セラミックファンヒーターおすすめ人気10選!寒い冬を快適に
すぐに暖かい風に当たりたいときに便利でお手軽な暖房機器といえばセラミックファンヒーターです。エアコンのような取り付け工事も不要で、灯油やガスといった燃料を準備しなくても電気ですぐ使えます。
部屋全体を暖めるよりはスポット使いに向いているため、寒い朝にサッと暖まりながら着替えをしたいときなどにおすすめです。この記事では、おすすめのセラミックファンヒーターの人気商品と選び方のポイントをお伝えします。
目次
おすすめの使用場所

冬に暖かい部屋から寒い場所に出ることで血圧が急激に変化し、ヒートショックを引き起こす危険があります。温度差のあるトイレや脱衣所などを事前に暖めておくことで予防できますが、コンパクトですぐに温風が出るセラミックファンヒーターはヒートショック予防におすすめです。
また、キッチンで足元だけを暖めたり、玄関や廊下でちょっとした作業をしたりするときに使うこともできます。
さらに一酸化炭素が発生しないので、締め切った部屋の中で使っても安心です。
セラミックファンヒーターの選び方
セラミックファンヒーターを選ぶときに注目したい6つのポイントをご紹介します。
①ちょっと使いが多いなら速暖性で選ぶ

トイレや脱衣所で短い時間使うことが多いなら、スイッチを入れたらすぐに温風が出てくることと、十分な風量があるかどうかが大切なポイントです。速暖機能に対応した商品もあるので参考にしましょう。
②使う場所にあわせたサイズと重さ

キッチンで足元に使ったり、玄関で靴を磨くときに持っていったりと、いろいろな場所に移動して使うなら軽くて持ち運びしやすいサイズがおすすめです。トイレや脱衣所のような狭い個室に置くなら、小型サイズやコンパクトな薄型・壁掛け型のじゃまにならないセラミックファンヒーターがぴったりです。
リビングなど広めの部屋で、何人かで温風に当たりたいなら大型のセラミックファンヒーターを選びましょう。大きい製品ほど速暖性も機能性能も高い傾向にあるので、実際に使用しているシーンをイメージしながら最適な商品を選んでください。
③電気代で選ぶ
冬の間は毎日使うものなので電気代が気になります。消費電力は商品によってさまざまですが、設定温度より少し低い温度で運転して20%程度節電する省エネ機能や、人感センサーを搭載したモデルを選べば、より電気代を抑えられます。
エアコンと比べるとセラミックファンヒーターの消費電力は高い傾向にあります。しかしセラミックファンヒーターはスポット暖房に向いてるので、リビング全体を暖めるといった使い方でなければ高額な電気代がかかる心配はありません。
④便利な機能で選ぶ

最新のセラミックファンヒーターはさまざまな機能が搭載されています。自分が必要とする機能にも注目しましょう。
自動電源オフ機能
数時間後に自動で電源が切れる自動電源オフ機能がついたオフになるモデルは消し忘れ対策になります。本体の転倒時に電源が切れるモデルもあり、地震のときやペットのいる家庭、子育て世帯に安心です。
タイマー機能
タイマー機能は、寝入るまでの間だけ使いたいときや、お風呂に入る前に脱衣所を暖めておきたいときに便利。設定した時刻に自動でオン・オフになるタイプと、経過時間を指定して自動オン・オフができるタイプがあります。
首振り機能と風量調節機能
広範囲を暖められる首振り機能は何人かで暖まる場合に便利。風量調節機能は暑すぎたり寒すぎたりしたときに調整が可能。シンプルな強・弱の2段階調節から、温度を直接設定できるものまでさまざまです。
人感センサーと温度センサー
人感センサーは、特に人の出入りが多いトイレなどにぴったりの機能です。人の動きを察知して自動で電源がオン・オフになるため、消し忘れがなく省エネにもなります。温度センサーを備えたモデルなら、本体が異常に高温になったときに自動でオフになるので、火事ややけどを防げます。
リモコン機能
セラミックファンヒーターもリモコンがあると便利。電源のオン・オフはもちろん、風量や首振り設定などを離れたところから操作できるモデルもあります。
静音モード
動作音50dB以下の静音設計モデルは、寝室やベビーベッド周りなどにおすすめです。通常モードは50dB以上の動作音でも、静音モードがついているモデルもあります。
加湿機能
冬にセラミックファンヒーターを使うと部屋が乾燥しがちですが、加湿機能つきのモデルならヒーターの熱を使ってスチームを作るので、別途加湿器を使うより経済的です。
そのほかナノイーやプラズマクラスターといった、メーカー独自の機能を搭載した製品もあります。
⑤使いやすいデザインで選ぶ
冬の間ずっと出しっぱなしにするので、部屋になじむデザインかどうかは大切です。定番の白いモデルだけでなく、カラフルなモデルやシックな木目調もあるのでインテリアにあわせてコーディネートできます。
部屋をまたいで持ち運ぶなら、持ち手がついたデザインを選びましょう。運ぶときに電源コードを踏んで転ばないように、本体にコード掛けがついていると安心です。
⑥価格で選ぶ
セラミックファンヒーターは、サイズや機能によって数千円から数万円まで価格に幅があります。エアコンなどほかの暖房機器が部屋全体を暖めるまでの間だけ使うだけなら、シンプルな機能で安価なモデルを選んでも十分です。
大型のモデルや機能が多いモデルほど高価なので、どんな機能が必要かじっくり検討してください。
主な人気メーカー

優れたセラミックファンヒーターを販売している、人気メーカーをご紹介します。メーカーごとの特徴にも注目してください。
アイリスオーヤマ
製造と問屋を自社でまかなうメーカーベンダーシステムで販売店と密に連携し、実用性とコストパフォーマンスが高いセラミックファンヒーターを探せます。
パナソニック
メーカー独自のナノイー技術を搭載したセラミックファンヒーターが人気です。
シャープ
プラズマクラスターを搭載したセラミックファンヒーターが魅力的です。
デロンギ
一見セラミックファンヒーターには見えないスタイリッシュなデザインが特徴的。省エネや首振りなどの機能もついています。
山善
ベーシックなデザインのモデルや省スペースな壁掛け型もあれば、高級感あふれる暖炉型まで多彩なセラミックファンヒーターを販売しています。人感センサーや転倒オフ機能がついたモデルが、お手頃価格なのもうれしいポイントです。
セラミックファンヒーター人気メーカーの売れ筋商品
数あるセラミックファンヒーターの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
部屋全体タイプのセラミックファンヒーター5選
小型タイプのセラミックファンヒーター5選
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セラミックファンヒーターでも火事に注意

セラミックファンヒーターは燃料が不要で火を使いません。なので密閉された狭い部屋の中で使っても、一酸化炭素中毒の心配はありません。しかし、セラミックファンヒーターならまったく火事が起こらないというわけではありません。ほかの暖房機器と同じく、近くに燃えやすいものがあると引火の恐れがあります。
また普通の家電と同じく、電源コードを傷めれば漏電火災も起こりえます。温度センサーや転倒時オフ機能など安全性を高める機能つきのモデルを選びましょう。加えて火事にならなくても、至近距離でセラミックファンヒーターに当たり続けると低温やけどをすることもあるので気をつけましょう。
まとめ
セラミックファンヒーターの選び方とおすすめ人気商品を厳選して紹介しましたが、いかがでしたか。
快適・安全に暖められ、片手で持てるコンパクトなモデルや加湿ができるモデルもあります。使う部屋にあわせ、ぴったりなセラミックファンヒーターを見つけてください。
※商品価格は2021年月11月時点のものです。
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