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iPadでWord(ワード)を使う方法 インストールから操作方法、注意点まで

Moovoo編集部
最終更新日: 2024-11-21

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iPadで文章作成ソフトのWord(ワード)が使えたら、外出先でも仕事や学習を効率的に行えます。iPad向けのWordには、アプリ版とブラウザ版の2つがあり、使い勝手の違いなどもあるため、確認してから導入するのをおすすめします。

この記事では、iPadで使えるWordのアプリ版を使う方法と、ブラウザ版を使う方法をそれぞれ解説します。

また、iPadでWordを使うときの注意点もあわせて紹介。iPadをビジネスや学習に使う方はぜひ参考にしてください。


▼ iPadの役立つ情報を紹介

iPadでWord(ワード)を使う方法は2つ

iPadでWordを使う方法は、「アプリ版」と「ブラウザ版」の大きく分けて2つあります。

アプリ版の「Microsoft Word」を使う

App Storeのワードアプリの画像

まずは、iPadにワードアプリをインストールする方法から順番に解説します。

他のアプリと同じように、App Storeにアクセスしてインストールしてください。

インストールが終了したらアプリを起動します。初回起動時にライセンス認証を求められるので、Microsoftアカウントでサインインします。

アカウントがない場合は、無料で作成することもできます。

ブラウザ版の「Word for the web」を使う

ブラウザからWordを使いたい場合は、下記URLにアクセスし、「無料でWordの使用を開始する」をタップしましょう。

アプリ版と同様にライセンス認証が求められるので、Microsoftアカウントへサインインします。

iPadアプリ版Wordの操作方法

iPadアプリ版のWordは、下記画像のような配置になっています。

iPad用ワードアプリの初期状態の画像

書類作成画面はデスクトップ版と同じくタブごとに機能が分かれている仕様で、PCでWordに使い慣れているユーザーなら違和感なく使えると思います。

PC版に無い機能として、線画のタブがある点が特徴です。

iPad用ワードアプリの編集画面の画像

線画は、タッチ操作で手描きができる機能です。スタイラスペンを使えば手書き文字の上に手書きのメモを重ねることができます。

iPadならではの利点だと言えるでしょう。

iPad用ワードアプリで線画機能を使った動画

また、編集しながらiPadで撮影した画像を挿入することもできるので、PCに共有する手間がかからないメリットがあります。

ブラウザ版Wordの操作方法と注意点

ブラウザ版Wordの操作方法も、基本的にアプリ版と同様です。デスクトップ版でWord操作に慣れている方なら特に支障はないでしょう。

ただし、ブラウザ版のWordは下記の注意点があります。

  • iPadに最適化されているわけではないため、アプリ版に比べると使いにくく感じる可能性がある
  • ブラウザ上で動作するため、オフラインでは使えない
  • 回線速度によっては作業に影響がでる可能性がある
  • ファイルの保存先は「Microsoft OneDrive」のみ

iPadからWordファイルを共有・印刷する方法

iPadで編集したWordファイルを共有・印刷する方法を解説します。

OneDriveにアップロードする

iPadで編集したWordファイルは、OneDriveにアップロードすることで他の端末と共有できます。

ブラウザ版ではOneDrive上で編集を行うため、共有のために別途操作する必要はありません。

USBにエクスポートする方法

iPad上で編集したデータをオフライン環境でやり取りする場合は、USBメモリを使う必要があります。

iPad用ワードアプリの画像

まずは、iPadで作成したデータをWordファイルで保存して、「エクスポート」を選択します。

ワードでファイルをエクスポートする画像

出力するファイルをPDFにすれば、どこでも印刷可能となります。

あとはUSBメモリに保存して他のPCやiPadに保存したり、コンビニのマルチコピー機に差し込めば印刷可能です。

iPadで使えるUSBメモリをご紹介します。

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  • Appleの正規ライセンス取得製品なので安心!専用アプリで楽にデータを移動できます。コネクタが回転するので、iPadやiPhoneの保護ケースを付けたままでも使用できて邪魔になりません。

AirPrintで印刷する方法

AirPrintを使えば、PCを仲介せず、直接プリンターと接続して印刷することができます。

iPadのWordアプリの「印刷」タブに「AirPrint」という項目があります。

ワードアプリのAirPrintの項目の写真

AirPrint対応プリンタにWi-Fiで接続すれば、そのまま印刷できます。

AirPrint対応機種の一覧が公式サイトでアナウンスされていますので、購入前の確認にお役立てください。

iPadでWordを使うときの注意点

iPadでWordを使う際には、注意すべき点がいくつかあります。

無料アカウントは機能や用途が制限される

無料アカウントでアプリ版Wordやブラウザ版Wordを使う場合、次の機能や用途が制限されます。

  • 編集できる端末が制限される
  • 一部機能が制限される
  • 商用利用してはいけない

<編集できる端末が制限される>
まず、iPad版のWordアプリを使って無料で編集作業ができるのは10.1インチ以下のiPadまでです。

これは、Wordアプリだけでなく、アプリ版のMicrosoft Officeソフト共通の仕様です。10.1インチより大きいタブレットで利用できるのは、無料版では閲覧のみとなっています。

ワードをOffice365アップグレードする画像

<一部機能が制限される>
無料版では、端末と同じく、一部の機能も制限されます。10.1インチ以下のiPadでも、すべての機能を使えるわけではありません。

例えば、文字装飾自体はできるものの色の選択肢が少ない、フォントが少ない、テンプレートが少ない、といった制限がかかります。

商用利用してはいけない
Wordをはじめ、MicrosoftのOfficeアプリは部分的に無料で利用することができます。しかし、無料で利用できるのは個人使用の範囲内、と利用規約で定められている点に注意が必要です。

端末や機能、商用利用権などの制限を解除するには、Microsoftアカウントを有料アカウントへアップグレード(Microsoft 365のサブスクリプション契約)する必要があります。

デスクトップ版と挙動や見た目が異なる場合がある

iPadでWordを使う際には、デスクトップ版とデザイン面で異なる場合がある点にも気を付けておきましょう。

フォントが置き換わる、インデントや図表の見え方が異なる、といった理由から、アプリ版やブラウザ版で編集したWordファイルをそのまま印刷・出力などすると、レイアウトが崩れる可能性があります。

デザインを保つ必要のある書類をiPadで編集する場合は、PCなど他の端末でもプレビューすることをおすすめします。

最新iPadシリーズをチェック

女性顔イラスト(検証コメント用)

Moovoo編集部

iPadシリーズの最新5機種について紹介します。

① iPad Pro 13インチモデル Apple M4チップ搭載(第7世代 2024年モデル)

iPad Pro 13インチモデル

M4チップを搭載し、従来モデルからCPU性能が大幅アップ、軽量化も実現
2022年に登場した第6世代のiPad Pro(12.9インチ)から、性能を大幅に向上させつつ、薄さと軽量化を実現。

M4チップを搭載し、AppleによるとCPU性能はM2チップに比べて1.5倍高速化し、レンダリング性能は4倍高速化しているとのこと。これまでよりもパワフルにクリエイティブシーンで活躍することでしょう。

また、ディスプレイは従来の液晶から有機ELへと進化し、本体の厚さが6.4mmあった第6世代から5.1mmへと薄くなっています。同時に、Wi-Fiモデル・セルラーモデルそれぞれ100g以上軽量化し、使い勝手の良さもアップしています。

② iPad Pro 11インチモデル Apple M4チップ搭載(第5世代 2024年モデル)

iPad Pro 11インチモデル

パワフルなM4チップと高精細な有機ELディスプレイをコンパクトに持ち歩く
より扱いやすいサイズ感でiPad Proの最高レベルの性能を求めるなら、11インチがおすすめです。コスパの面でも20万円を超える13インチに比べ、16万円台から手に入ります。

第4世代のiPad Pro 11インチに比べ、本体が0.6mm薄くなり、さらにわずかですが軽量化しています。M2チップからM4チップへと内蔵チップが進化し、処理速度が大幅にアップしながら、使い勝手の良さは損なっていません。

また、ディスプレイが有機ELに進化したことで、ピーク輝度が1,600ニトに向上(HDRコンテンツのみ)。高精細な映像をより明るく楽しむことができます。

③ Apple iPad Air Apple M2チップ搭載(第6世代 2024年モデル)

Apple iPad Air

M2チップ搭載でパフォーマンスアップ
2024年5月に発売された新型iPad Airは、11インチと13インチの2つのサイズがあり、どちらも高解像度ディスプレイを搭載しています。

M2チップを搭載し、パフォーマンスが向上し、ストレージ容量も最大1TBまで選べるようになりました。Apple Pencil Proに対応し、クリエイティブな作業や高性能なアプリケーションの利用に最適。

また、電源ボタンにTouch IDを内蔵し、スムーズな指紋認証も可能です。

④ Apple iPad(第10世代 2022年モデル)

Apple iPad

ポップな4つのカラー、1,200万画素カメラによる4Kビデオ撮影に対応
ホームボタンのないオールスクリーンタイプへと進化し、画面サイズが第9世代から0.7インチ拡大。チップはA14 Bionicを搭載しています。

本体カラーはポップな4色展開で使うのが楽しくなるデザインです。

専用のMagic Keyboard Folioが新たに登場。キーボードとトラックパッドを使えば、クリエイティブな作業がよりしやすくなります。

⑤ Apple iPad mini(第7世代 2024年モデル)

Apple iPad mini

A17 Proチップを搭載、スマートなポータブルタブレット
片手で持てるコンパクトサイズの本体に、最大輝度500ニト、8.3インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載。重さは約300g、厚さは6.3mmと薄く、タブレットを持ち運びしたい方にぴったりな1台。

Apple Pencil Proに対応し、1200万画素の広角カメラを搭載。4Kビデオの撮影も可能です。コンテンツを手軽に楽しむだけでなく、ゲーミングやクリエイティブシーンにも活躍します。

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