
【プロ監修】収納付きスツールおすすめ5選 おしゃれで便利な商品紹介
スツールとは背もたれが無い椅子のこと。デザインがおしゃれなものも多いスツールですが、小物等も入れられるタイプだと、椅子としての機能だけではなく収納もできてさらに便利ですよね。
そこで今回は、プロの整理収納アドバイザーである小川奈々さんに、収納付きタイプのスツールの選び方と、プロおすすめの商品を伺いました。
プロと編集部がそれぞれ選んだおすすめ商品もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
スツールに収納ができると便利

家の中の色々な場所で使われるスツールは、折りたたみタイプやキャスター付き、脚付きなどラインナップも豊富です。
収納付き以外のおしゃれなスツールについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみて下さいね。
収納付きスツールの場合は箱型のデザインが多く、椅子の座面がフタとして開閉できるようになっているものがほとんどです。椅子の中に収納できてしまうので中身が隠せるし、子供のおもちゃや雑誌などちょっとしたものをすぐに片付けられるのはとっても便利。
特に収納スペースが足りなくて困っている方に、おしゃれな収納スツールはインテリア兼小物入れとして重宝するのでおすすめです。
収納スツールとオットマンの違いは?

箱型の収納スツールとよく似たアイテムに、「オットマン」があります。ホテルの部屋のソファの前などに、小さな椅子のようなものが置いてあるのを、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
オットマンは「フットスツール」とも呼ばれ、その名の通り足を上げてくつろぐときに使う家具。見た目は収納スツールとよく似ていますが、直接座る「椅子」として作られたスツールとはもともとの用途が違うのです。
収納のスツール選びのポイント
収納スツールを選ぶ上で重要なポイントは、「サイズ・重さ」「形状」「デザインや素材感」の3つです。
小川さんは、購入前に使う時のシチュエーションをイメージすることが重要だと言います。

小川 奈々さんのアドバイス
どんな時に、どんな風に使いたいのか、シチュエーションをイメージする事が、スツール選びのポイントになります。例えば、家の中のいろいろな場所で使うことが想定される場合は、持ち運びやすいように軽めのモノがいいかも知れません。来客時だけの使用がメインであれば、折り畳めた方がいいですよね。そんな風に、自分にとって譲れない機能は何なのか、よく考えてから購入しましょう。
それでは、それぞれのポイント別に解説していきます。
①サイズ・重さ|固定するか、移動させて使うか

収納スツールを選ぶポイントの一つ目はサイズ・重さ。リビングに固定して置くのでなるべく大きなものがいい、場所を変えて使用するので、できるだけ小さく軽めのものがいいなど、用途に合ったサイズ・重さの目途をつけておくことが大切です。
もし収納したいものがすでに決まっているなら、それに合うサイズを優先しましょう。収納したいものは決まっていないけれど、置きたい場所は決まっているなら、座り心地の良い高さや周りのインテリアに合うサイズ感を重視して選ぶと良いですね。
②形状|フタの開閉など収納部の使い勝手は大切
収納スツール選びのポイント二つ目は形状。
収納スツールが他の家具と違うのは、スツールと収納の二役を担っていること。そのため、スツールとしてのデザインを優先するあまりフタの開閉がしにくいなんていうことも有り得ます。
頻繁に開け閉めしないというなら別ですが、こまめに収納を入れ替えるつもりであれば、フタの開き方や収納部の使い勝手はよくチェックしておくべきでしょう。
また、フタや収納部分だけでなく、全体の形状も大事。収納スツールは大抵、据え置き型が多いものですが、小川さんのアドバイスでもあったように、来客時、お客さんのための椅子兼、荷物を入れられるように使用したいというのであれば、折りたたみ式なども便利でしょう。
③デザインや素材感|自宅の家具のカラーと系統を合わせよう

最後のポイントはデザインと素材感です。収納スツールはダイニングテーブルやソファほど存在感のある家具ではありませんが、やはり視界に入るもの。
お客様を座らせるという用途で購入を考えているなら尚のこと、おしゃれなデザインにはこだわりたいですよね。
また、椅子として直接触れ合う家具である収納スツールの場合、カラーも重要です。可能であれば手持ちの家具に近いカラーをチョイスして、インテリアの雰囲気を合わせるとおしゃれにまとまりますよ。
見つからない場合はDIYも
お部屋のインテリアに合うおしゃれな収納スツールが見つからない場合には、自分でDIYするのも一つの手です。
例えば、カラーボックスや木箱にフタをつけ、その上にクッションや低反発枕を取り付ければ収納スツールの完成です。簡単に動かせるようにしたい人は、下にキャスターをつけるのも良いでしょう。
できるだけ手間をかけたくない人は、カラーボックスを横にし、クッションなどを敷いて座面を作れば発想の転換であっという間にスツールに。元がカラーボックスなので、たっぷり収納できて便利です。
監修者イチオシ!おすすめの収納スツール
ここからは、おすすめの収納スツールをご紹介していきます。
まずは、プロの整理収納アドバイザーである小川 奈々さんイチオシの商品です。

小川 奈々さんのコメント
丈夫なオーク材を使用した、子供から大人まで使いやすいスツールです。収納部分の有効内寸は、幅33×奥行22.2×高さ10.2cm。底面積はA4サイズよりやや大きく、高さは小物が埋もれずに収納しやすい寸法です。座面には窪みが付いていて、靴下を履いたりちょっとした作業の時に、気軽に腰を掛けやすい感じがいいですね。座面はグレー、ブルー、アイボリーの3色から選べます。
おすすめの収納スツール4選
次に、編集部が選んだおしゃれで機能的なおすすめ収納スツールをご紹介します。
- 不二貿易
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ボックススツール
- 税込2,420円
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折りたたみ可能な収納スツール
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折りたためば厚さ9cmのスペースに収納できるスツール。本体2.8kgと軽くて持ち運びしやすい。
折りたたみできる収納スツールは、子供部屋や急な来客などに重宝します。カラーも豊富なのでインテリアに合わせやすく、「安い&かわいい」が揃ったおすすめ収納スツール。

小川 奈々さんのコメント
子供の雑多なモノを入れるのに重宝しそうなスツールです。最近はリビングで子どもが勉強する家庭も多いですので、宿題をしてご飯前には各自のスツールに教材などをお片付け。そのまま椅子として使えばご飯も食べられますし、続きの勉強をする時にも準備が簡単!いつもスッキリしたダイニングをキープ出来そうです。片付けの習慣も付きやすそうですし、親も「片付けて」と怒らずに済みそうですね。
収納スツールの中でも人気の脚付きタイプ。落ち着いた木製の脚がインテリアにおしゃれ感をプラスしてくれそう。使い勝手の良いサイズも魅力です。

小川 奈々さんのアドバイス
重さがしっかりとあるので、移動させて使うというよりも、定位置を決めてどっしりと置いてあげるのが似合いそうなスツールです。リビングにキャビネットなど置きにくいお宅には特に良いでしょう。収納家具を置かずとも、膝掛けや文房具などの日常品がたっぷりと収納できます。
なかなかお目にかかれない引き出し収納付きのスツール。こちらは上部にも収納できるタイプなので、細かいものをごちゃつかずに整理することができます。

小川 奈々さんのアドバイス
スツールに引き出しという斬新なアイデア!収納空間は上下に2分割されるので、小物などの高さが浅いモノを収納するのにもピッタリです。帰宅して鞄の中身を入れるのにも便利かも。使った鞄は空にしてちゃんと休ませ、クローゼットに戻す事が理想です。
- LifeFair
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収納スツール 二人掛け
- 税込3,650円
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二人掛け収納スツール
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合皮製なので水や汚れに強くお手入れ簡単。安心の耐荷重200kg、大容量約100L収納可能。
レザー調の重厚なデザインがかっこいい収納スツール。ベンチタイプですが奥行きはスリムなのでそこまで場所をとらずインテリアの邪魔になりません。簡易ソファ代わりにもぴったりです。
まとめ
小物の整理に便利な収納スツールについて、おすすめ商品をご紹介しました。一つあると使い勝手の良い収納スツール、ぜひこちらの記事を参考にお気に入りを探してみて下さいね。
※商品の価格は2022年6月時点のAmazon価格です。