いちごウイスキーが簡単&美味しすぎる!使い切りアレンジレシピも紹介
「いちごウイスキー」を知っていますか?あるツイッターから発信されたウイスキーのレシピなのですが、「ヤバイぐらい美味しい」「飲みすぎてしまう」とハマる人が続出!一大ブームとなった伝説のねとめしレシピなんです。
記事では、カフェバー店員経験のある筆者がいちごウイスキーを実際に漬け込み、作り方や失敗しないコツを解説。使い切りできるオリジナルアレンジスイーツや、いちご以外の漬け込みフルーツウイスキーなども紹介しています。
目次
ツイッター発!映える&ハマる「いちごウイスキー」
洗って冷凍しておいたいちごを手のひらサイズの瓶に10粒程入れて、ウイスキーいっぱい、砂糖20gくらい。冷蔵庫で眠らすこと5日…。いちごの色が抜けてピンク色のウイスキーが出来た。これを炭酸で割ると淡い桜色に。思わず全員で悲鳴を上げてしまうくらい美味しかったから作ってみてよ! pic.twitter.com/P3gExMXNwZ
— 魔女っこれい7月12日loft (@majyokkorei) 2017年3月17日
いちごウイスキーが世に広まった発端はこちらのツイート。その手軽さと見た目の可愛さに惹かれ試しに作ってみたら、ぐいぐい飲める美味しさ!とお酒好きの間で話題を呼びました。
いちごウイスキーの元ツイートはあっという間に10万件以上リツイートされ、今までウイスキーが苦手だった人や、写真映え好きなインスタ女子までをも巻き込んだブームになりました。
今年もついに、これをつくるときがやって来たぞい!
— ニッカウヰスキー【公式】 (@nikka_jp) 2018年2月25日
みんな大好き!
🍓いちごの漬込みウイスキー🍓
漬込み用ボトルにいちご120gと砂糖50g、ブラックニッカ クリア150mlを目安に入れる!お好みでレモンを加えるのがニッカ流じゃ!冷暗所に保存して待つこと約4日!…す・る・と… pic.twitter.com/SNu1S4Vdro
世間を虜にしたいちごウイスキー。ついにはニッカウヰスキーやサントリーの公式SNSでも取り上げられ、日本中に発信されることになったのです。
いちごウイスキーを作ってみた
ネットで検索するといくつか出てくるいちごウイスキーのレシピ、今回は最も手軽にできるジップロックと冷凍いちごを使った方法で実際に作ってみました!
いちごウイスキーの材料
・冷凍いちご 10粒程度
・ウイスキー 100ml程度
・砂糖 30g程度
・ジップロック
いちごウイスキーの作り方
いちごウイスキーの作り方はとっても簡単。
半分にカットした冷凍いちごをジップロックに入れる(丸のままでも問題ありません)
↓
砂糖を入れる
↓
ウイスキーを注いでフタをするだけ
ジップロックごと5日~1週間程度冷蔵庫で寝かせると、いちごの香りと甘みがすっかりウイスキーに移り飲み頃に!
甘さやアルコール度数は分量で調整できるし、寝かせる期間も3日程度が美味しく飲めるという方もいるので、とにかく自分好みに自由に楽しむことができるのがいちごウイスキーなんです。ジップロック式なら入れ物を煮沸消毒する手間もありません。
いちごウイスキーでたまにある失敗が、砂糖が溶けないで瓶の底に溜まってしまっているというもの。その点、ジップロックは底の方に溜まった砂糖も揉んでしまえば溶けるので、失敗も少なくて済みますよ。
氷砂糖を使った本格レシピの場合は溶けるまで長期間かかるので、瓶やジャーなどの密封容器を使うのがおすすめです。
いちごウイスキー試し飲み
5日後、色が抜けてピンクになったいちごときれいに赤く染まったウイスキー。見た目からして女子ウケが良さそうです!元ツイートではいちごウイスキーに炭酸水をプラスして飲んでいたので、早速いちごハイボールにしました。
ウイスキーのアルコールに炭酸の爽やかさ、ほんのりいちごの甘みが加わり、飲みやすくてとっても美味しい!
アルコール度数の高いお酒というのを忘れてしまうぐらいするする飲めるので、確かにこれは危険な飲み物ですね…。
炭酸で割らずに飲むとウイスキー本来の風味とアルコールの香りが強まるので、ウイスキー好きの方ならそのまま飲むかロックが推奨です。
いちごウイスキー使い切りアレンジレシピ
全ていちごハイボールとして飲んでも飲めてしまうぐらい美味しかったのですが、飲みきれるか心配されている方のために使い切りレシピを一緒にご提案。
ネットでは白くなったいちごの残りをジャムにして使い切ってしまうというご意見が多かったです。
<いちごジャムの作り方>
① いちごウイスキーに漬けたいちごを取り出し鍋に入れる
② 砂糖を加える
③ 煮詰める
いちごジャムについてはクックパッドなどで検索すれば詳しいレシピがたくさん出てきます。はちみつやレモン汁を少量加えても美味しいですよ。
今回はせっかくなので定番のジャム以外で、いちごウイスキーを使ったオリジナルアレンジレシピを作ってみました。
いちごウイスキー+牛乳
<作り方>
① グラスに牛乳を注ぐ
② いちごウイスキーといちごを好きなだけ注ぐ
名付けて「いちごミルクウイスキーカクテル」!間違いなく美味しいだろうと思いながら作りましたが、間違いありませんでした。ちょっと苦味のあるイチゴミルクといった風で、アルコールはほぼ感じません。いちごハイボール同様に飲みすぎてしまう系ですね。
少しアルコール度数が高めのものや、コクが強いフルボディ系のウイスキーでも飲みやすくなりそうな感じがしました。
ちなみに、このいちごミルクウイスキーをタッパーなどに入れて冷凍庫で凍らせ、砕いて食べるととっても美味しいいちごミルクウイスキーアイスが出来上がるのでこちらもおすすめです!
いちごウイスキー+かき氷
<作り方>
① 氷でかき氷を作る
② いちごウイスキーといちごをシロップ代わりにかける
見た目の可愛さは抜群な「いちごウイスキーかき氷」。味はというと、ちょっと大人ないちごかき氷といった風で非常に食べやすいのですが、シロップにするのにはやはり少し薄く感じます。加糖するか、コンデンスミルクやあずき、アイスクリームなどをトッピングするのが正解だと思います。
いちご以外のフルーツ漬け込みウイスキー
いちごウイスキーを作る要領で色々な漬け込みフルーツウイスキーが楽しめると聞いたので、試しに2種類漬け込んでみたレポートです。
りんごウイスキー
<作り方>
① リンゴを皮ごと角切りにする
② ウイスキーと一緒に漬け込む
③ 冷蔵庫で寝かせる
熟したりんごを使ったので、試しに砂糖なしでつくってみたりんごウイスキー。いちごウイスキー同様漬け込んでから5日後に一度試し飲みしてみましたが、いまいち変化を感じられずもう少し漬けることに。
1週間後ぐらいに試飲したところ、ようやくりんごの風味を味わうことができました。いちごに比べると甘みが少なく軽い口当たりなので、甘いカクテルが好きな方には少々物足りないかも。個人的にははちみつやバターを足してホットで飲むのもアリかなと思いました。
ピンクグレープフルーツウイスキー
<作り方>
① グレープフルーツの皮を少し残して適当に削ぐ
② 角切りにする
③ ミントの葉と一緒にウイスキーに漬け込む
④ 冷蔵庫で寝かせる
爽やか系のフルーツ漬け込みウイスキーを作りたくてグレープフルーツをチョイスしましたが、これが大正解!見た目にも色鮮やかで可愛い。
酸っぱくなるかな?と思いきや、ミントと柑橘系の香りとウイスキーが交わり、角のとれた柔らかい甘みを感じることができます。夏場はロックやソーダ割りでいただくのがおすすめ。
いちごウイスキーに合うおすすめ銘柄
いちごウイスキーや、その他フルーツ漬け込みウイスキーに合いそうなコスパが良い銘柄をピックアップしてご紹介します!
ブラックニッカ クリア [ ウイスキー 日本 700ml ]
□種類 ジャパニーズウイスキー
□原材料 モルト、グレーン
□製法 ブレンデッド
□アルコール度数 37%
□価格 1,498円
今回動画で使用したのもこちら、いちごウイスキーにおすすめしたい銘柄ナンバーワンのブラックニッカクリアです。良くも悪くもクセが無いため、フルーツの味を活かしたいちごウイスキーのレシピにはぴったりなんです。
手に入りやすくコスパ抜群、失敗を気にせず気軽に色々な漬け込みウイスキーに挑戦できるのもポイントですね。
ジャックダニエル ブラック [ ウイスキー アメリカ合衆国 700ml ]
□種類 テネシー・ウイスキー
□原材料 グレーン、モルト
□製法 ブレンデッド
□アルコール度数 40%
□価格 2,260円
ニッカウイスキーと並び、日本でも超メジャーウイスキー・ジャックダニエルブラック。アメリカで最も売れているウイスキーですが、バーボンよりもアルコール度数が低く、飲みやすいのが特徴。
バニラやメープルシロップのフルーティな香りがいちごにも良く合うおすすめウイスキーです。
カティサーク オリジナル [ ウイスキー イギリス 700ml ]
□種類 スコッチ・ウイスキー
□原材料 モルト、グレーン
□製法 ブレンデッド
□アルコール度数 40%
□価格 1,417円
安価で飲みやすいスコッチウイスキーの代表カティサーク。飲み口が非常に軽く、アルコールの刺激が少ないので初心者向けウイスキーとして名を馳せているこちらはいちごウイスキーにもおすすめ。
氷を入れてキンキンに冷えたいちごハイボールをぐびぐび飲むなら、ぜひカティサークで試してみて下さい。
いちごウイスキーの保存方法・賞味期限
いちごウイスキーを漬け込んでいる最中や保管時は、冷暗所か冷蔵庫など高温多湿を避けましょう。
ウイスキーはアルコール度数が高いため、それ自体は未開封なら賞味期限はありません。しかし、開封した場合は少しずつ酸化が進み、品質を保つことができなくなっていきます。
いちごウイスキーも基本的に保存方法は普通のウイスキーと変わりありませんが、筆者のようにジップロックで作った場合にはできるだけ早めに飲みきるのが安全です。
また、いちごがそのまま入っている状態だと劣化が進み日持ちしないため、漬け込みが完了したらいちごは取り出して密封状態で保存するのがおすすめ。保存状態や作った際の環境にもよるので、何日までなら飲むことができるとは言えませんが、カビが浮いていたりあきらかに酸っぱい臭いなどがなければ長期間楽しむことができます。
いちごウイスキー まとめ
いちごウイスキーの作り方やアレンジレシピのレビューをご紹介しました。
飲みやすく、見た目も可愛いいちごウイスキーを自分で作れば砂糖の量やアルコールの濃さを調整できるし、割り方やアレンジレシピも色々あって楽しい!ウイスキー初心者にもぜひ試してもらいたいおすすめの飲み方です!
※価格はいずれも2019年7月時点のものです
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