iPadを有線接続でデュアルディスプレイに! 使い方とおすすめアプリ
デュアルディスプレイを用いることで仕事の作業効率や生産性が一気にアップします。今回は、iPadをデュアルディスプレイとして使うために、必要なアプリを紹介します。
(この記事では2022年3月発売の最新iPad Airなどの情報も掲載しています)
目次
デュアルディスプレイとは?
デュアルディスプレイとは、1台のパソコンに2つのモニターを接続して使用すること。
1台のパソコンで長時間作業をしていると、ネットで調べ物をする際に付く数のタブを切り替えたり、illustratorやPhotoshopを行き来したり、作業効率が格段に落ちてしまいます。
しかし、デュアルディスプレイを取り入れれば、複数の作業を別々の画面で同時進行することが可能になるのです。
デュアルディスプレイのメリット
デュアルディスプレイにすることで、仕事の生産性が上がる以外にどんなメリットがあるのか?得られるメリットをご紹介します。
作業スペースが広くなる
メインPCでプレゼン資料を作成しながら、もう1つの画面で参考サイトを閲覧、さらにもう1つのディスプレイでスプレッドシートを管理……。
というように、デュアルディスプレイにすることで作業スペースが広くなり、複数の作業を同時に進めることができます。
作業効率がアップする
タブを何度も切り替える手間が省けてクリックする回数も減る分、作業効率が大幅にアップします。
Webデザイナーや編集者は、ぜひデュアルディスプレイを取り入れてみてください。
デュアルディスプレイのデメリット
画面が見やすくなることで、作業の効率化が期待できる一方で、場所をとる、専用アダプターの購入が必須といったデメリットもあります。
場所をとる
画面がもう1つ増えることによって、ディスプレイがデスクを占領して場所をとってしまいます。
参考書や資料をデスクの上に置いている場合は、引き出しの中にしまう、棚に並べるというように整理しておきましょう。
コストがかかる
メインPCとデュアルディスプレイをつなげるための専用アダプターを購入しなければなりません。
メーカーによっては、正規品でなければ接続できないことも。そのため、ディスプレイを追加で購入する場合は、専用アダプターもセットで用意しておきましょう。
デュアルディスプレイはどんな人におすすめ?
IllustratorやLightroomなどを使ってアイコンを作成したり、レタッチしたり、動画編集したりクリエイティブに関わる方にはおすすめです。
また、値動きや銘柄を別々の画面で管理しなければならない投資家の多くは、デュアルディスプレイを使用する傾向にあります。一度に大量の情報を収集・管理することが可能です。
メールのやり取りや資料の作成といった事務作業がメインの場合は、1台のパソコンでも十分かもしれません。
【使い方】Windowsにも対応!iPadをデュアルディスプレイにするアプリ
iPadをデュアルディスプレイにする場合は、拡張するためのアプリをインストールする必要があります。MacBookユーザーなら「Duet Display」や「Luna Display」がおすすめです。
反応速度が速く動作も快適「Duet Display」
元Appleエンジニアが開発した「Duet Display」は、iPadはもちろんWindowsとMacBookの両方に対応の人気アプリ。
価格は1,200円とやや高めではあるものの、iPadの付属充電ケーブルをPCに接続すればデュアルディスプレイとして使用することが可能です。
その操作性の高さと反応速度の速さは口コミでも好評で、アメリカをはじめ日本やイギリス、ドイツを含めた17カ国で愛用されています。
USBポートに差し込むだけでiPadがデュアルディスプレイに「Luna Display」
MacBookユーザーにぜひおすすめなのが、「Luna Display」。
最新OS「新Liquidエンジン(Liquid 3.0)」によって、画像処理速度は以前の4倍にまでアップしました。そのため、動画再生&編集をスムーズにおこなうことができます。
また、Mini DisplayPortとUSB-C2種類が用意され、MacBook本体に差し込めばわずか数秒でセットが完了します。Wi-Fi環境の整っていないオフラインでも、有線接続が可能です。
有線でも無線でも使える!デュアルディスプレイにできるその他のアプリ
上記で紹介した以外にも、iPadをデュアルディスプレイとして使用できるアプリはまだまだたくさんあります。
無料で利用可能な「GoodDual Display
「GoodDual Display」は、無料で利用できるデュアルディスプレイ専用アプリ。
MacBookとiPadそれぞれで、インストールしたアプリを起動し付属のケーブルをつなぐだけで自動で接続することができます。
メイン画面でgoogleドキュメントで資料を作成し、iPadでチャットを開いて返信するといった複数作業も同時におこなうことが可能です。
ノイズやフリーズを最小限に抑えた「Yam Display Free」
「Yam Display」は、無線LAN(Yam Air)とUSB接続(Yam Display Free)の2種類があります。
動画や写真編集、ネットで頻繁に調べ物をする場合は、反応スピードが速いUSB接続(Yam Display Free)がおすすめです。
ちなみに、同アプリはiPadはiOS7以降、MacBookはOS X 10.9以降に対応しています。無料版は接続可能時間7分と制限が設けられていますが、煩わしい広告表示もなく快適に操作できます。
人気のiPadを紹介します
- Apple
-
iPad Air (10.9インチ, Wi-Fi, 64GB) 第5世代
- 税込み74,800円
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M1チップと8GBメモリを搭載。第4世代から処理速度やグラフィック性能がアップし、さらに超高速通信5Gに対応。
1,200万画素の広角カメラは、被写体にあわせて画角を自動調整する「センターフレーム」機能を搭載。5色展開で色選びも楽しいAirシリーズ最新モデルです。
64GB Wi-Fiモデル | ¥74,800 |
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64GB Cellularモデル | ¥92,800 |
256GB Wi-Fiモデル | ¥92,800 |
256GB Cellularモデル | ¥110,800 |
- Apple
-
iPad Pro (11インチ, Wi-Fi, 256GB)
- 税込み94,800円
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2021年5月27日発売の最先端技術を詰め込んだ、最上級モデル。デュアルディスプレイとしても優れた性能を発揮します。
iPad Pro11インチ | iPad Pro12.9インチ | |
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128GB Wi-Fiモデル | ¥94,800 | ¥129,800 |
128GB Cellularモデル | ¥112,800 | ¥147,800 |
256GB Wi-Fiモデル | ¥106,800 | ¥141,800 |
256GB Cellularモデル | ¥124,800 | ¥159,800 |
512GB Wi-Fiモデル | ¥130,800 | ¥165,800 |
512GB Cellularモデル | ¥148,800 | ¥183,800 |
1TB Wi-Fiモデル | ¥178,800 | ¥213,800 |
1TB Cellularモデル | ¥196,800 | ¥231,800 |
2TB Wi-Fiモデル | ¥226,800 | ¥261,800 |
2TB Cellularモデル | ¥244,800 | ¥279,800 |
まとめ
新しいディスプレイを購入するのは気が進まない、かといってPC一台だと作業が思うように捗らない、という悩みを持っている方は、iPadをデュアルディスプレイにしてみてはいかがでしょうか?
複数のタブやソフトを行き来する回数が少なくなる分、仕事もサクサク進み生産性もアップします。
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