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iPadのバッテリー交換、料金や注意点について解説

Moovoo編集部
公開: 2023-09-19

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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iPadのバッテリーは、使用頻度や充電方法によって、劣化していきます。バッテリーが劣化すると、充電の持ちが悪くなったり、電源が突然落ちたりするなどの不具合が発生することがあります。

iPadを使っていて、「以前よりもバッテリー残量の減りが早くなった」と感じていたら、バッテリー交換の時期に来ているかもしれません。

そこで、この記事ではiPadのバッテリー交換について、その方法や費用、注意点などについて解説します。ぜひ参考にしてください。


iPadのバッテリー交換が必要な場合とは?

iPadのバッテリーを充電するイメージ

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まず、iPadのバッテリー交換が必要な目安について解説します。

Appleの有料補償サービスである「AppleCare+(アップルケアプラス)」では、端末のバッテリー容量が本来の80%未満に低下している場合、無償でバッテリーを交換できます。

このことから、iPadに限らず、Apple製品のバッテリー交換の目安を「バッテリー容量が本来の80%を下回った時点」と考えることができます。

さらにAppleによると、iPadのバッテリーはフル充電サイクルを1,000回繰り返したときに本来の容量の最大80%を維持できるように設計されているとのこと。

そのため、毎日充電していた場合、2年半~3年弱ほどがバッテリー交換の目安となります。

ただしこれはあくまで目安です。使用期間や充電回数が目安に満たなくても、バッテリーの持ちが極端に悪い(減りが早い)、いくら充電してもフル充電にならない、電源が入らない、などなんらかの不具合が生じている場合は、バッテリー交換や修理などのメンテナンスを検討した方が良いでしょう。

iPadのバッテリーを交換する方法

iPadのバッテリーイメージ

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iPadのバッテリーを交換する方法は、大きく分けて以下の4種類です。

・Appleストアで交換する
・キャリアショップで交換する
・修理業者で交換する
・自分で交換する


それぞれのバッテリー交換の方法について紹介していきます。

Appleストアで交換する

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1つ目は、Appleストアで交換する方法です。

前述のとおり、AppleCare+に加入していて、かつバッテリーの最大容量が本来の80%を下回っている状態であれば、Appleストアで無償でバッテリー交換できます。

またAppleCare+に加入していない場合でも、Apple製品には1年間の保証がついているため、バッテリーの不調の原因が初期不良などの不具合であれば補償される可能性があります。

近くにAppleストアがない場合は、Apple正規サービスプロバイダに修理を依頼することも可能です。ただし、Appleストアも正規サービスプロバイダも来店予約が必要なため、公式ホームページなどから事前に手続きしておきましょう。

持ち込み修理が難しい場合は、配送修理を申し込むこともできます。店頭に持ち込む必要がないぶん手軽に利用できますが、持ち込み修理に比べると時間がかかります。

配送するイメージ

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<AppleストアでiPadのバッテリーを交換する際の注意点>
Appleストア、正規サービスプロバイダ、配送修理などを利用してバッテリー交換を依頼する場合、2点注意点があります。

1つは、費用が高額になる可能性がある点です。保証の範囲内であればお得に利用できますが、保証が適用されない場合、他の方法に比べてやや高額な費用がかかる可能性があります。

もう1つは、iPadが初期化される可能性がある点です。初期化の有無は作業内容にもよりますが、バッテリー交換の際は事前にバックアップを取っておくことをおすすめします。

非正規の修理業者で交換する

Appleストアや正規サービスプロバイダ以外の、街のスマホ・タブレット修理業者でもiPadのバッテリーを交換することが可能です。

費用やかかる時間は業者によって異なり、Appleストアより安く早くバッテリーを交換できる可能性があります。しかし、正規店以外の修理業者を利用した場合、非純正パーツを使用する可能性が高く、基本的にAppleの保証対象外になる点に注意が必要です。

自分で交換する

バッテリー本体や、バッテリー交換に必要な道具は通販サイトで購入できるので、自分でバッテリーを交換することも不可能ではありません。具体的な交換方法を解説する動画やサイトもあります。

ただし、自分でバッテリー交換をした場合、失敗するとiPadが壊れる可能性がある点は留意しておきましょう。さらに、交換に成功したとしてもAppleの保証対象外になります。

さらに、通販で純正バッテリーを購入することはできないため、品質面での懸念もあります。

iPadのバッテリー交換にかかる費用

iPadユーザーのイメージ

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iPadのバッテリー交換にかかる費用は、バッテリー交換の方法によって異なります。

Appleストアで交換した場合にかかる費用

Appleストアの場合、iPadのモデルによって費用が変わります。

大まかに、第10世代iPadが18,800円、第6世代iPad Proが28,800円、その他の旧世代モデルが15,000円です。

AppleCare+に加入している場合は、モデルを問わずバッテリー交換の追加費用は発生しません。

修理業者で交換した場合にかかる費用

修理屋でバッテリー交換をする場合は、モデルだけでなく店舗によっても値段が異なります。

相場としては、iPadで12,000~13,000円、iPad Proで18,000円ほどが目安です。

自分で交換した場合にかかる費用

自分でバッテリー交換をする場合は作業費などはかからないので、バッテリー本体の価格と道具代がそのまま費用になります。

通販でiPadのバッテリーを購入する場合、相場は4,000~5,000円程度です。モデルや世代によっても価格に幅があり、安いものでは2000円台から、高いものでは1万円を超えるものもあります。

iPadのバッテリーが劣化する原因と対策

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iPadのバッテリーが劣化する最大の原因は「充電すること」です。そのため、消費電力を抑えて充電回数を減らすような使い方が好ましいです。また、消費電力が大きいアプリや操作、動画の視聴を控えることも効果があります。

Appleでは、バッテリーの駆動時間と耐用年数を最大限に延ばす方法として、以下のことを推奨しています。

<iPadのバッテリー駆動時間を延ばすポイント>

  • ・ソフトウェアアップデートが利用可能な場合は速やかに更新する

  • ・画面の明るさを落とすか、明るさの自動調節をオンにする

  • ・「低電力モード」を有効にする

  • ・PCと接続するときは先にPCをコンセントに繋ぐ
  • <iPadのバッテリー耐用年数を延ばすポイント>

  • ・「バッテリー充電の最適化」と「充電上限の最適化」機能を使用する

  • ・暑すぎる場所、寒すぎる環境では使わない(推奨動作温度は0~35℃)

  • ・熱がこもりやすいケースは充電中取り外す

  • ・長期保管するときは50%前後充電する
  • iPadのご紹介

    バッテリーが劣化して、iPadを買い替えたい人向けにおすすめモデルを紹介します。

    PICK UP①
    • Apple
    • 最新モデル Apple iPad(第10世代,10.9インチ, Wi-Fi, 64GB)

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    • ポップな4つのカラー、1,200万画素カメラによる4Kビデオ撮影に対応

    • ホームボタンのないオールスクリーンタイプへと進化し、画面サイズが第9世代から0.7インチ拡大。チップはA14 Bionicを搭載しています。

      本体カラーはポップな4色展開で使うのが楽しくなるデザインです。

      専用のMagic Keyboard Folioが新たに登場。キーボードとトラックパッドを使えば、クリエイティブな作業がよりしやすくなります。

    iPad 第10世代の価格(税込)

    容量

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    Wi-Fi+セルラーモデル

    64GB

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    PICK UP②
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    • 高性能なA15 Bionicチップを搭載し、高いパフォーマンスが魅力。

      片手で持つ場面や立ちながらの使用が多い方は、持ちやすさ・携帯性を重視したiPad miniがぴったり。

    iPad mini 第6世代の価格(税込)

    容量

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    78,800円

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    256GB

    102,800円

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    PICK UP③
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    iPad Air 第5世代の価格(税込)

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    Wi-Fiモデル

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    148,800円

    256GB

    140,800円

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