【インクの選び方】エプソンプリンターの純正・互換インク

記助
公開: 2019-10-22

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プリンターメーカーの中でも特にインクの品質が高いのがエプソンです。エプソンのインクであれば、写真の発色が良く長持ちします。

しかし、同時にエプソンのインクは他のメーカーと比較しても高額であることも特徴の1つです。その場合、安い互換インクを使う人も多いですが、使っても大丈夫なのでしょうか。

ここからはエプソンプリンターのインクについて、純正インクと互換インクの違いや選び方を紹介していきます。


エプソンのインクの特徴とは?

エプソンのインクは他のメーカーと比較しても品質が高い特徴があります。そのため、写真の表現の仕方や、大切な写真を長く保管したいという方におすすめです。

特に純正のエプソンインクの場合、空気に触れていると色褪せることが多い写真も10年から15年という長期間耐えることができます。他にも水に濡れても大丈夫なように耐水性も抜群です。

このように、エプソンは他のメーカーよりもインクの性能が高いのが特徴です。

インクの種類一覧

では、エプソンのインクにはどのような種類があるのか見ていきましょう。

染料インク

染料インクとは紙に染み込む性質を持っており、発色がクリアで鮮やかであるため、写真の印刷に適しています。水に溶けやすく絵具のように、違う色同士が混ざりあい、複雑な色を表現しやすいことから写真で使われます。

顔料インクと比較すると光や空気に触れると劣化しやすく、色褪せてしまうことが欠点です。

顔料インク

顔料インクとは水に溶けにくくはっきりした色が出しやすいため、文字がくっきり見える性質があるため文字の印刷に向いています。ます。また、顔料インクは紙面に定着する性質があります。耐水性が高いためビジネス書類やハガキの印刷などで使われることが多いです。

しかし、染料に比べて粒子が粗いため、プリントヘッドのノズルが詰まりやすいことがデメリットです。

インクジェットプリンターを選ぶとき、真っ先に考えるべきは「染料(インクを搭載した)プリンター」にするか「顔料(インクを搭載した)プリンター」にするか、という点です。
どちらもインクをノズルから吐き出して用紙に付着させ像を描くという仕組みは同じですが、染料プリンターは染料インクを用紙の表面に染み込ませるのに対し、顔料プリンターは顔料インクを用紙の表面に付着させます。インク特性の違いによって、出来上がるプリントには次のような特徴が生まれます。

出典:今さら聞けない染料インク顔料インクの違い|フォトポータル|エプソン

エプソンのインクは高い?

先程の説明の通り、エプソンのインクは品質が非常に高いため、その分高額になっています。

もともとプリンターメーカーは、プリンター本体を安く提供して印刷できる環境を整えてもらい、インクの価格設定を高くすることでコストを回収し利益を上げるビジネスモデルを採用しています。

そのため、そこまで品質にこだわらない人であれば、純正ではない非正規の互換インクを使う人も多いでしょう。

しかし、互換インクは安い分、リスクもあるため注意しなければなりません。

互換インクの注意点

純正のプリンターインクは品質が高く、綺麗な色を出せるため表現力が高く、大切な写真を綺麗に出力できます。しかし、交換用のインクが高価であるデメリットがあります。特にエプソンは高価です。

そこで、コストを抑えるために生まれたのが非純正の互換インクです。互換があるため、エプソンが販売しているインクではないものの、インクカートリッジの規格が一緒であるため純正製品と同じように使えます。つまり、見た目は似ていますが、中身のインクだけ純正とは別物になっています。

しかし、安い分純正品よりも発色が悪いことが多いです。さらに、非純正製品によってインク詰まりなどのトラブルが起きても、保障期間内でも、無償の修理に対応していない可能性が高いです。

プリンターに合ったインクの選び方

エプソンのプリンターでも、モデルによってインクの型番が異なるため、購入前に自前のプリンターに適応しているかどうかよく確認しましょう。

また、対応しているインクの場合でも、容量が異なるケースもあるため価格だけでなく、どれくらい印刷できるのかも選ぶときには重要です。

実際に安くてお得なインクを購入しても、普段よりもインクの量が少なく購入する手間が増えてしまったということも多いです。

互換インクを購入するときは、信頼できるものかどうかをチェックしましょう。特に通販であれば取り扱っている種類も多く、印刷にかかるお金を節約しやすいですが、プリンターが壊れる可能性があることを忘れてはなりません。

実際に互換インクは発色が悪く、思っていたよりも粗く出力されることが多いため後悔する人も多いです。

後は、先程のように染料インクか顔料インクかの違いで選ぶことも重要です。

旅行先の写真など、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真であれば、光沢感を得やすい染料インクと染料プリンターがおすすめです。

染料インクは紙に染み込むので、印刷表面が滑らかで、用紙のもつ光沢感をいかせます。光沢系の用紙を使うことが多い、光沢感を重視する方に適しています。

出典:今さら聞けない染料インク顔料インクの違い|フォトポータル|エプソン

写真以外の用途や、普通紙以外の用紙にプリントをしたい場合は、インクがしっかり定着する顔料インクを選ぶと良いでしょう。

エプソンの顔料インクは、用紙表面にインクがしっかり定着するので、幅広い用紙に美しくプリントできます。
マット系用紙や画材紙、ファインアート紙など、いろいろな紙にプリントしたいという方に適しています。

出典:今さら聞けない染料インク顔料インクの違い|フォトポータル|エプソン

まずは、プリンター本体を1万円前後で購入できる機種に対応したインク、「リコーダー」の純正品・互換品を見てみましょう。

おすすめ
  • EPSON
  • 純正インクカートリッジ RDH-4CL

  • 税込み3,370円
  • エプソン純正インクだから高品質で安心!

  • 純正製品になるためプリンター本来の性能を発揮できます。一般的な写真が苦手とするオゾンと光から写真を守ることができるため、綺麗な状態で保存できます。

高画質にこだわるのであれば、コストよりも品質を重視した純正品を使うのがおすすめです。

おすすめ
  • Bell Collar
  • 互換インクカートリッジ

  • 税込み1,680円
  • 純正品に劣らない品質の良さ!コスパが良いインク!

  • 互換インクですが、もしトラブルが発生してもプリンター購入から1年間であれば保証してくれます。他にも初期不良などに対しても保証があるため安心です。

互換インクでコスパが良いだけでなく、保証が充実しているため安心して使えるでしょう。

おすすめのプリンター

では、どのようなプリンターを選べば綺麗に出力できるのかおすすめ製品を見ていきましょう。

おすすめ
  • エプソン
  • EP-30VA

  • 税込み41,248円
  • 幅広いカラーの表現で大事な写真を綺麗に出力!

  • CMYKにレッド・グレーを加えた6色インクにより、今までよりも色の表現力が高くなっています。カラーだけでなくモノクロ印刷の表現も多彩なのが特徴です。

画像のデータさえあればパソコンなしでも印刷できるため、自宅にパソコンがなくスマートフォンだけの人でも手軽に印刷できます。

おすすめ
  • エプソン
  • EP-10VA

  • 税込み44,927円
  • 高画質・低コスト!バランスを重視する方におすすめのモデル!

  • A3にも対応しているため、大判プリントが必要な方におすすめです。写真を綺麗に出力することができますが、プリントなどの印刷にも適しており、仕事用としても問題なく使えます。

文書のコピーからハガキの作成まで、使いやすさと印刷品質のバランスが良いモデルなので幅広い用途で使いたい方におすすめです。

おすすめ
  • エプソン
  • EP-50V

  • 税込み47,991円
  • 最高品質の画質である写真印刷向けのプリンター!

  • 特にカラーやモノクロ関係なく、写真の綺麗さにこだわりたい方におすすめのプリンターです。写真向けのプリンターですが、さまざまな用紙にも対応しています。

このプリンターは従来のモデルよりも品質は向上しています。また、A3対応なのに従来品よりコンパクトなデザインになっているため、自宅でも置き場所に困りません。

※価格はいずれもAmazonの2019年9月時点のものです。

まとめ

エプソンのカラープリンターは品質が良く、プリンター本体も比較的高価ですが、その分写真を綺麗に出力したい人の満足度は高いです。

「人間の血液よりも高価な液体」と表現されることもあるように純正インクは高価です。

互換インクを使えばコストは抑えられますが、故障するリスクがあり品質も悪いため、純正インクを使うのがおすすめです。コスパを重視するのであれば、他のメーカーのプリンターの方が良いかもしれません。

筋トレ大好きマルチライター
記助
大学時代、陸上競技部の副キャプテンを務め、スポーツクラブで働いた経験もあるのでフィットネス関連の話題が得意です。執筆歴は約6年でフィットネス以外にも、さまざまなジャンルにて執筆しています。今までの経験を活かして、価値ある情報を提供できたらと思います。自己ベストは5000m14分58秒、ベンチプレスは100kg。ライティング事業を手がける5リッチ合同会社の専業ライター。

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