
iPadをサブディスプレイにしてみた(Mac/Windows対応)
iPadはプライベートのみならずビジネスシーンでも多く見かけるようになりました。
iPadを持つ多くの人は、使用するシーンによってPCとiPadを使い分けているのではないでしょうか?
いや、待ってください!それだけでは勿体無い!
せっかくPCとiPadを持っているのであれば、iPadをサブディスプレイとして最大限に有効活用してみませんか?
そこで今回は、iPadをMacとWindows両方のPCのサブディスプレイとして活用する方法を紹介します。画面を2つにして、作業効率を向上させていきましょう。
この記事では2022年10月発売の最新iPadなどの情報も掲載しています。
目次
サブディスプレイとは何か?
サブディスプレイとは、パソコン1台で複数のディスプレイ(画面)を併用するマルチディスプレイ用のディスプレイのことです。
パソコン画面が同時に複数台並んでいる光景を一度は見たことが有るでしょう。表示装置の中心として用いられるディスプレイをメインディスプレイ、その隣や上などに置かれているディスプレイをサブディスプレイと言います。
ノートパソコンの場合は、本体がメインディスプレイ、モニターがサブディスプレイです。
デスクトップパソコンの場合は、メインディスプレイとサブディスプレイはユーザーの好みで設定できます。ディスプレイを二台にした場合に、左側をメインにしても良し、右側をメインにしても良しといった感じです。

iPadをサブディスプレイとして使うメリット・デメリット
メリット
iPadをサブディスプレイ化すると、画面が広くなること以外にどんな良いことがあるのでしょうか?
1. 作業効率アップ
モニター画面の広さは、作業効率に影響します。
パソコンで作業すると、色々なページを頻繁に行き来する必要がありますよね。
サブディスプレイを用いればページを頻繁に行き来する必要がなくなるので、押し間違いも激減!更にモニターが複数あることから、違う作業を同時並行できるので仕事が進みやすいのです。
2. ストレス軽減
1つの画面しかないと、複数のファイルを開こうとしても表示の切り替えをしなければなりません。
いちいちファイルを開いては閉じ…開いては閉じ…と繰り返すのはストレスになりますよね。編集中のファイルを誤って消してしまって、もう一度やり直し…みたいなミスも起こります。
そんなストレスも、サブディスプレイを使えばサヨナラすることができます。
3. 持ち運びが便利
通常マルチディスプレイは、自宅やオフィスなど移動しない場所ですることが多いですが、iPadだと軽くて持ち運びが便利なので、作業する場所を選びません。
カフェや外出先でも気軽にマルチディスプレイで作業できるのは、iPadをサブディスプレイ化することで得られる大きなメリットです。
デメリット
画面が見やすくなることで作業の効率化が期待できる一方、PCとの画面特有の問題や操作といったデメリットもあります。
1. 動作が遅くなる
iPadをメインディスプレイのPCと繋げた後は、主にPCの方のカーソルで基本的な操作を行います。iPadを指で拡大縮小などの操作をすることも可能ですが、遅延が発生することがあります。ですが、作業に大幅に支障が出るほどではないのでご安心ください。
2. 細かい表示には向いていない
iPadがPCの画面より小さい場合、エクセルで表を作成したりページを縮小するなどといった細かい表示には向いていません。
細かい作業をする時はPCをメインに使い、資料など見るだけのページをiPadにするなど使い分けた方がいいでしょう。
サブディスプレイにする設定方法

iPadをサブディスプレイ化するには、いくつか方法があります。
<Mac>
MacユーザーにはmacOS CatalinaとiPadOS 13から搭載された標準機能「Sidecar」を使う方法と、サードパーティーアプリの「Duet Display」がオススメです。
<Windows>
Windowsユーザーには、サードパーティーアプリの「Duet Display」または「Yam Display」がオススメです。
実際にMacとWindowsの両方のPCで、iPadをサブディスプレイ化してみました。設定方法や操作方法も併せて見ていきましょう。
サブディスプレイ化に便利なグッズ!
iPadをサブディスプレイ化する人が増えるなか、便利なグッズも話題になっています。
iPadをサブディスプレイとして使う時におすすめなのが「Ten One Design」から発売されている「Ten One Design Mountie+ TEN-OT-000004」です!
ノートPCの画面に簡単にiPadを装着可能。固定した状態でiPadを充電することもできる優れものです。
実際にiPadをサブディスプレイ化してみた!
MacとWindowsの両方のPCで、実際にiPadをサブディスプレイ化してみました。
お使いのPCに合ったやり方をお試しください!
今回使用したiPadはこちら!
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Apple iPad (第7世代, 10.2インチ, Wi-Fi, 32GB) - ゴールド
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趣味用・サブディスプレイ用ならコレ!動作もサクサク!
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電子書籍やブラウジングをするのであれば十分なスペックです。中古品であればもっと安く買えるのでオススメです。
【Mac】macOS Catalinaの新機能「Sidecar」

2019年10月にAppleからリリースされた「macOS Catalina」に搭載された「Sidecar」を使えば、Macのデスクトップを拡張またはミラーリングするディスプレイとしてiPadを活用できます。
このSidecarを利用するためには、iPadOS 13がインストールされたiPadと、macOS Catalinaに対応したMacの両方が必要です。
インストールされていても対応機種に該当していないと使用できないので注意してください。
手順1: MacとiPadをお互い同じApple IDでサインイン、お互い同じWi-Fiで接続
「Sidecar」を使うには、事前にMacとiPadで同じApple IDと同じWi-Fiに接続する必要があります。
Apple IDの確認方法
Mac: Apple メニュー >「システム環境設定」の順に選択し、「iCloud」をクリック
iPad: ホーム画面 >「設定」>「Apple ID」をタップ
手順2: メニューバーのAirPlayボタンをタップして自分のiPadを選択

メニューバーにあるAirPlayボタンをタップして、自分のiPadを選択すれば完了です。
万が一MacのメニューバーにAirPlayのアイコンが表示されない場合は、
Apple メニュー >「システム環境設定」の順に選択し、「ディスプレイ」から「使用可能な場合はメニューバーにミラーリングオプションを表示」のチェックマークをオンにしてみてください。

【Mac】無料で利用可能。ミラーリングにも対応「Yam Display Free」
アプリにお金をかけるのは嫌…という方にオススメなアプリが「Yam Display Free」です。
「Yam Display」にも有料版と無料版がありますが、無料版でも十分使うことができます。7分に1回有料版の購入推奨画面が表示されますが、それ以外には煩わしい広告表示もなく快適に操作できます。
手順1: iPadに「Yam Display Free」をインストール

最初にApple StoreからiPadに「Yam Display Free」をインストールします。
手順2: PCに「Yam Display」をインストール

お使いのPCにも「Yam Display」のソフト(無料)をインストールする必要があります。
公式ホームページの真ん中をクリックし、インストールを開始します。
手順3: PCとiPadを接続

アプリのインストールが終了後、Macを再起動します。
その後iPadの「Yam Display Free」アプリを立ち上げるとこのような画面になります。
あとはiPadの充電ケーブルとPCと繋げば、自動でサブディスプレイとしてPC画面が表示されるようになります。

※ミラーリングのやり方

Yam Displayはサブディスプレイのみならず、ミラーリングにも対応しています。
やり方はとても簡単です。MacとiPadを接続してサブディスプレイ化した後、Macのメニューバーアイコンから「ミラーリング」を選択するだけ。

ミラーリングの完了です。MacとiPadで同じ画面を表示できます。
※注意点

7分経過するとこのような画面が現れますが、「後で」をクリックすると引き続き使うことができます。
これ以外には煩わしい広告はないので、非常に快適に使えるでしょう。
【Mac】【Windows】Wi-Fiも有線も対応「Duet Display」
「Sidecar」に対応していないMacやiPadをお持ちの方やWindowsPCをお使いの方にオススメなアプリが「Duet Display」です。
元Apple社のエンジニアが開発した「Duet Display」は、iPadの充電ケーブルだけでなくWi-Fiでも簡単にPCに接続することができます。
価格は1,220円と少々高めではありますが、新しいディスプレイが手に入ることを考慮すれば非常に価値のあるアプリです。
手順1: iPadに「Duet Display」をインストール

まずはApple StoreからiPadに「Duet Display」をインストールしましょう。
iPadにインストールする時のみ、1,220円がかかります。
手順2: PCに「Duet Display」をインストール

お使いのPCにも「Duet Display」のソフト(無料)をインストールする必要があります。
公式ホームページの右上からMacユーザーの方は「mac OS」を、Windowsユーザーの方は「Windows」をクリックします。
手順3: ダウンロードファイルを開いてPCにアプリをインストール

公式ホームページからダウンロードしたファイルを開きます。
開くと写真のような画面(Windowsの場合)が表示されるので、同意のチェックを入れて「インストール」をクリックします。

このような画面が表示されれば、PCのセットアップは完了です。
手順4: PCとiPadを接続

iPadの「Duet Display」アプリを開くと、このような待機画面になります。

あとはiPadの充電ケーブルとPCと繋げば、自動的にサブディスプレイとしてPC画面が表示されるようになります。
サブディスプレイに向いている iPadを紹介
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ポップな4つのカラー、1,200万画素カメラによる4Kビデオ撮影に対応
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ホームボタンのないオールスクリーンタイプへと進化し、画面サイズが第9世代から0.7インチ拡大。チップはA14 Bionicを搭載しています。
本体カラーはポップな4色展開で使うのが楽しくなるデザインです。
専用のMagic Keyboard Folioが新たに登場。キーボードとトラックパッドを使えば、クリエイティブな作業がよりしやすくなります。
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M1チップと8GBメモリを搭載。第4世代から処理速度やグラフィック性能がアップし、さらに超高速通信5Gに対応。
1,200万画素の広角カメラは、被写体にあわせて画角を自動調整する「センターフレーム」機能を搭載。5色展開で色選びも楽しいAirシリーズ最新モデルです。
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8コアCPUと10コアGPUを備え、M1チップより処理性能が最大15%、グラフィックス性能が最大35%アップしたM2チップを搭載。
新たにProResに対応し、プロが扱うような高画質な映像の撮影から編集・配信まで1台で完結できます。
まとめ
iPadは持っているけど、PCと一緒にもう少し有効活用してみたいという方は、この機会にiPadをサブディスプレイ化してみてはいかがでしょうか?
画面を広く使えて、複数のタブを無駄に行き来する回数が少なくなるため、仕事もサクサク進み生産性もアップすること間違いありません!
※価格はいずれも2021年9月時点のものです。