Logicoolのマウスでおすすめの種類は?人気モデルを11種紹介!
パソコン周辺機器の中でも、製品による使用感に大きな違いがある「マウス」。
疲れやすいマウスを使っていると手首への負担が大きく、肩こりなどの症状の原因になってしまうことさえあります。
Logicoolはパソコン周辺機器メーカートップのひとつで、様々なラインナップのマウスが発売されており、どれも人気が高いです。
価格帯も1,000円ほどで購入出来るものから10,000円を超える高価なモデルまで様々です。
本記事では、そんなLogicoolのマウスにはどんな種類があるのか?
Logicoolのマウスではどれがおすすめなのか、実際に筆者が愛用しているモデルも紹介していきます!
目次
Logicoolマウスの選び方
Logicoolのマウスは様々な種類があり、どれを選べば良いのか分からない方も多いかと思います。
「マウス本体の形」「有線か無線か」「読み取り方式」「マウスの価格」の4項目からマウスを絞り込んでいくと良いでしょう。
また、Logicoolマウスの製品名にある「M」「MX」「G」は3種類のシリーズを表しています。
それぞれのシリーズを簡単に説明しておきます。
●Mシリーズ・・・オーソドックスなシリーズ。マウスの基本的な機能を搭載しつつも安価。
●MXシリーズ・・・Mシリーズの上位機種。高感度センサーや高速充電、本体の形状の拘りなどが秀逸。
●Gシリーズ・・・ゲーミングシリーズ。ゲームプレイに特化し、側面に配置された多数のボタンを親指で押し分けることで複雑な操作が可能に。
コストパフォーマンスを重視するのであれば「Mシリーズ」、性能を重視するのであれば「MXシリーズ」、ゲーミングマウスに特化したいのであれば「Gシリーズ」を選ぶようにすると間違いは無いでしょう。
大まかにLogicoolマウスの種類を紹介していきますので、あなたに一番合ったマウス選びの参考にしてみてください。
Logicoolのマウスにはどんな種類があるの?
Logicoolのマウスの形は大きく分けて3種類あります。
ひとつめが小さめで持ち運びもしやすく使いやすいサイズの種類。
ふたつめが大きめのフルサポートタイプの種類。
みっつめが両手利き用の種類。
また、更に上記の3種類から「有線タイプ」と「ワイヤレスタイプ」に分かれます。
「ワイヤレスタイプ」であれば、電池式のものと充電式のもの、USBレシーバーを用いるものとBluetooth接続のものと分かれます。
USBレシーバーは6台までのマウス・キーボードなどを同時接続可能な「Unifyingレシーバー」を展開しているため、複数のLogicool製ワイヤレスデバイスを使用したい方におすすめです。
更に、読み取り方式が「光学式」、「レーザー式」、「Darkfieldトラッキング式」と分かれます。
各読み取り方式を簡単に説明していきます。
●光学式・・・標準機能を備えていて普段使いに最適。
●レーザー式・・・光学式よりも高い精度を誇り光沢面や布の上でも読み取ることが出来る。
●Darkfieldトラッキング式・・・レーザー式よりも更に高い精度を誇り、ガラス面に出来た細かな傷さえ読み取ることが出来る。価格は一番高い。
また、マウスにボールが組み込まれていて、マウスを動かす必要の無い「トラックボール式」のタイプもLogicoolでは販売されています。
用途に応じて様々なタイプのマウスから選ぶことが出来ます。
ワイヤレスマウス・有線マウスのメリット・デメリット
Logicoolのマウスはラインナップが豊富で様々なタイプのマウスを選ぶことが出来ますが、その中でも個人的に外せないと感じている要素は「ワイヤレスタイプ」のマウスであること。
ワイヤレスタイプの中でも充電式のものと電池式のものとに別れますが、充電式であれば数か月、電池式のものであれば数年も電池が持ちます。
ワイヤレスタイプのマウスの大きなメリットは、何と言っても煩わしいコードが無くなること。
デメリットは充電が必要なことでしょう。
ひと昔前は使っているパソコンとBluetooth接続されるまで時間がかかってしまうワイヤレスマウスもありましたが、最近のものはパソコンを立ち上げたらすぐに接続されていて、煩わしい待ち時間を感じることは無くなっています。
有線タイプのマウスのメリットは何と言っても「高精度」であること。
安定して動作するだけでなく、入力に対するタイムラグ・入力遅延が少ないという点が魅力です。
電源がパソコンなどのデバイスから直接供給されるため、充電が必要ないこともメリットのひとつです。
有線タイプのマウスのデメリットはやはりケーブルがあることでしょう。
ケーブルが他の配線と絡まってしまったり、邪魔に感じてしまうことが多いです。
Logicoolのワイヤレスタイプは非常に電池持ちが良く、精度も非常に高いため個人的にはワイヤレスタイプのほうがおすすめです。
トラックボールだと疲れにくい?使いやすいの?
Logicoolのマウスのラインナップの中には、「トラックボール式」のタイプと通常の「光学・レーザー式」のタイプがあります。
レーザー式のマウスはLogicoolが2009年に開発した方式であり、最新のLogicoolマウスの感度は非常に素晴らしいです。
ただ、通常のレーザー式のマウスは本体を細かく動かす必要があるため、腱鞘炎になってしまったり疲労が溜まりやすいと言われています。
マウスの使い過ぎによる腱鞘炎や手の疲労などを気にかける場合、「トラックボール式」のタイプがおすすめです。
トラックボール式は慣れていないと使いにくいと感じるかもしれませんが、1か月も使用すると感覚に慣れて来て、「レーザー式」よりも精度の高いカーソル移動が出来るようになる方も多いです。
「トラックボール式」は根強いファンが多いこともあり、新製品が続々と開発されています。
私も最初は「トラックボール式は使いにくいのでは?」と思っていましたが、Logicoolのトラックボール式マウスを使用してからはレーザー式よりも精度の高いカーソル移動が出来るようになりました。
好みの問題があると思いますが、まだ体験してみたことの無い方は一度トラックボール式にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
おすすめのLogicoolのマウスを紹介
実際におすすめのLogicoolマウスを紹介していきます。
スタンダードな「Mシリーズ」上位機種の「MXシリーズ」ゲーミングマウスの「Gシリーズ」に分けておすすめLogicoolマウスを紹介していきます。
Logicoolマウス「Mシリーズ」
標準的な機能を搭載している、商品名に「M」が入ったLogicoolマウスの紹介です。
- Logicool(ロジクール)
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Logicool(ロジクール) M570T
- 税込み5,850円
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トラックボール式マウスのエントリーモデル
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Unifyingレシーバーを本体に収納が可能で、持ち運びしやすいモデルです。バッテリーは単三乾電池による電池式で、一度の電池交換で最長18か月使用出来ます。急な電池切れを予防出来る電池残量ステータスインジケーターも搭載しています。
バッテリーは単三乾電池による電池式で、一度の電池交換で最長18か月使用出来ます。急な電池切れを予防出来る電池残量ステータスインジケーターも搭載しています。
- Logicool(ロジクール)
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Logicool(ロジクール) M235
- 税込み1,650円
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シンプルでコスパの良い人気マウス
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横幅55mm×奥行39mm×高さ95mmのコンパクトなマウスで、持ち運びしやすく握る際も疲れにくいサイズです。
読み取り方式は光学式で、バッテリー方式は単三乾電池による電池式。一度の電池交換で最長12か月使用可能で、急な電池切れを予防出来る電池残量ステータスインジケーターも搭載しています。
- Logicool(ロジクール)
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Logicool(ロジクール) M590 MULTI-DEVICE Silent
- 税込み3,520円
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静かさを楽しめるマウス
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クリック音を90%を超えるノイズリダクションにより、ユーザーも周囲の人々も静かな体験が出来ます。
高性能素材で作られたフィートとラバーホイールを備え、静かな滑りとスクロールも実現。単三乾電池使用の電池式で、最大24か月使用可能。
- Logicool(ロジクール)
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Logicool(ロジクール) MX ERGO MXTB1S
- 税込み2,816円
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パソコンユーザー用の設計
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高解像度うのオプティカルセンサーはスムーズで反応の良いカーソルコントールを実現しています。
水平スクロールも可能な、薄型で持ちやすいモデルです。ワイヤレスの電池式で、最長12か月の電池寿命を実現しています。
- Logicool(ロジクール)
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Logicool(ロジクール) M350
- 税込み2,780円
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静かなクリックとスクロールが可能なマウス
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モダンでスリムな外見で、自然なフィット感のあるマウスです。
幅の広いラバースクロールと、ノイズ軽減90%のクリック音によりとても静音性の高いマウスとなっています。ワイヤレスタイプの電池式で、単三電池1本で最長18か月使用可能です。
Logicoolマウス「MXシリーズ」
商品名に「MX」が入った、上位機種MXシリーズのLogicoolマウスの紹介です。
- Logicool(ロジクール)
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Logicool(ロジクール) MX ERGO MXTB1S
- 税込み12,400円
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ハイグレードのワイヤレストラックボール式マウス
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マウスの傾きを最大20°右側へ傾けることが可能。
高性能なホイールで、縦スクロールはもちろんのこと、ミドルクリックや水平スクロールも可能です。Unifyingレシーバーによる接続とBluetooth接続の両方にも対応しています。
- Logicool(ロジクール)
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Logicool(ロジクール) MX Master
- 税込み14,250円
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どんな表面でも正確にトラッキング
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人の手によって成形された形状で快適な使用感をサポート。
適切に配置されたボタン、ホイールによる細かい動作制御、滑らかな動きを実現しています。ワイヤレス式・充電式で、バッテリー残量を知らせてくれるインジケーターも搭載。
- Logicool(ロジクール)
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Logicool(ロジクール) MX Vertical MXV1s
- 税込み10,870円
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エルゴノミクスとパフォーマンスの融合
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57°の傾斜角度が手首への負担を減らしてくれます。
専用のカーソル速度切り替えによる高度なオプティカルトラッキングが手の動きを1/4に低減し、筋肉と手の疲れを緩和してくれます。1分間の充電で3時間、フル充電で最長4ヶ月使用可能。
Logicoolマウス「Gシリーズ」
商品名に「G」が入った、ゲーミング専用Logicoolマウスの紹介です。
- Logicool(ロジクール)
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Logicool(ロジクール) G300SR
- 税込み2,690円
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ゲーミングマウスのエントリーモデル
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有線・光学式のゲーミングマウスです。
9個のプログラム可能なボタン、3つのプロファイルを保存できるオンボードメモリ、左右対称でコンパクトな形状が特徴的なエントリーモデルとなります。長時間のゲームプレイにも最適です。
- Logicool(ロジクール)
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Logicool(ロジクール) G502WL ゲーミングマウス
- 税込み20,130円
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ハイグレードのゲーミングマウス
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eスポーツのプロフェッショナルに信頼されるLIGHTSPEED ワイヤレステクノロジーを搭載した、超高速かつ信頼性の高いゲーミングパフォーマンスを実現したマウス。
次世代のオプティカルセンサーがゼロスムージング、ゼロフィルタリング、ゼロアクセラレーションも実現します。
- Logicool(ロジクール)
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Logicool(ロジクール) G-PPD-002WL PROワイヤレスゲーミングマウス
- 税込み20,020円
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eスポーツプロ選手向けの究極のゲーミングマウス
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50人を超えるプロプレイヤーとLogicoolが協力して誕生したマウスです。
ロジクール史上最高精度を誇るゲーミングセンサー、LIGHTSPEEDワイヤレス、超軽量設計、6個のプログラム可能なボタンなどを搭載したハイグレードなゲーミングマウスです。
Logicoolのマウス「MX ERGO」を愛用してます
実際に筆者は、LogicoolのマウスのMXシリーズである「MX ERGO」を愛用しています。
1度、完全に私の過失で壊してしまったことがあるので、今使っているMX ERGOは2台目です。
初めてのトラックボールタイプのマウスだったので、購入してから1か月ほどはなかなか慣れずに使いこなすことが出来ませんでした…。
それでも使ううちに慣れて来て、今はこのマウス以外でパソコンを使うことは考えられないほど気に入っています。
とにかく反応の精度が良く、トラックボールでマウスポインタの移動する速度も専用のアプリで簡単に設定することが出来ます。
大体週に1回ほど、トラックボールを外して綿棒で内部のホコリを取ってメンテナンスしていますが、丸2年ほど使用していて全く不具合が起きたことはありません。
口コミでも高評価が多く、私自身もおすすめ出来ると感じているマウスです。
Mac High Sierra 10.13.6環境で利用しています。主にillsutratorやPhotoshopで作業するのに利用しています。いままでケンジントン製の大玉タイプをつかっていてトラックボールは大玉でなければだめだと強く思って何年も大玉タイプを愛用してきました。今回マシンのOSをアップデートしたことで大玉タイプがいくつかのアプリで反応しない状況になってしまい、泣く泣く他の商品へとなってわけです。いままでつかったことない親指タイプ。M570をちょっとさわらせてもらったときは使いづらい印象があったのですが、Amazonやブログなどであまりにもこの商品の評判がよかったので、何となくではありますが良い気がして購入するにいたりました。早速つかってみてあまりの使いやすさに感動しました。【良いところ】・とにかくつかれない20度の角度に調整できるのがすばらしい。ボールが上にきて手を机につけていられるので力まず軽い操作ができるのでつかれない。長時間作業しても肩こりがおきないのが本当にたすかります・力まないので性格にコントロールできるこれは正直おどろいたのですが、使い始めて数分で何の違和感もなくつかえたことです。大玉のときは最初の一週間くらいは操作がうまくいかないストレスとの戦いだったのですが、あれはなんだったのかというくらいすんなり操作になれました。これは苦労を覚悟していたので拍子抜けしたくらいです。要因は力まないで操作できる姿勢というかポジションなのだと思います。クリエイティブの細かい作業全く問題なしです!・適度な重量感で安定しているM570に比べると適度に重量がましていて安定感が抜群です。持っていてもずれることはほとんどなく不安定さからくるストレスが一切ないのもポイント高めです【残念なところ】・Macのhigh sierraの環境だと横スクロールのアクションがどのボタンに割り振っても反応しません。これは正直すごく残念…。ただソフトの問題だと思うのでバージョンアップに期待したいですね。【総合的に】上述の他に、さわった感触、無線の感度、高速充電。その他にも素晴らしい点が沢山あります。値段が高いというのはありますが、逆にこの品質でこの価格はすばらしいと思いました。いままで親指タイプを嫌い、人差し指タイプをひたすら使っていましたが、今回考えがかわりました。疲労度が人差し指の大玉タイプにくらべて比べものにならないくらい少なくてすむのが本当に大きいです。加えてこの操作感。もう人差し指のタイプにはたぶん戻れないと思いました。
当方5年くらいM950を使用しており、同じメーカーから出た新型のトラックボールということで以前から気になっていたこの製品を思い切って購入いたしました。 まずマウスから違和感なく移行できるかというのが大きな不安点でしたが、自分は触った瞬間から不思議なくらい違和感なく操作できました。人によって時間の差はあれど、ずっとマウスを使っていたという人でも比較的すんなり移行できると思います。使い始めて1週間もするとむしろマウスよりも正確なカーソル操作ができるようになりました。 マウスと比べて何が良いかと言えば、何より本体を動かさずにカーソル操作ができる点にあります。指先だけでPC画面を自在に操作している感覚は爽快です。手や腕を動かす必要がないので肉体的にも圧倒的に楽です。自分の好きな位置や角度に置いて操作できます。設置場所やスペースを求めない点もトラックボールならではの良い部分だと思います。 本体はグレーで統一されておりカッコいいです。形の異様さも相成ってひと目で安いマウスではないことが伝わります。本体の曲面は手に馴染みます。表面は薄いラバーのようなコーティングになっており、ずっと触っていたくなる感覚です。ただ本体はかなり大きいので、手の小さい方や女性の方には各種ボタンが遠く感じて使いづらいかもしれません。ここらへんは実機を触って確認して購入したほうが良いかもしれません。 裏面には金属板がつけられていてけっこうな重量があります。操作時にはそれが安定性に繫がっていてとても良いのですが、持ち運びにはあまり向かないかもしれません。ちなみに金属板を支点に本体を0°と20°に傾けることができます。操作感的には20°の方が圧倒的に楽で、恐らく使用者のほとんどが20°で使っていそうですが、0°になると普通のマウスっぽく持つことができるので、マウスから移行したばかりでまだ馴染めないという人や、この製品と普通のマウスを頻繁に持ち替えて使用する必要のある環境の人などには良いかもしれません。 この製品の最大の強みは「Flow」が使えることです。これはMXシリーズ共通の機能で、2台のPC間をマルチモニタのように自在に行き来できるという画期的な機能で、何よりすごいのがファイルのコピペなどもPC間でやりとりできることです。この機能とトラックボールの相性が圧倒的に良いのです。通常のマウスであれば2台のPCのモニタの端から端までカーソル移行しようと思うと本体を大きく移動させる必要がありますが、Ergoならばボールを転がすだけで行き来できるのです。Ergoを握って目線を動かすだけで2台のPCを自在に操作できる。この快適さは本当に病みつきになるレベルで、これだけでもこの製品を買ってよかったなと思います。 Logicool製品のもうひとつの強みは公式のソフトウエアによる拡張性です。この製品は「Logicool Options」というフリーソフトで操作のカスタマイズが行えます。ここでは各ボタンの割り当ての変更はもちろん、ジェスチャといって特定のボタンを押しながらトラックボールを動かした時の操作を設定したり、さらにアプリごとに別々のボタン割り当てを設定できるので、設定を煮詰めていけば快適性をさらに高めることができると思います。ちなみに自分はジェスチャに標準の戻るボタン+ボール操作でスクロールを割り当てています。これが死ぬほど快適で、指先の加減だけで1行単位のスクロールから一気にボールを転がしてLogicoolのフリーホイールのように高速スクロールを行うことも可能です。 基本的に大満足のマウスなのですが、唯一の弱点がボールの着脱がし辛いことです。ボールの滑りは使用しているうちに悪くなるので、快適な操作性を保つにはだいたい1~2週間に1回は掃除する必要があります。ですがこの製品でボールを外そうとすると、重たい本体を裏返し、思い金属板を外し、さらにボールを外す穴が小さいので鉛筆くらいの太さの棒を突っ込んでボールを外す必要があります。慣れれば何てこともなくボールを外してから掃除するまでの一連の動作を30秒くらいでこなせるようになるので、普段のこのマウスで得られるPC操作の快適さと天秤にかければこの程度の手間はまったく気にならないのですが、先代モデルのM570はワンタッチでボールの着脱ができたので、次期モデルではもう少し容易にボールの着脱を行える仕様になって欲しいなと思います。 ただ総評としては素晴らしい完成度の製品です。優れた質感、圧倒的に快適な操作性、ソフトウエアによる拡張性。「一度触れたら、もう手放せない」という公式HPの謳い文句の通りになってしまっています。弱点といえば快適すぎて他のマウスが使えなくなるので自宅用、職場用、持ち運び用といくつも購入したくなる衝動に駆られる中毒性があるということくらいですかね。いずれにせよこれまでずっとマウスを使用していたという人にも自信を持っておすすめできる名機だと思います。
実際に確認してもらえると分かるかと思いますが、ほとんどの方が長文でMX ERGOを高評価している口コミが多いです。
本当に手首が疲れにくくなりましたし、もしトラックボールに興味を持たれている方であれば是非Logicoolのハイエンドマウス・MX ERGOを使ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
Logicoolのマウス限定でおすすめのマウスや種類の違い、用途別の選び方などについて紹介して来ました。
周辺機器メーカーのトップのひとつとして、幅広いニーズに応えることの出来るラインナップとなっています。
エントリーモデルであれば価格も非常に良心的で、Logicoolのサポートの評判も高いです。
本記事の内容を参考に、あなたのパソコンライフが更に快適になることを祈っています。
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