iPadのバックアップにはPCが必要?効果的な方法とは?

竹澤承太郎
公開: 2019-01-03

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iPadが故障してしまったり、紛失してしまったときには重要なデータをバックアップする必要があります。では、iPadはどのようにデータをバックアップすれば良いのでしょうか。ここからはiPadのバックアップについて紹介していきます。


iPadのバックアップをiTunesでする方法

iPhoneやiPadのデータをバックアップするときはiTunesを使うことが多いです。iTunesと接続することによってデータは自動的に同期され保存されます。バックアップしたデータを復元するときも非常に簡単で、iTunesに接続するだけで完了します。

iTunesはPCがないとバックアップできない!

iTunesでバックアップをするときはPCとiPadをケーブルで繋ぐ必要があります。そのため、iPadだけしか持っていない人は新たにPCを購入する必要があります。バックアップを取るためだけにPCを購入するのは割が合わないでしょう。

iPadのバックアップをiCloudでする方法

PCがない人でも「iCloud」を使えばバックアップを取ることができます。iCloudとはAppleが提供しているクラウドストレージサービスであり、主にバックアップを取るために利用できます。iPad以外にもiPhoneなどのデータも1つに保存することができるため、有効活用することでバックアップ以外にもデータの管理を行えます。このiCloudはiPadの設定画面で簡単に設定できます。

iCloudでバックアップする注意点

iCloudでバックアップをするときはデータの「容量」に注意する必要があります。iCloudで使える容量は基本的に5GBまでであり、5GBを超える場合は料金が発生します。iCloudの使用料は以下の通りです。

5GB:無料
50GB:月額130円
200GB:月額400円
1TB:月額1,300円

ここまでの説明の通り、iTunesやiCloudでiPadのデータをバックアップします。ところで、iPadは最も少ない容量では32GBで、64GBモデルが最も人気があります。このiPad内の容量が多い人がバックアップするときは課金をして容量を追加する必要があります。
写真や動画などのデータが多い場合はiCloud以外のストレージサービスなどを使ってバックアップを保存することがおすすめです。

また、バックアップを保存するサービスはiPad本体が壊れてしまっても使えるものを選ぶことがポイントです。使っているiPadでしかアクセスできなければ、せっかくバックアップを保存しても使うことができなくなってしまいます。このようにバックアップを取るときは、iPadが故障したときにでも、アカウントを登録し別の端末(iPad)からでもアクセスできるサービスを使うことがおすすめです。

iCloudを使ってバックアップをするときのポイント

iPadのバックアップを考えるときに、PCを使わないiCloudを使うことが多いです。しかし、先程のように5GBを超えてしまうと料金が発生してしまうため、データを常に整理しておくことがおすすめです。まずは写真や動画などiPadで撮影したデータや、仕事で使うPDFなどのデータはクラウドストレージサービスを活用することがおすすめです。
また、iCloudを使用してバックアップする場合は上限の5GBを超えないように保存量を調整することが大切です。


iPadで仕事をするときにはクラウドサービスがおすすめ
例えば、ビジネスで使われることが多い「Googleドライブ」であれば、1アカウントにつき15GBまで無料で利用することができます。Googleアカウントも無料で作ることができるため、用途に合わせてGoogleアカウントを使い分ければ画像や映像などのデータを、本体の容量を消費せずにバックアップすることが可能です。

このようにiPadの本体ストレージを消費しやすいデータは、インターネットを接続して利用できるクラウドストレージを有効活用してバックアップすることがおすすめです。iCloudにバックアップするデータが少なければ費用をかけずに安全にバックアップすることができます。特にGoogleドライブなどの無料で大容量使えるクラウドストレージにデータを保存しておけば、iPadが故障したとしても新しいiPadでログインさえすればデータを取り出すことが可能です。

iCloudに保存したデータを削除する方法

ここまでの説明のようにiCloudにバックアップするデータも5GB以内に調整することが大切です。先程の説明のようにクラウドストレージなどにデータを保存することで、iCloudに保存するデータは非常に少なくなります。基本的にiCloudに保存できるデータの種類は、「写真」「メール」「連絡先」「カレンダー」「メモ」「リマインダー」などです。

この中で最も容量が大きいデータは写真になるため、クラウドストレージに保存します。それ以外のデータで5GBを超えることはほとんどありません。まずは、写真をiCloudに保存しない設定にすることでiCloudの容量を大幅に節約できます。このようにiCloudの容量を節約しても5GBを超えそうな場合は、iCloudに保存しているデータを削除して調整します。

iCloudに保存しているデータを削除する方法は、iPadの設定画面から「iCloud」を選択します。このiCloud画面を表示すると、さまざまなメニューを選択することが可能であり、「容量」を選択することで「ストレージ管理」を操作できます。この「ストレージ管理」を選択したら、「このiPad」を選択することでバックアップで保存しているアプリを選択したり、削除したりできます。このような操作を行いiCloudの容量を節約します。
また、PCがあればiCloudのバックアップ内容を詳細まで管理することができるため、iCloudを使うときはPCを使うことがおすすめです。

iCloudに保存したiPadのバックアップデータを復元する方法

iPadのデータをiCloudにバックアップし、そのデータを復元するためには一度iPadをリセット(初期化)する必要があります。iPadを初期化する方法は、iPadの設定画面から「一般」→「リセット」を選択します。
リセットの中から「すべての設定をリセット」を選択するとiPadを工場出荷時と同じ状態に戻すことが可能です。このようにiPadを初期化し、再起動すると復元する設定画面が表示されます。PCを使ってバックアップをする場合は「iTunesバックアップから復元」を選択します。

PCがない場合は、ここまでの説明のように「iCloudバックアップから復元」を選択します。iCloudに保存したバックアップデータを復元するときには、「iCloudバックアップから復元」を選択し、iCloudにログインします。iCloudのアカウント情報(IDとパスワード)を忘れてしまうとログインできないため、忘れないように注意しましょう。iCloudにログインすると「利用規約」が表示されるため、内容をよく読み「同意」します。
ここまで進むとiCloudで保存していたバックアップの一覧が表示されるため、必要なバックアップデータを選択すると設定が復元されます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はiPadのバックアップについて紹介してきました。iPadのバックアップの基本となるiCloudは基本的にiPadが故障したり、紛失したときのためにあります。普段からデータを安全にバックアップをしたい場合は、PCにデータを保存するか紹介したようにクラウドストレージを利用することがおすすめです。まずはバックアップなどデータの管理をするときにはiPad内のデータを整理すると良いでしょう。さまざまな方法を試して便利で確実なバックアップ方法を見つけることが重要です。


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