
ネックピローおすすめ7選、元CAが教えます!飛行機・バス・車での使い方も
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移動中の睡眠時間をいかに快適にすごすかで、旅の満足度は大きく変わります。
ネックピローが合わず、よく眠れずに次の日に支障をきたしてしまうなんて、もったいない!
私もLCCや高速バスを使った出張では、眠りが浅くて落ち着かない状況が続いていました。
ただ自分に合ったネックピロー(ネックレスト)に出会って使い方をマスターしてからは、快適な寝心地を手に入れることができました。
ネックピローは、移動手段や座るシートによって選び方が異なります。今回は機内を知り尽くした元CAの筆者が、ベストな選び方と使い方をご紹介します。
どんな座席?事前確認が大切
ネックピロー選びに大切なのが、利用する飛行機や高速バスのシートがどんな形状なのかという点です。
実際、いろいろなタイプがありますよね。

航空会社やバス会社の公式サイトを見れば、多くの場合、機内・車内の写真や配置図を見ることができます。
そのシチュエーションに合ったネックピローを使わないと、結局機内で邪魔になるだけだった・・・ということになりかねません。
下調べのチェックポイント
座席の下調べについて説明していきます。
①自分の座席はどこか
窓側・中央・通路側のどの席かによって、眠り方が変わります。窓側なら機内の壁にもたれてネックピローを使えることは大きなメリット。
通路側も、通行の邪魔にならない程度には脚を伸ばせます。中央の席は、一番工夫が必要です。
飛行機なら予約時のメールにある座席番号をもとに、シートマップ(座席表)から探すのが一番簡単です。LCCは値段によって座席位置が決められてしまうので、ご注意を。

②ヘッドレストの有無も大事
国際線の座席は大抵ヘッドレストが標準装備されていますが、念のため確認しておきましょう。近距離路線や国内線仕様のシートでは装備されていないこともあります。
ヘッドレストの有無によって、ネックピローの選び方や使い方が変わります。

③ヘッドレストのサイドが内側に曲がるか
ヘッドレストは有無だけでなく、実は重要なチェックポイントがあります。
サイド(耳にあたる左右の板の部分)が首を支えるように内側に曲がるかどうかで、ネックピローの使い方にも影響してきます。
下の写真のように顔の方へ折り曲げられたり、首の長さによってヘッドレストの上下位置を変えられたりするヘッドレストは疲れにくいタイプといえます。いろんな体型の人が乗ることを想定した外資系エアラインで多く見られます。

④エコノミーシートでも大丈夫
ノーマルなよくあるエコノミーシートは下写真のようなものですよね。
頭を置くところは固定され、自分で枕や毛布などで寝心地を調節する必要がある苦戦するタイプです。
しかしこうしたスタイルでも、ネックピローの使い方や選び方をマスターすればラクな姿勢で眠れます。

タイプ別、ぴったりのネックピロー7選!
それでは座席タイプとヘッドレストタイプから、ぴったりのネックピローをご紹介します。
窓側 | 中央席 | 通路側 | |
---|---|---|---|
ヘッドレストあり、サイドが曲がる | タイプA | タイプE | タイプC |
ヘッドレストのみ | タイプB | タイプF | タイプD |
タイプ別に、快適な睡眠環境を整えられるおすすめのネックピローをピックアップしました。
中身のビーズを移動させることで、U字型ネックピローのほか、四角型の枕としても使えます。ネックピローの形が簡単に変えられるように工夫された、うれしいつくりです。壁にもたれたり、首を横向きにしてもたれたりしても固定できます。
シートで眠る際、体が真っすぐなまま眠る辛さ...。さらに前の人がシートを倒してきたら、狭いスペースでほぼ身動きできない体勢になってしまうので、首がホールドされるのはうれしいかぎりです。特に壁に頼れない中央席のときに向いています。カバーは取り外して洗うことができるので、清潔に保てます。
眠る体勢に合わせて形を変えられるので、ヘッドレストのサイドがない座席でも使えます。ひねって曲げて、首と頭を同時に支えることも。多少は体勢の自由が利く通路側の席だと、より使いやすいです。一点、支え方によっては眠っているうちに首が前に倒れてしまうので、シートを倒して使うことをおすすめします。
- Twist Pillow
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Twist Pillow
- 税込み2,980円(楽天市場)
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巻き付けたり枕にしたり自在に
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輪っか状になったふんわり素材のネックピローです。枕としてだけでなく、背もたれやリストレスト、アイマスク代わりにもなります。400gと軽量なのもポイントです。
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機内で寝返りを打つけど落ち着かない→ゴソゴソ→さっきの位置に戻る→でも落ち着かなくて眠りづらい、といった経験をお持ちの方におすすめしたい商品です。自在に形を変えられ、体に巻き付けて首や頭、腕・腰などを支えられます。肌ざわりがフワフワと気持ちいい、頼りがいのあるネックピローです。
低反発ウレタンで肌触りもgood。首部分のスナップで高さや頭を支える具合を調節できます。通路側でヘッドサイドのある座席に座る方におすすめです。荷物が多い旅行でも、くるくるっとコンパクトにしまえて使い勝手がいいアイテム。洗濯もできて清潔に使えます。
- FaceCradle (フェイスクレイドル)
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lite トラベルピロー
- 税込み3,300円(楽天市場)
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うつぶせ寝などに幅広く対応
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低反発で特徴的な形状をしているネックピローです。べロア素材で心地よいさわり心地。角度調節が細かくロックもできるので、自分にあう安定したポジションを見つけられます。
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色々なタイプの座席で活用できる、オールマイティなネックピローです。テーブルの上に置いてうつぶせ寝、ストラップを座席の背もたれにかけて体ごともたれかかるなど、5通りの使い方ができます。
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飛行機・バス・車……移動手段別のポイント
【飛行機】
たいていひじ掛けの上がるシートが多いのがポイントです。
2名・3名連れの場合はひじ掛けを上げ、横に広いシートのようにすると、ゆったりした気分で眠れます。
仲間同士でもたれ合うのもラクですし、ひじ掛けの分、10㎝ほど広くなるだけで開放感がありますよ。脚を斜めに伸ばしたりと体勢の工夫もしやすくなります。
【長距離バス】
最近は個室感覚のカーテン付きシートや、ヘッドカバー付きシートも登場するなど快適化が進んでいます。
もともとシートにヘッドレストがある場合は、首固定タイプだと当たってしまい使いにくいケースがあるのでご注意ください。
【自動車】
足を座席から下ろして眠るのか、カウチシートのように足を伸ばして横になって眠るのかでも、ネックピローの使い方が変わってきます。
足を下ろして眠るならヘッドレストサイドのないときのタイプD、足を伸ばして使うならタイプCやEに合った商品を選んでみてください。
また、旅以外でも使うことを意識するなら、ビーズ入りや低反発のクッションタイプを選ぶと家でも使いやすくなります。折りたためてコンパクトになる商品を選べば、仕事場にお昼休憩用として置いておけます。
旅行中、寝顔を見せたくない人は
女子の深夜便では特に感じることですが、メイクを落とした状態で移動したいけれど、すっぴんの顔を見られたくない方もいるのではないでしょうか。そんなときは、乾燥防止とお顔隠しが同時にできる、使い捨てのホットアイマスクとフルフェイスパックが役に立ちます。
ほかにも顔用のピローがあるのでご紹介します。
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おひるねピロー
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すっぴんを隠したいうつぶせ寝派に
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マッサージに行ったときのような姿勢で眠れる、かわいいアイテムです。旅行だけではなく、自宅に帰ってからも使えます。お化粧したままの顔で突っ込んでも、メイク崩れを防げる点がメリットです。
まとめ
バリエーション豊富なネックピロー。どんなシチュエーションで使うかで、向いている商品が変わってきます。移動手段によって座席は変わるので、タイプ別にいくつか用意しておくのもおすすめです。
眠りやすい環境を整えてくれるネックピローを使って、乗り物の中でもしっかり休息をとりましょう。