モンキーレンチのおすすめ8選 ひとつあれば便利なDIY必須アイテム
モンキーレンチは、ボルトを締めたり緩めたりできる工具です。開き具合を調整できることから、「アジャスタブルレンチ」とも呼ばれます。
ウォームギアを回すと使う時の大きさに合わせてアゴの幅が変えられて、さまざまなサイズのボルトに適応するので、工具箱の中に1つあると便利です。
スパナやレンチとの違いは、スパナやレンチは左右両方に掴む口がついていて大きさは変えられませんが、モンキーレンチは片方にしか開口部がなくウォームギアでボルトの大きさに合わせて掴む幅を調節できる点です。
この記事では、モンキーレンチの特徴や選び方、おすすめの商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
自転車やバイク修理に便利なモンキーレンチの選び方
ひとつあると便利なモンキーレンチですが、「アジャストしてもすぐ緩んでしまって安定しない」とか「調節が固すぎてなかなか広げられない」など、選ぶものによっては使いづらく作業しにくいものもあります。
使いやすいモンキーレンチを選ぶ時のポイントについて見ていきましょう。
ウォームギアが回しやすいか
ボルトの大きさに合わせてアゴの幅を変えられるのが、モンキーレンチのメリット。「ウォームギア」と呼ばれるネジの部分を回して、幅をアジャストします。
親指で簡単に回して幅を調節できるような、回しやすいものがいいでしょう。ただし、あまり動きが良すぎると使っている間に幅がずれてきてしまったり、アゴの部分がぐらついて安定しなくなる場合も。
またウォームギアの位置や安定性も使いやすさに大きく影響します。ナットを回している時にウォームギアに手が触れてしまうものは、スムーズに作業がしにくいでしょう。
さらにウォームギアがきつすぎると、幅を簡単に調節できずに時間がかかったり、指が痛くなったりすることもあります。適度な固さと安定感があるものを選ぶようにしてください。
バイク用か水道かなど用途に合ったサイズ
モンキーレンチのサイズは用途に合わせて選ぶといいでしょう。アゴを開いたときの最大開口サイズが150mm、200mm、250mmなど、さまざまな大きさがあります。小さいものでは2mm程度の薄いタイプも。
大きいモンキーレンチは太いボルトや配管のネジを締める時にも使えます。ガスやエアコン、水道の調節や修理に使う場合には、大口開きの30mm以上のタイプが使いやすいでしょう。
使いたいボルトの大きさや修理したいものによって、アゴを開いた時の最大と最小の幅がどのくらいかをチェックして選んでください。
握りやすいグリップ
モンキーレンチはボルトやナットを締めたり緩める時に力を入れるので、握りやすい形状のものがおすすめ。しっかり握ることができ、力が入れやすい形のものを選びましょう。
握りにくいものや力がうまく入らないものだと、手が疲れてしまい作業にも時間がかかります。さらに、しっかり締められないとボルトがすぐに緩んでくるので、役に立たないということも。
理想的な形のモンキーレンチは、持ち手の部分が真っ直ぐのものか手に沿ったカーブがあるもの。また厚みが少しある方が、握りやすく力を入れやすいでしょう。
使いやすい長さ
グリップと合わせて、モンキーレンチの持ち手の長さも使いやすさに影響します。長めの持ち手の方が力が入りやすいので、楽に締めたり緩めたりすることができ、作業効率が上がります。ウォームギアから下の握る部分が、片手で握って隠れないぐらいの長さがあるかどうかをチェックしてみてください。
小型は携帯に便利
全長が小さいモンキーレンチは、小さいナットやボルトを締めるときだけではなく、狭い場所で作業するときなどにも便利です。小さいだけではなく薄型で軽量、手のひらに収まるくらいの大きさのものならば、作業用のポケットに入るので持ち運びも楽です。
高所で使用する場合などにもおすすめです。小型や薄型のものでも握りやすいか、ウォームギアがしっかり回せるかなどもあわせてチェックしてから選んでください。
〈編集部PICK UP!〉おすすめのモンキーレンチ 有名メーカーや人気ランキングから紹介
おすすめのモンキーレンチを紹介します。人気製品や口コミでも評判の機能性に優れているものなどいろいろ集めています。便利で使いやすい商品選びの参考にしてください。
髙儀のGISUKE ショートワイドモンキーは、メモリー付きなので便利。コンパクトなサイズなのに、最大口幅は24mmまで開きます。ひと回り大きいサイズは最大口幅は30mm、さらに36mmタイプもあります。価格も手頃で日常の作業に使いやすいモンキーレンチです。
KENOHのモンキーレンチは、アゴの部分に目盛りがついているので、調節がしやすくなっています。最大口開きは34mm。全長が300mmで、握りやすく力を入れやすい大きさです。大きさは150mm、200mm、250mmもあるので、工具箱にあわせてコンパクトなサイズも選ぶことができます。
- SMARTRICH(スマートリッチ)
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モンキーレンチ たて型
- 税込み1,199円
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傷がつきにくいアルミ合金製
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アルミ合金製なのでナットやボルトに傷をつけずに締めたり緩めることができます。柔らかい素材の銅や真鍮のナットにも使えます。
SMARTRICHのモンキーレンチ たて型は、開口幅は9〜70mmまで調節することができます。グリップ部分は人間工学に基づいて設計されているので、幅厚で握りやすく、長時間の作業でも疲れません。メッキ加工をしてあるので、柔らかい素材のナットやボルトにも最適。コンパクトな大きさで狭いところでの作業にもおすすめです。
Supertoolのモーターレンチは、通常のモンキーレンチに比べると口開きが大きいのが特徴。口開きは0~60mmまで調節ができます。口の奥行きも34mmあるので、さまざまな種類のナットやボルトの締め付けや取り外しに使うことができます。
フジ矢のギア付モンキーレンチは、最大開口が38mm。また持ち手の中央部に10mm、13mmのメガネレンチにも対応しています。さらに持ち手の部分の一番下は17mmのラチェットレンチ。落下防止のコードをつける穴もあるので、高所での作業にも適しています。全長が220mmあるので、握りやすく力を入れやすい設計です。
工具メーカーのトップ工業のトップワイドモンキレンチは、ヘッドの部分もアゴのでっぱりがなく薄くて軽い設計になっています。狭い場所での作業も楽々。口開きが大きいので、ワンランク上のサイズのナットにも適応します。サイズが豊富にあるので、用途別や開口部の大きさなどで選んでください。
トラスコ中山のワイドモンキーレンチは、JIS規格のワンサイズ上の口開きになっているワイドタイプ。薄型で肉抜きしてあるので軽量です。狭いところでのナットを締めたり緩めたりする作業も問題なくでき、長時間の作業でも疲れないグリップの設計になっています。全長は203mmで重さは185gです。コンパクトで価格が手頃なので、サイズ違いで揃えておくのもおすすめ。
おすすめのモンキーレンチで自分で修理
モンキーレンチには縦型のタイプや狭い場所で作業しやすい薄型で軽量なもの、多機能でレンチ以外の使い方もできるものなどがあり、今回紹介したのはどれも便利で使いやすい商品ばかりです。
1本工具箱に入っていると、何かの時に重宝します。サイズは開口部の大きさで幅広く使えるタイプを選んでもいいし、用途に合わせてサイズをしっかり測ってから合うものを探すのもいいでしょう。
軽いモンキーレンチの方が、使う時に手が疲れないので重さも購入する時にはチェックしてみてくださいね。
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