【レビュー】カーテンボックスを100均アイテムでDIY、アレンジ技も紹介

Moovoo編集部
最終更新日: 2024-11-21

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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注文住宅などで採用されているカーテンボックス。リフォームの依頼をしなくても、自作や製品を購入して自分で取り付けることも可能です。

そこで、カーテンボックスを100均アイテムで手作りした様子や、カーテンボックスとして販売している人気商品も紹介します。ぜひ参考にしてください。

※記事中ほどのDIYは2019年冬に行いました。記事後半の編集部ピックアップ商品は最新の情報をもとに選んでいます。

カーテンボックスとは

カーテンボックスのイメージ

カーテンボックスとは、カーテンレールを隠すように上部に覆いかぶさっている箱型の部分のことです。

節電につながることや、見た目がスッキリとしておしゃれに見えることから、近ごろはインテリアアイテムとして注目されています。

カーテンボックスの役割

カーテンボックスを設置しようか検討している方は、まず基本的なメリット・デメリットをチェックしておきましょう。

【メリット】
・カーテン上部の隙間がなくなるため部屋の断熱効果が上がる
・冷暖房効率が良くなるため節電効果が見込める
・上部から光がもれなくなるので遮光性が上がる
・見た目がスッキリとする
【デメリット】
・備え付けの場合、カーテンボックスの色やデザインを気軽に変更することができない
・天井埋め込みや天井付けの場合、フックの位置が高すぎて洗濯のときなどカーテンの付け外しが大変
・天井埋め込みや天井付けの場合、通常より長い丈が必要になるのでカーテン自体の費用が高くなる

カーテンボックスの設置タイプ

カーテンボックスは、素材やデザインの違い以外にも設置方法でタイプが分かれています。

天井埋め込み型

革張りのソファとカーテンボックス

天井埋め込み型のカーテンボックスは、フックやボックスが全く見えないのでスッキリとした印象です。天井が高く見え、ホテルやショールームのような高級感があります。

取り付け型

取り付け型カーテンボックス

Photo by iStock

取り付け型には、天井面に設置するタイプと壁面に設置するタイプがあります。どちらもボックス部分が見えるので、カラーやデザインで好みのインテリアを楽しめるのが特長です。壁面に設置するタイプは上部に空間があるので、上向きのライトを埋め込んでカーテンボックス兼間接照明としても活用できます。

今回は、取り付け型のようなカーテンボックスをDIYで後付けします。箱を乗せるだけなら、施工不要で賃貸でもOKです。

カーテンボックスをDIYしてみた!

今回はセリアの100均アイテムを使って、実際にカーテンボックスを手作りしてみました。

編集部より)DIYは2019年冬に実施したものです。

DIYカーテンボックスの作り方<100均のプラダン編>

100均プラダンでカーテンボックスを作る材料
<材料>
・プラダン(プラスチックダンボール)
・ガムテープ
・リメイクシート
・はさみやカッター

①カーテンレールの計測

カーテンレールの計測

まずはカーテンレールの幅と奥行きを測ります。奥行きの寸法はレールピッタリだとカーテンの厚みでもたついてしまうので、カーテンひだの厚みまで測るのがポイントです。

プラダンをカットする様子

プラダンをカーテンボックスの形にカットします。幅はレールの長さ+1cm程度とると、カット時に多少の誤差を気にしなくてよくなるのでおすすめです。

100均のプラダンは厚みがそんなにないので、はさみや工作用のカッターでも簡単にカットできます(※勢いあまって床を傷つけないように注意しましょう)。

②プラダンをつなげる

プラダンをガムテープでつなげる様子

プラダンがすべてカットできたらガムテープでつなげます。上からリメイクシートを貼って隠すので、ガムテープの貼り方はそこまで丁寧にしなくて大丈夫。

今回は幅150cm×奥行13cm×高さ(カーテンにかぶさる部分)10cmのカーテンボックスを作るため、

・150cm×13cmが1枚(上面用)
・150cm×10cmが1枚(前面用)
・13cm×10cmが2枚(側面用)

になるように切り貼りして箱型にしました。

リメイクシートを貼る前のカーテンボックス

リメイクシートを貼る前のカーテンボックスはこんな感じです。

③カーテンボックスにリメイクシートを貼る

カーテンボックスにリメイクシートを貼る様子

カーテンボックスの形ができあがったら、リメイクシートを貼ります。

貼ってはがせるリメイクシートは、空気が入ったり曲がったりしてもやり直しがきくのでDIYに便利です。が、やはりそこは100均。強度は期待できないので、何度もやり直しているうちに破けてしまわないように注意しましょう(※筆者は2度も破いてしまいました…)。

リメイクシートは、布やカラーの厚紙などでも代用できます。

④取り付ける

自作カーテンボックスが設置された窓

表面すべてにリメイクシートが貼れたらDIYカーテンボックスの完成です!

⑤雑貨などをディスプレイする

自作カーテンボックスが設置された窓2

遠目には100均のプラダンには見えず、インテリア的にもなかなか良さそうです。軽い雑貨程度ならディスプレイもできます。

箱型なので、固定せずとも置くだけで充分安定感があります。しっかり固定したい場合は、カーテンボックスの真ん中と左右1か所ずつに穴をあけ、針金や結束バンドなどでレールに固定すると良いでしょう。

実際作ってみて<DIYカーテンボックスのポイントなど>

少ない材料で簡単に作れるカーテンボックス。所要時間は計測から設置まで含めて40〜50分ほどでした。

自作カーテンボックスのアップ

正直、近くで見るとリメイクシートのヨレが目に付いたり、プラダンのゆがみがわかったりするので手作り感があります。もう少し見た目にこだわるなら、後述している木板を使用する方法がおすすめです。

自作カーテンボックスを下から見た様子

また、今回はリメイクシートをカーテンボックスの表面にしか貼っていないので、真下から覗くとプラダンが丸見え状態になってしまっています。気になる方は内側にも貼るといいかもしれません。

カーテンボックスを部屋に設置するとどんな感じになるのか試しにやってみたい方は、100均のプラダンでも充分ではないかと思います。

そのほかの自作カーテンボックスの作り方

100均のプラダンを利用する以外に、比較的安価な材料で手軽に自作できそうなカーテンボックスの作り方をまとめてみました。

牛乳パック(ダンボール・厚紙)

開いた牛乳パック
<作り方>
①1L牛乳パックをよく洗う
②端に使う分は上と側面を2面切り落とし、L字に底がついた状態にする
③中心に使う分は上下を切り落として筒状にした後、側面を対角線上にカットしてL字にする
④カーテンレールの幅分をつなぎ合わせる
⑤リメイクシートなどでパッケージを隠して、完成!

もともと箱型をしていて切り離せばL字になるのが便利ということで、牛乳パックがカーテンボックスの材料としてネットで話題になっています。素材が頑丈でDIYしやすく、遮光性がある点もポイントです。牛乳の臭いや衛生面が気になる方は、厚紙やダンボールで代用しましょう。

木板

木板の画像

Photo by iStock

<作り方>
①カーテンレールの幅×奥行の木板<上面用>を1枚、カーテンレールの幅×10cm<かぶさる部分用、好みでサイズ変更可>の木板を1枚用意する
②奥行×10cm<左右の側面用>の木板を2枚用意する
③ビスや木工ボンドなどで箱型に組み立てる
④好みでペイントして、完成!

DIYの中でも一番丈夫で、インテリア性のあるのが木板を使ったカーテンボックスです。木板はホームセンターや100均でも販売していますが、なかにはニトリに売っているすのこや小物入れ用ボックスを木板代わりにしてDIYをしたというツワモノもいます。

安定感を高めたい場合は<上面用>の木板に下駄のような脚をつけ、レールとレールの間にハマって固定されるようにするのがおすすめです。

プラダン以外の100均グッズ(カラーボード・発泡スチロールボードなど)

発泡スチロールボード

Photo by iStock

<作り方>プラダンと同じ

100均ではプラダン以外にもPP製のカラーボードや発泡スチロールボードなど、軽くて切り貼りしやすい工作材料が販売されています。基本的には板状のものを箱型に組み立てれば問題ないので、プラダンが手に入らない場合はカラーボードなどで代用できます。

カーテンボックス、人気メーカーの売れ筋商品

女性顔イラスト(検証コメント用)

Moovoo編集部

数あるカーテンボックスの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの商品を紹介します。
PICK UP①
  • フルネス
  • 遮光カーテンレールカバー レイベル 2M ブラウンオーク・I6003

  • 税込み6,130円(Amazon)
  • 手軽な後付けカーテンボックス

  • サイドカバーを取り付けた後、トップカバーを乗せてフロントカバーを取り付ければ完成です。

    カーテンレールの長さが2mより短い場合は、カットして使えます。

    ブラウンオーク・ナチュラルオーク・ホワイトオークのカラー展開で、部屋のインテリアにあわせられます。

対応サイズ:200cm
対応カーテンレール:ダブルレール
重量:記載未確認
PICK UP②
装飾レール(BOX・バランス)ノイボックス
  • TOSO
  • 装飾レール(BOX・バランス)ノイボックス

  • サイズなどにより価格が異なります
  • 窓の形状にあわせてピッタリ取り付け

  • 窓枠の外側と内側のどちらに取り付けるかを選べるほか、片側が壁の窓に対応できるL字型もあります。

    長さは35cmから1cm単位で注文可能なため、さまざまな形状の窓に対応します。

    素材に、家具や内装材にも使われる天然木のバスウッドを採用した、部屋のインテリアにマッチしやすいデザイン。カラーも10色以上ラインナップしています。

対応サイズ:35~403cm(1cm単位で注文)
対応カーテンレール:ダブルレール
重量:1.5kg(標準Cタイプ/2m)
PICK UP③
  • TOSO
  • 装飾レール(BOX・バランス・シェルフ)グラビエンス ダブルセット

  • サイズなどにより価格が異なります
  • カーテンレールとしても高性能

  • カーテンレールとボックスが一体型になっているので、より隙間なく遮光できます。

    アルミ製のカーテンレールはスムーズに開閉でき、静音設計ランナー採用で早朝や深夜の開閉でも音が気になりにくいです。

    リターン金具が付属していて、カーテンサイドと壁との間から光が入り込むのを防ぎます。

対応サイズ:50~400cm(1cm単位で注文)
対応カーテンレール:ダブルレール一体型
重量:6.3kg(2m)
PICK UP④
  • TOSO
  • 装飾レール(BOX・バランス・シェルフ)ファセット サイドキャップセット

  • サイズなどにより価格が異なります
  • 現場での長さ調整が可能なサイドキャップ

  • サイドキャップ部分が取り外せる設計で、取り付け場所の幅に合わせてフロントパネルをカットできます。

    天井面をしっかりふさいで光が漏れにくい、ボックスとレール一体型。フロントパネルは高さがおよそ10cmあり、カーテンの吊り元を隠せます。

対応サイズ:50~400cm(1cm単位で注文)
対応カーテンレール:ダブルレール一体型
重量:4.0kg(2m)
PICK UP⑤
  • アントステラ
  • AS カーテンボックス(S)85605

  • 木のぬくもりを感じられる無垢材を採用

  • ひとつひとつ木目の模様が異なり、オンリーワンの表情が魅力の木製カーテンボックス。厚みがある無垢材の板は、重厚感もあります。

    両端の三角吊り金具でカーテンレールの上に設置。ほこり避けの効果も得られます。幅が90cmなので、トイレや廊下などの小窓におすすめです。

対応サイズ:幅90×奥行15×高さ20cm(内寸幅83cm)
対応カーテンレール:記載未確認
重量:記載未確認
※上下左右にスクロールできます

外観

商品名

特長

対応サイズ

対応カーテンレール

重量

Amazonで見る

フルネス 後付けカーテンレールカバー レイベル

手軽な後付けカーテンボックス

200cm

ダブルレール

記載未確認

楽天市場で見る

TOSO 装飾レール(BOX・バランス)ノイボックス

窓の形状にあわせてピッタリ取り付け

35~403cm(1cm単位で注文)

ダブルレール

1.5kg(標準Cタイプ/2m)

Amazonで見る

TOSO 装飾レール(BOX・バランス・シェルフ)グラビエンス ダブルセット

カーテンレールとしても高性能

50~400cm(1cm単位で注文)

ダブルレール一体型

6.3kg(2m)

Amazonで見る

TOSO 装飾レール(BOX・バランス・シェルフ)ファセット サイドキャップセット

現場での長さ調整が可能なサイドキャップ

50~400cm(1cm単位で注文)

ダブルレール一体型

4.0kg(2m)

Amazonで見る

アントステラ AS カーテンボックス(S)85605

木のぬくもりを感じられる無垢材を採用

幅90×奥行15×高さ20cm(内寸幅83cm)

記載未確認

記載未確認

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