
キャンプに最適な靴とは?キャンプ場の種類や季節ごとの選び方を紹介
キャンプは大自然の中で行うことが多いので、服装は非常に重要です。特に足元はしっかりと準備しておかないと怪我をする恐れもあるので注意しましょう。
もしキャンプで怪我をしてしまえば、せっかくの楽しい雰囲気も台無しになってしまいます。
キャンプ場や季節に合った靴を選べば、よりキャンプを楽しめるでしょう。ここからはキャンプに最適な靴や選び方を紹介していきます。
キャンプ用の靴を選ぼう!

キャンプをするときには、キャンプに適した靴を選ぶことが重要です。さすがにハイヒールや革靴でキャンプに参加する方はいないと思いますが、なるべく場所に合った靴を選んでください。
キャンプに適した靴を選ぶ必要性は、「安全を確保する」ためです。
キャンプ場は森林、芝生、川辺など自然が豊かな場所にあり、都会とは違った危険が潜んでいます。
例えば、渓流などの近くの川辺であれば砂利も大きいため、底が薄い靴だと石の出っ張りが刺さり足を痛めます。
他にも登山などの不整地を歩くときに、ハイカットのような高さがある靴でなければ捻挫するリスクが高まるので注意してください。
キャンプでは活動的に動くことが想定されるので、動きやすい靴を選ぶようにしましょう。
キャンプ用靴の種類とは?
キャンプにはキャンプに適した靴があるので、どのような種類が合っているか把握しておくのがおすすめです。
簡単に種類を把握しておくだけでも、キャンプの靴選びで失敗することは少なくなります。
基本的にはスニーカーでも大丈夫

キャンプは専用のアイテムが多いので、初心者の人は「専用の靴を買わないといけない」と思うかも知れません。
しかし、キャンプ専用の靴をわざわざ購入する必要はありません。基本的にはスニーカーなどの運動しやすい靴であれば問題ないでしょう。
ハイキング・登山をするならトレッキングシューズ
男物のレインシューズって、有るのかどうだか知らないけど、私はレインシューズ代わりの完全防水トレッキングシューズ。#レインシューズ代用 pic.twitter.com/CU5CkBuPAX
— 遊 (単身赴任中) (@Ru3Yusuke) 2019年6月26日
キャンプをするときは、一緒に登山やハイキングをすることが多いでしょう。このような場合は、かかとやソールが厚いトレッキングシューズがおすすめです。
危ない岩場の道でも安心して歩けるだけでなく、履き慣れていれば長時間歩いても疲れにくいです。
アウトドアシューズがおすすめ

キャンプに最もおすすめなのは、デザイン性が優れているアウトドアシューズです。アウトドアシューズの中にはお洒落な靴が多く、キャンプ以外でも普段履きできます。
アウトドア全般に適しておりキャンプ以外の使用用途が広く、カラフルでバリエーションも多いので、好きな服装にも合わせやすいです。
丈夫さ・履きやすいさ・デザイン性のバランスが良いので、キャンプなどのアウトドア趣味を広げていきたい方であれば、アウトドアシューズを選べば失敗しないでしょう。
キャンプ場のタイプに合った靴の選び方

キャンプ場のタイプによって適した靴は変わるので注意してください。適していない靴を履いてしまうと、汚れてしまったり、怪我をしたりなど後悔することもあります。
芝生キャンプ場
キャンプ場の定番といえば、芝生キャンプ場です。他のキャンプ場と比較すると、整地されているので危険度は低いです。
しかし、キャンプ場によっては朝露・夜露で靴が濡れやすいので、防水性が高い靴を選ぶのがおすすめです。
筆者もキャンプをしたときに、天気が良いのに靴が濡れてしまって残念な気持ちになったことがあります。
また、朝露や夜露で草や土が湿っていると靴について汚れやすいので、お洒落な靴を履くときは覚悟してください。個人的には、汚れるので下ろしたての靴をキャンプに履くのはおすすめしません。
そのため、アウトドアシューズを選ぶなら、ブラウンやグレーなど汚れが目立たないものを選ぶと良いでしょう。
森林キャンプ場
森林キャンプ場の場合は、地面が土になっていることが多いので、芝生キャンプ場以上に汚れやすいです。
そのため、スニーカーでも問題ありませんが、汚れても良いデザインで少ししっかりとした作りのものを選びましょう。
また、森林キャンプ場は芝生キャンプ場よりも木の枝や石が多く、地面が整っていません。危険が多く怪我しやすくなるため、動きやすく足を守れるシューズがおすすめです。
川辺のキャンプ場
川辺のキャンプ場は、森林キャンプ場よりも危険が高くなる可能性があるので注意してください。
テントを張る場所が川辺から離れていても、川で遊ぶことも多いでしょう。
川にある岩は濡れていると非常に滑りやすくなるので、怪我しやすいので気をつけなければなりません。
ソールがゴム製でできており、滑りにくい作りになっているものを選ぶようにしましょう。
サンダルで川に入るときは脱げやすいので、かかとが固定されたバンド付きのタイプがおすすめです。
キャンプする季節に合った靴の選び方
キャンプの季節によっても適した靴は変わりますが、基本的には用途やキャンプ場の種類を重視して選ぶことが大切です。
春キャンプ用の靴

春のキャンプであれば、各キャンプ場のタイプに応じた種類の靴を選べば問題ありません。
春のシーズンはアウトドアシューズやスニーカーでも、新しいモデルが販売されることが多いので、お洒落なものを選びやすいです。
夏キャンプ用の靴

夏用のキャンプであれば、通気性を重視して選ぶのがおすすめです。
芝生キャンプ場など整地された場所であれば、サンダルでも構いませんが、動きやすいようにかかとを固定した種類が無難でしょう。
また、サンダルは底が薄いので、森林キャンプ場を利用する場合や、ハイキングなどをする際は、アウトドアシューズやトレッキングシューズを用意するのがおすすめです。
秋キャンプ用の靴

秋のキャンプ用の選び方は春用と大きな違いはありません。しかし、春よりも夕方以降は冷え込みやすくなるので、通気性は抑えて温かい作りの選ぶのがおすすめです。
また、秋も新しいモデルが登場しやすいので、ファッション性が高い靴を選ぶのもおすすめです。
特にアウトドアシューズの中でもブーツの種類も増えるため、選ぶ楽しみが増えます。
冬キャンプ用の靴

冬は営業しているキャンプ場も減るため、キャンプすることも減りますが、もしキャンプをするなら、カットが高いアウトドアシューズがおすすめです。
秋用のキャンプシューズと同様にブーツなどを選ぶと良いでしょう。冬は特に冷えやすいので、保温性が高い靴かどうかを確認してください。
キャンプするときの靴を用意するポイント
キャンプするときの靴は、キャンプをイメージして用意することが大切です。特にキャンプ用の靴の特性を把握しておくと良いでしょう。
サンダルも用意するのがおすすめ
趣味としてキャンプを始めるとキャンプ用品にこだわりたくなります。そのため、キャンプ用にアウトドアシューズやトレッキングシューズを用意する人は多いです。
しかし、アウトドアシューズは脱ぎ履きするのに手間がかかる種類が多いので、そのシューズしかない場合だと、キャンプで生活するのが面倒を感じやすいです。
そこで、サンダルも一緒に持っていくと便利なのでおすすめです。実際に、一度テントに入ってからトイレに行きたくなることなどは多いので、いちいち靴を履くのが面倒になります。
サンダルがあればちょっとした用事でも動きやすくなるので、過ごしやすくなります。
新品の場合は靴擦れに注意しよう
基本的にキャンプをするときには、スニーカーでも問題ありません。
ただし、履き慣れた靴を選ぶのがポイントです。新品の靴はソールやインソールが固く、足に馴染んでいません。このような靴で長時間行動すると、靴擦れを起こし足が痛くなるので注意してください。
まとめ
キャンプするときは、どのような靴を履くかが意外にも重要なポイントになります。特にキャンプ場のタイプや目的、季節によって最適な靴の種類は変わってきます。
もし適していない靴でキャンプをすると、怪我をするリスクがあるので注意してください。特に森林キャンプ場や川辺のキャンプ場だと、危険性はより高くなります。
安全を確保して最大限キャンプを楽しむためにも、靴選びにこだわってみるのもおすすめです。