大学名門である中央美術学院で中国画を学び、現在は東京に仕事と生活の拠点を置く。現代日本の「岩採画」を専門とする。その作品は若者のイメージを巧みに表現している。
今回のプロジェクトにおいて、アリババクラウドプラットフォームとデジタル技術によって、岩彩画の形を初めて打破し、元の作品をデジタルアートに昇華させ る試みを行いました。奥村氏は今後も「アリババクラウドギャラリー」のデジタル アートのクリエートに参画していきます。
■作者紹介 木之内憲子(きのうち けいこ)
神奈川県出身、東京都在住。東京芸術大学大学院(版画研究室)修了後から、デジタルアートワ ークの制作に注力している。
■展示作品
「海の音」 日本古来の版画の創作技法を活かし、力強さと美しさにあふれた海の姿を描き出しています。日本 は海から生まれた国であり、作品は日本の特徴と文化に流れている自然や伝統芸術、もの静かで心 穏やかな美学を表しています。
「Butterflies」
日本古来の版画の創作技法を活かし、日本の自然を代表する可憐な草花や軽やかに舞う蝶を表 現しています。花の群れに舞う妖精は、青空を飛ぶ飛行機に呼応しています。
二つの作品は日本の文化を表現するとともに、作品を鑑賞する人々に未来感ももたらしています。
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キャンペーンの目的は若手日本人アーティストのクリエイティブな作品を通じて、スポーツ、アート、文化とテクノロジーを組み合わせ、世界最大のスポーツの祭典であるオリンピックに向けたエクスペリエンスを強化することです。
展示されている若手アーティストのアートは到着した外国人旅行客にはもちろん、そくざに世界にシェアされ、気に入ってもらえたらその場のバーコードで読み取り、クラウドファンディングとして世界中からファンと支援者をつのるシステムです。
東京2020オリンピックパラリンピックを従来以上にデジタルで魅力的かつ刺激的な大会へと後押ししてくれそう。