【最新版】Mac向けの外付けHDD、使い方とおすすめ商品を解説

日向進
2021-02-07

外付けHDDは、データ管理やバックアップに大活躍するアイテム。Macを購入したら、ぜひとも1台入手したいものです。しかしMacを初めて使う、Windowsから乗り換えたばかりという場合、Windowsとは多少使い勝手が異なるため戸惑うこともあると思います。ここではMac向けに外付けHDDを使用する際に知っておきたい基本を解説するとともに、おすすめのMac向け外付けHDD商品を紹介します。


Macにおける外付けHDDの主な用途

Macと外付けHDD

HDDとはハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)の略で、データを記録しておく装置のことをいいます。近年普及が進むSSD(ソリッドステートドライブ/Solid State Drive)などの記憶装置とあわせて「ストレージ」と呼ばれることもあります。

当然Macの中にもストレージはありますが、これを「外付け」としてもう1つ別に用意することで利便性や保守性が大きく高まります。いくつか代表的な使い方がありますので、以下に解説します。購入前にどんな目的で使うつもりなのかを明確にしておくことをおすすめします。

Mac本体のストレージ不足に

写真や動画ファイルなどのデータが増えてくると、それに比例してMacのストレージがどんどん減っていきます。とくにMacBookやMacBook Proといったノートタイプの場合、HDDよりも比較的容量が少ないSSDが搭載されており、容量不足に悩まされるケースが見受けられます。

そこで外付けHDDの登場です。システムファイルやアプリといったMac本体に残しておくべきファイルはそのまま、写真や動画ファイルなどを外付けHDDに移動。写真や動画を見たいときに外付けHDDにアクセスするという使い方をすれば、Mac本体のストレージ使用量を抑えることができます

大切なデータのバックアップ

バックアップとは、2つ以上の違う場所に同じデータを重複して保存しておくことをいいます。Mac本体だけに大切なデータを保存している場合、突然のMacの故障によってデータにアクセスできなくなったり、データが消えてしまうリスクがあります。

仕事の書類、海外旅行のときに撮った思い出の写真など、消えたらとても困る大切なデータは、Mac本体と外付けHDDの両方に保存しましょう。万が一、Macが故障して復旧できなくなったとしても、外付けHDDのバックアップデータが生きていれば大切なデータが救われます

Time Machineとデータ移行

手動でバックアップするのは面倒だという人のためにアップルが用意しているのが、「Time Machine(タイムマシン)」という全自動のバックアップ機能です。

Time Machineは、Macにデフォルトで組み込まれています。アプリや写真、メール、書類、システムファイルなど、すべてのファイルを自動的にバックアップしてくれます。しかも、バックアップ済みのデータは、Macから削除したファイルでも復元可能という優れものです。

Mac本体のストレージを消去・交換した場合も、まるごと復元可能です。Macの移行アシスタントという機能を使えば、古いMacのバックアップデータをそのまま新しいMacに移して復元することもできます。

Time Machineでバックアップをとるには、外付けHDDをMacにつなぐのがお手軽です。なお、外付けHDDはTime Machine専用のものを1台用意したほうがよいでしょう

【参考】起動ディスクとして使用する

Macでは本体以外の外付けHDDにもmacOSをインストール可能で、テスト的に起動ディスクとして使用することがきます。具体的に何ができるかというと、Macが起動しなくなった場合にHDDに入れたOSを起動してMac本体のデータを救済する、Macの動作確認を行うといったことが可能です。万が一の備えですね。

起動ディスクに関する詳細は下記のアップル公式のサポートも参照してください。

外付けHDDの使い方

外付けHDDの使い方は簡単。基本的にはMacと外付けHDDをケーブルでつなぐだけで準備オーケーです。ただし、いくつか注意すべきポイントがありますので、以下に解説します。

HDDの主なフォーマット形式を知ろう

HDDの主なフォーマット形式
フォーマット名 Mac対応 概要
APFS(Apple File System) Mac専用。macOS 10.13以降に対応
HFS+(Mac OS拡張) Mac専用。macOS 10.12以前にも対応
exFAT Windows互換。32GBを超える場合に使用
FAT(MS-DOS) Windows互換。32GB以下の場合に使用
NTFS Windows専用

Mac用の外付けHDDに使用されているフォーマット形式は「APFS(Apple File System)」および「HFS+(Mac OS拡張)」が主流。どちらかといえばmacOS 10.13以降に対応した「APFS」がメインになりつつあるのが現状です。
macOS 10.12以前のMacを使用している場合は「HFS+」を選択することになります。

Windowsと共有する場合

Macに加えてWindows PCも所有している人で、両方のマシンから外付けHDDにアクセスしたいという場合、フォーマット形式は「exFAT」を選択します。「FAT」も使えますが、32GB(ギガバイト)以下という制限があるため、TB(テラバイト)クラスが主流なっている現在の外付けHDDでは使うことがないかもしれませんね。ちなみにTBはGBの1,000倍です。

「APFS」や「HFS+」はMac専用のフォーマット形式となります。Windowsでは使用できませんので注意してください。

Macで使えるフォーマット形式にしよう

現在販売されている外付けHDDは、MacでもWindowsでも使用できるものがほとんどです。Windows専用の「NTFS」でフォーマットされている製品が多く存在しますが、この場合Macで外付けHDDの中身を見ることはできますが、変更を加えることができません。自分でMacにあったフォーマット形式に変換することが必要になります。

Finderのメニューから「移動」>「ユーティリティ」を選択。「ディスクユーティリティ」をクリックして立ち上げます。「ディスクユーティリティ」のサイドバーに表示された対象の外付けHDD(ここでは「ボリューム」)を選択して「消去」をクリックします。

「消去」の確認画面がポップアップされるので、任意のドライブ名(ここでは「ボリューム」)を入力。
Macのみで使用する場合はフォーマット形式で「APFS」または「HFS+」を示す「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択。そして「消去」をクリックすると、フォーマットが開始されます。
問題なく完了したメッセージが表示されたらフォーマット終了です。

外付けHDDが故障!? こんなときどうしたらいい?

外付けHDDを購入・セッティングしたものの、「思うように動作してくれない」ということはありませんか?
よくあるトラブル事例を紹介しますので、困ったときの参考にしてください。

Macが外付けHDDを認識(マウント)しない

下記を試してみましょう。それでも認識しない場合は故障の可能性があります。

・Mac、外付けHDDの両方にケーブルが正しく接続されているか確認。
・HDDの電源をチェック。電源ランプがあるものはランプが点灯しているか確認。
・「ディスクユーティリティ」で外付けHDDが正しく認識されているか確認。マウントされていない場合はマウントする。
・Macを再起動する。外付けHDDを再接続して電源のオフ/オンを試す。
・Macの違うポートに外付けHDDを接続する。接続端子、ポートを清掃する。

外付けHDDに書き込めない

外付けHDDを認識しているのに書き込めないと悩んでいる人は、おそらくWindowsも使っている人か、Windows対応の外付けHDDを購入した人かもしれません。外付けHDDのフォーマット形式が「NTFS」の可能性があります。「NTFS」の場合、ファイルを見ることはできますが、変更を加えることができません。確認のうえ、Macで読み書きできる「APFS」や「HFS+」などの形式に再フォーマットしてください。

ゴミ箱内のデータを削除できない

外付けHDD内のファイルをゴミ箱に捨てたものの、そのファイルがゴミ箱から完全に削除できないというケース。さまざまな可能性が考えられますが、下記を試してみましょう。

①Macを再起動
対象ファイルが使用中(アクセス中)でないか確認。使用中の場合は使用が終わるまで待つか、Macを再起動してゴミ箱を空にしてください。

②セーフモード
Macをセーフモードで起動してゴミ箱を空にしてください。

③First Aid
HDDに何らかのトラブルが生じている可能性があります。「ディスクユーティリティ」のFirst Aid機能を使ってHDDの修復を試みてください。

この現象に関する詳細は下記のApple公式のサポートも参照してください。

外付けHDD選択のポイント

外付けHDDの容量はMac本体のストレージと同様に余裕があればあるほどよいですが、予算と用途にあわせて自分にとって最適なものを選びましょう

Macのストレージ不足
どれくらいのデータを外付けHDDに移せばMacのストレージに余裕が生まれるのか、また近い将来増えそうなデータ量を予想してみるとよいでしょう。

大切なデータのバックアップ
Macのストレージと同じくらいの容量があれば大丈夫。外出先にも持っていきたいという場合は、2.5インチのモバイルHDDを選択するとよいでしょう。

Time Machine
Macのストレージをまるごとバックアップするため、最低でもMacのストレージ以上の容量がほしいところ。バックアップの履歴を長めにとりたい場合は、Macのストレージの2倍から3倍あるとよいでしょう。

接続端子はどう選ぶ?

代表的なのがUSBタイプで、ほとんどの商品に接続ケーブルが付属します。Macの新しいモデルではType-A端子が廃止されていますので、Type-C端子が使える商品を選ぶのがベター。Type-A対応のケーブルしか付属しない場合、Type-AからType-Cに変換するアダプタを別途購入するか、Type-C対応のケーブルを買い換えることで使用できます

より高速な書き込み速度を求めるなら、Thunderbolt(サンダーボルト)端子を選択するのもよいでしょう。ただしThunderboltはMacのみ対応の規格のため、USB端子の商品よりも選択肢は少なめになります。

Macにおすすめの外付けHDD 5選

Mac向け外付けHDDの用途、使い方、選び方はイメージできたでしょうか。
Macにおすすめの外付けHDDを5つピックアップしましたので参考にしてください。

ちなみにUSBには下位互換性があります。USB 3.1対応のものは、USB 3.0、USB 2.0を接続して使うことが可能。USB 3.0対応のものは、USB 2.0も接続して使えます。

おすすめ①
  • Western Digital
  • デスクトップ 外付けハードディスク 4TB WDBBKG0040HBK-JESN

  • 税込み9,480円
  • 高品質なHDD

  • 大切なデータを保存するHDDだからこと、耐久性や長期的な信頼性を備えています。外装から内蔵ドライブまで、WD純正のものを使用しているので安全です。

◯容量:4TB / インターフェース:USB 3.0 / 出荷時フォーマット:NTFS

信頼性の高さに定評のあるWDのHDDで、スタイリッシュで高級感のある本体で、容量は4TBです。2年保証が付いているため、万が一のときでもサポートを受けられます。
HDDは5400rpmの高速回転ドライブを搭載した、スペックの高いモデルです。
USBケーブルが付属しています。

おすすめ②
  • I-O DATA
  • 外付けHDD 8TB EX-HDAZ-UTL8K

  • 税込み17,980円
  • 大容量の外付けHDD

  • 17.2 x 34 x 11.5 cmと小さめな本体に8TBを内蔵しており、大容量なのに非常にコンパクトです。東芝やソニーなどの豊富なTVに対応しています。

◯容量:8TB / インターフェース:USB 3.1 (Gen1)/ 出荷時フォーマット:NTFS

8TBという大容量が魅力。動画をたくさん編集する人、Time Machineでバックアップデータを多くとっておきたい人も安心です。
ファンレスでTPOを気にせず使用できる静音設計でありながら、十分な冷却機能を持っています。
オークションに出したり処分するときに便利な、データ消去ソフトが付いているので、データが復元される心配はありません。
USB ケーブルが付属しています。

おすすめ③
  • BUFFALO
  • 外付けハードディスク 4TB HD-AD4U3

  • 税込み9,480円
  • 高コスパのHDD

  • 出荷時のフォーマットはWindowsに対応した「NTFS」ですが、使用前に再フォーマットすることでMacでも問題なく使えます。1年保証付きで、USBケーブル付属です。

◯容量:4TB / インターフェース: USB 3.1(Gen1) / 出荷時フォーマット:NTFS

4TBで10,000円を切る低価格を実現した、コストパフォーマンスに優れたHDD
デジタル家電にも使える静音性の高さをウリにしており、静かな場所で使いたいという人におすすめです。

おすすめ④
  • Transcend
  • スリムポータブルHDD M3シリーズ 2TB TS2TSJ25M3S

  • 税込み7,850円
  • 耐衝撃性に優れたHDD

  • せっかくHDDにデータを残しても、HDDを壊してしまっては元も子もありませんよね。このポータブルHDDでは、三層構造の衝撃保護システムによって強い衝撃にも耐えられます。

◯容量:2TB / インターフェース:USB 3.1 (Gen 1) / 出荷時フォーマット:NTFS

2.5インチのポータブルHDDで、耐衝撃・耐落下に優れた設計で大切データを保護してくれます。
搭載されたボタンをワンタッチするだけで、自動的にデータをバックアップしてくれる機能がついており、薄型で持ち歩きやすいので手軽さが魅力的です。

おすすめ⑤
  • BUFFALO
  • Canvio 2TB ポータブルHDD HD-TPA2U3-B/N

  • 税込み7,880円
  • 持ち運びやすいオシャレHDD

  • 安心の東芝ブランドで、故障予測サービスやデータ復旧サービスに対応しているので、買い替え時期がわかりやすく、万が一HDDのデータが消えてしまった際も安心です。

◯容量:2TB / インターフェース:USB3.2(Gen1) / 出荷時フォーマット:NTFS

Macにマッチするスタイリッシュなデザインと150gの軽量さが特徴的なポータブルHDD。
USB3.2(Gen1)に対応していて、買ってすぐ、PCにUSBケーブルを挿すだけで使えるので簡単に使い始められます。
BUFFALOの充実したサポートがあるので、初心者の方でも安心して使えます。

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まとめ

Mac向けの外付けHDDの用途と活用法を解説しました。

中でもTime Machineは、お手軽にMacの全データをバックアップできるので、すべてのMacユーザーに使用をおすすめしたい優れた機能。
まだ使っていない人は、外付けHDDを購入してぜひ試してみてください。

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