サイコン、おすすめ12選 手頃な価格から高機能商品まで
サイコンとは、サイクルコンピューターの略で、自転車に取り付けることで走行速度や走行距離、走行時間、ケイデンス(ペダルの回転数)、心拍数、消費カロリーなどを計測できます。
サイコンは、サイクリングをスポーツとして楽しみたい方にとって欠かせないアイテムといえます。ただ、さまざまなモデルの中から自分にあった1台を選ぶのは簡単ではありません。
そこでこの記事では、サイコンの選び方と人気商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
おすすめ・人気商品をまずは一覧で
外観 |
商品名 |
特長 |
本体サイズ |
接続方式 |
バッテリー/電池持続時間 |
防水性能 |
GPS機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CAT EYE(キャットアイ) VELO WIRELESS + CC-VT235W |
ナイトモードで夜間走行時も確認しやすい |
55.5×37.0×16.5 mm |
無線 |
コンピュータ:約1年、センサー:約10,000km |
IPX8 |
― |
|
CAT EYE(キャットアイ) QUICK CC-RS100W |
2018年度グッドデザイン賞受賞 |
93.5×54×36mm |
無線 |
コンピュータ:約1年、センサー:約10,000km |
IPX8 |
― |
|
CAT EYE(キャットアイ) VELO 9 CC-VL820 |
サイコン入門者向けモデル |
55.5×37.5×18.5mm |
有線 |
約3年 |
IPX8(センサー除く) |
― |
|
CAT EYE(キャットアイ) PADRONE DIGITAL CC-PA400B |
大きな画面で使いやすい |
67.5×43.0×15.6mm |
無線 |
コンピュータ:約4ヶ月、スピードセンサー:約5ヶ月 |
IPX8 |
― |
|
Bryton(ブライトン) Rider 15 neo E |
大型2インチディスプレイで見やすさ◎ |
幅46.1×厚さ16.7×高さ71.1mm |
無線 |
16時間(充電式) |
IPX7 |
〇 |
|
CAT EYE(キャットアイ) STRADA SMART CC-RD500B |
小型軽量&Bluetooth対応モデル |
47.0×32.0×13.2mm |
無線 |
約5ヶ月 |
IPX8 |
― |
|
GARMIN(ガーミン) Edge 130 Plus |
軽量&コンパクトなGPSサイコン |
41×63×16mm |
無線 |
13時間(充電式) |
IPX7 |
〇 |
|
CAT EYE(キャットアイ) PADRONE + CC-PA110W |
ストップウォッチ搭載モデル |
67.5×43.0×15.6mm |
無線 |
コンピュータ:約1年(バックライト常時点灯の場合2ヶ月)、センサー:約10,000km |
IPX8 |
― |
|
GARMIN(ガーミン) Edge 530 |
詳細地図と見やすいカラー画面でトレーニングに◎ |
50×82×20mm |
無線 |
20時間(充電式) |
IPX7 |
〇 |
|
GARMIN(ガーミン) Edge 840 Solar |
ソーラー充電で最大60時間稼働 |
57.8×85.1×19.6mm |
無線 |
約32時間(充電式) |
IPX7 |
〇 |
|
LEZYNE(レザイン) MEGA XL GPS |
縦横表示を選べる大画面モニタ |
幅57.5×全長78.3×高さ26.6mm |
無線 |
48時間(充電式) |
記載未確認 |
〇 |
|
Bryton(ブライトン) Rider420 |
安くナビを導入したい方におすすめ |
49.9×83.9×16.5mm |
無線 |
35時間(充電式) |
IPX7 |
〇 |
サイコンの選び方
サイコンの選び方について解説します。
「有線式」と「無線式」から選ぶ
サイコンには、本体とセンサーの接続方式として、有線式と無線式の2種類があります。
有線式|通信が安定、電池も長持ち
本体とセンサーをケーブルでつなぐため、通信が安定していてボタン電池も長期間持つのがメリットです。一方で、ケーブルの断線リスクがあります。
また、配線により見た目を損なうことがあり、取り付けの手間もかかります。
無線式|取り付けが簡単、見た目もスッキリ
センサーから電波を発信し本体で受信する仕組みのため、ケーブル不要で取り付けが簡単です。とはいえ、センサーにもボタン電池が必要なため、有線式よりランニングコストがかかります。
また、電波干渉などで正確な数値が測定できないリスクもあります。
無線式の方が種類が多く、機能も価格も幅広く人気です。ただ、見た目よりも動作が安定している方がいいという方は有線式を選びましょう。
サイコンの機能で選ぶ
目的に合わせて、必要な機能を備えたモデルを選びましょう。
「走行距離」機能で達成感を得られる
走行距離を測る機能は、サイコンに搭載されている基本的な機能。サイコンを買ってからの総距離だけでなく、走行距離を一度リセットして測定することも可能です。
走った距離を数値で知ることで、達成感にもつながります。
「走行速度」機能でペース配分がしやすい
走行速度を測る機能も、多くのサイコンに標準装備されています。一目で速度を把握できるため、スピードの調整やペース配分したいときの参考になります。その日走った区間の最高速度や平均速度を知ることもできます。
「走行時間」機能はプランを立てるのに便利
走行時間は、計測を開始した時点から走った時間を表示します。自転車のタイヤが回っている時のみカウントするため、信号待ちなどの停止時間は含まれません。
どれくらいの時間がかかるのか把握しておけば、帰り道の時間を判断する目安になります。
「ケイデンス(ペダルの回転数)」機能で効率よく走行
ケイデンスとは自転車のペダルの回転数のことで、サイコンでは1分間にペダルが回った回数をカウントします。一定のケイデンスで走ると身体への負担を軽減でき、疲れにくくなるなどのメリットがあります。
ロードバイクで走る場合、一番エネルギー効率がいいケイデンスは1分あたり90回転前後といわれていますが、道路の起伏や走り方によっても最適なケイデンスは変わります。
サイコンでケイデンスを確認しながら必要に応じてギアチェンジし、効率よくパワーが出るように走ることが大切です。
「心拍数」計測機能で体調管理やトレーニング計画
心拍数を測る機能が搭載されていると、走行中にどれだけ心拍数が上がっているかを把握できます。無理をし過ぎていないか確認でき、体調管理やトレーニングの計画を立てる際にも役立ちます。
心拍数を計測するためには、身体に取り付けるセンサーが別途必要です。
「GPS」機能付きなら、より便利
一般的なサイコンはフロントフォークにセンサーを取り付ける必要がありますが、GPS機能付きのモデルならセンサーが不要なためいっそう手軽に使えます。
速度や距離といった基本的なデータだけでなく、ナビゲーションや海抜高度の表示などに対応した製品も。アプリと連携すれば、走行ログも残せてさらに便利です。
消費電力が多いので頻繁に充電する必要があり、GPS信号を受信できない場所では計測できないなどの欠点もあります。
「防水」機能があれば、突然の雨でも安心
多少の雨なら耐えられる防水性能を備えたサイコンは多いものの、強い雨に備えるなら、防水性能の高いモデルが安心です。
防水性能は「IPX8」「IPX4」などと表記され、数値が大きいほど高性能です。IPX8は水没にも強いですが、通常の使い方であれば「IPX4」程度の防水性能を目安に選びましょう。
「消費カロリー」機能はダイエットや筋トレ目的にも便利
サイコンには消費カロリーを計算する機能も搭載されています。とくにダイエットや筋トレ目的でサイクリングする方にとって、モチベーションアップにつながることでしょう。
初心者におすすめの機能は?
種類豊富な機能を備えたサイコンは便利な反面、全ての機能を使いこなせないことも。速度や距離、時間など基本的な機能を備えた手頃なサイコンから使い始めるのも手です。
大会への出場や、より高い目標を目指すなら、多機能モデルも検討しましょう。
中級者・上級者なら、走行ルートの記録や目的地までナビゲーションしてくれるGPS機能を搭載したサイコンもおすすめです。過去のデータと比較しながらトレーニングすることができます。
人気メーカーの紹介
サイコンを開発している人気メーカーを紹介します。
ガーミン
1989年にアメリカで設立されたガーミンは、GPSサイコンを最初に発売したメーカーとして、本格的にロードバイクを楽しむ層から人気があります。価格は少し高めですが、機能が充実しているため、トレーニングなどの目的でサイコンを使いたい方におすすめです。
キャットアイ
キャットアイは初心者から上級者までクラスに応じて、見やすく使いやすいサイコンがそろっているのが特徴。数千円で購入できる機種も多く、値段の割に機能が充実しており、コストパフォーマンスの高さが魅力となっています。
レザイン
アメリカのサイクルアクセサリーメーカーのレザインは、LEDライトやGPSサイコンを販売。コンパクトで軽量なモデルから、大画面で見やすいモデル、使いやすいナビ機能を搭載するモデルなど、高機能で比較的安価なGPSサイコンがそろっています。
Wahoo
自転車の部品やアクセサリーなどを開発するWahooは、本格的で高性能なサイコンを販売しています。Wi-Fi経由で出先から簡単にナビが開始できる、LEDの点滅で曲がる方向を示してくれる、電池の持ちが良い、など便利な機能も満載で使い勝手の良さが人気です。
ブライトン
ブライトンのGPSサイコンはセンサーやマグネットの取り付けが不要で、必要最低限の設定をすればすぐに使用できます。バッテリー駆動時間が長いところが強みで、高性能ながら手頃な価格でコストパフォーマンスが抜群。初心者から上級者まで使える幅広いラインナップです。
サイコン、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数あるサイコンの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。
- CAT EYE(キャットアイ)
-
VELO WIRELESS + CC-VT235W
- 税込み4,200円(Amazon)
-
ナイトモードで夜間走行時も確認しやすい
-
走行速度をメインに、走行時間・走行距離・平均速度・最高速度・消費カロリー・積算距離・時計の7つのモードを搭載したスタンダードモデル。ボタン1つでモードが切り替えられるため、入門者・初心者の方でも操作しやすいサイコンです。
消費カロリーが表示されるので、ダイエット・トレーニングでのカロリー管理をしている方におすすめです。
電池交換タイプですが、1日1時間の使用で約1年間もしくは、積算で約10,000kmと電池寿命は長め。防水性能は最高等級のIPX8。急な天候の変化や雨天での走行も安心です。ナイトモードを搭載しているので、夜間の走行時もデータの確認がしやすいです。
- Bryton(ブライトン)
-
Rider 15 neo E
- 税込み8,000円(Amazon)
-
大型2インチディスプレイで見やすさ◎
-
データグリッドが大きく、速度表示もクリアに読み取れる2インチディスプレイを採用したモデル。バックライトを内蔵しているので、暗いところでの視認性を気にする方にもおすすめです。
GPS対応モデルとしては比較的手ごろな価格に抑えられています。
スマホのBryton ActiveアプリとBluetooth経由で同期でき、走行ログやグラフ解析したデータなどをSNSで共有することも可能です。
- CAT EYE(キャットアイ)
-
STRADA SMART CC-RD500B
- 税込み15,653円(Amazon)
-
小型軽量&Bluetooth対応モデル
-
接続中のスマートフォンで情報を表示することにより、センサーレスでスピード・高度の計測が可能な「ミラーモード」と、センサーと直接接続して計測・表示する「センサーダイレクトモード」の2モードを搭載。モードを切り替えながらサイクリングを楽しめます。
コンピュータ表面を押してモード変更する「クリックテック」で、手袋をつけたままでも操作可能です。
- CAT EYE(キャットアイ)
-
PADRONE + CC-PA110W
- 税込み5,073円(Amazon)
-
ストップウォッチ搭載モデル
-
最高等級のIPX8防水なので、雨天時の走行や屋外での駐輪も安心です。消費カロリーの代わりにストップウォッチが搭載されており、レースのトレーニングやタイムアタックをしたい方に最適です。
消費カロリーはスマホやスマートウォッチなどで気軽に取れるようになっているので、ダイエット管理よりも走行の記録をメインと考えている方におすすめします。
ロードバイクはもちろん、マウンテンバイクのコースで記録を取る時にも便利です。
- GARMIN(ガーミン)
-
Edge 530
- 税込み41,053円(Amazon)
-
詳細地図と見やすいカラー画面でトレーニングに◎
-
リルート機能の付いたナビゲーションを搭載したサイコン。ロードバイクやMTB競技のトレーニングにも使える本格的な機能が満載です。
カラー液晶でトレーニングデータや高度計などの情報が見やすく、別売りのセンサーを取り付けたりスマホに同期したりすれば、いっそうトレーニング管理に役立ちます。
また、事故検知機能やライダー間メッセージなどの便利な機能も豊富。バイクアラームも付いているので、コンビニへの立ち寄りなどちょっとした休憩時にも安心感があります。
- GARMIN(ガーミン)
-
Edge 840 Solar
- 税込み85,800円(Amazon)
-
ソーラー充電で最大60時間稼働
-
コースの残り距離や勾配の情報をリアルタイムに表示する「ClimbPro」を搭載。
互換性のあるセンサーとペアリングすることで、気温や高度に身体がどの程度適応しているかや、自分のスタミナがどれくらい残っているかなどを算出できます。
レースイベントのスケジュールに合わせて、ワークアウトプランを調整することも可能。ジャンプ距離、ハング時間などの計測にも対応しており、マウンテンバイクでのオフロード走行にも適しています。
- LEZYNE(レザイン)
-
MEGA XL GPS
- 税込み27,927円(Amazon)
-
縦横表示を選べる大画面モニタ
-
2.7インチの大型かつ240×400ピクセルの高精細なスクリーンと、最大48時間持続する充電式バッテリーを搭載している製品。長時間のライディングを行う方におすすめです。
Bluetooth接続とANT+接続の両方に対応しており、パワーメーター、心拍数モニタなどをペアリング可能です。
画面には、最大/平均心拍数やオドメーターなど、9種類の数値を同時に表示することも可能。専用のスマートフォンアプリでルートの設定が行えます。
- Bryton(ブライトン)
-
Rider420
- 税込み11,000円(Amazon)
-
安くナビを導入したい方におすすめ
-
単体でも十分に活躍しますが、オプションパーツの付いたセットを選ぶことで、心拍センサーやケイデンスが計測できます。
単純にサイクリングを楽しむ目的で取り付ける方はもちろん、本格的な走りやトレーニング目的のサイクリストも使えます。
ルートナビ機能では、目的地までの簡易的なルートが表示されます。スマホや地図を取り出すことなく、目的地までスムーズに到着できるのは嬉しいポイントですね。
外観 |
商品名 |
特長 |
本体サイズ |
接続方式 |
バッテリー/電池持続時間 |
防水性能 |
GPS機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CAT EYE(キャットアイ) VELO WIRELESS + CC-VT235W |
ナイトモードで夜間走行時も確認しやすい |
55.5×37.0×16.5 mm |
無線 |
コンピュータ:約1年、センサー:約10,000km |
IPX8 |
― |
|
CAT EYE(キャットアイ) QUICK CC-RS100W |
2018年度グッドデザイン賞受賞 |
93.5×54×36mm |
無線 |
コンピュータ:約1年、センサー:約10,000km |
IPX8 |
― |
|
CAT EYE(キャットアイ) VELO 9 CC-VL820 |
サイコン入門者向けモデル |
55.5×37.5×18.5mm |
有線 |
約3年 |
IPX8(センサー除く) |
― |
|
CAT EYE(キャットアイ) PADRONE DIGITAL CC-PA400B |
大きな画面で使いやすい |
67.5×43.0×15.6mm |
無線 |
コンピュータ:約4ヶ月、スピードセンサー:約5ヶ月 |
IPX8 |
― |
|
Bryton(ブライトン) Rider 15 neo E |
大型2インチディスプレイで見やすさ◎ |
幅46.1×厚さ16.7×高さ71.1mm |
無線 |
16時間(充電式) |
IPX7 |
〇 |
|
CAT EYE(キャットアイ) STRADA SMART CC-RD500B |
小型軽量&Bluetooth対応モデル |
47.0×32.0×13.2mm |
無線 |
約5ヶ月 |
IPX8 |
― |
|
GARMIN(ガーミン) Edge 130 Plus |
軽量&コンパクトなGPSサイコン |
41×63×16mm |
無線 |
13時間(充電式) |
IPX7 |
〇 |
|
CAT EYE(キャットアイ) PADRONE + CC-PA110W |
ストップウォッチ搭載モデル |
67.5×43.0×15.6mm |
無線 |
コンピュータ:約1年(バックライト常時点灯の場合2ヶ月)、センサー:約10,000km |
IPX8 |
― |
|
GARMIN(ガーミン) Edge 530 |
詳細地図と見やすいカラー画面でトレーニングに◎ |
50×82×20mm |
無線 |
20時間(充電式) |
IPX7 |
〇 |
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GARMIN(ガーミン) Edge 840 Solar |
ソーラー充電で最大60時間稼働 |
57.8×85.1×19.6mm |
無線 |
約32時間(充電式) |
IPX7 |
〇 |
|
LEZYNE(レザイン) MEGA XL GPS |
縦横表示を選べる大画面モニタ |
幅57.5×全長78.3×高さ26.6mm |
無線 |
48時間(充電式) |
記載未確認 |
〇 |
|
Bryton(ブライトン) Rider420 |
安くナビを導入したい方におすすめ |
49.9×83.9×16.5mm |
無線 |
35時間(充電式) |
IPX7 |
〇 |
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