
iPadの防水能力を解説!おすすめ防水ケース5選も紹介
スマホを水濡れや水没トラブルで失った人は多いかと思いますが、iPadを濡らしたことがある人は比較的少ないかもしれません。ポケットに入る大きさではないのでiPhoneほど肌身離さず持ち歩くケースが少ないからでしょう。
しかし電子書籍やYoutubeをお風呂でのんびり楽しみたい人も多いかと思います。本稿ではiPadの防水対策について紹介します。
iPadの防水能力について
タブレットに限らずスマホは濡れたらダメ!と思っていいる人はいませんか?
実はiPhoneはかなり優秀な耐水性能を持っています。公式サイトによればiPhone7以降は深さ1mから4mに最長30分沈めても問題なく機能します。
iPhone 11 ProおよびiPhone 11 Pro Max は、IEC規格60529に基づくIP68等級(深さ4mまで、最長30分間)に適合しています。iPhone 11は、IEC規格60529に基づくIP68等級(深さ 2mまで、最長30分間)に適合しています。iPhone XSおよびiPhone XS Maxは、IEC 規格60529に基づくIP68等級(深さ2mまで、最長 30分間)に適合しています。iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus はIEC規格60529に基づくIP67等級(深さ1mまで、最長30分間)に適合しています。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。
公式サイトでアナウンスされているように機能が永続的に維持されるわけではないですし、水濡れが原因の故障はApple1年保証の範囲外ですが、不意に水に落とした位では壊れないように設計されているのが分かります。
また、iPhoneに限らず大抵のスマホはある程度の防水性能があるのが普通です。
これに対してiPadは?というと、実は防塵防水防滴性能はありません。これはハイエンドモデルのiPad ProやAir、miniを問わず共通仕様となっています。水に濡れたら即座に壊れるわけではありませんが、スマホに比べれば脆弱な耐水性しかないので注意してください。
iPadは、iPhoneのように過酷な状態で使われる想定をされていないガジェットなのです。
おすすめのiPad用防水ケース
そこでiPadを水濡れから守るために防水ケースを使いましょう。ケースには耐衝撃性やデザイン性など様々な要素がありますが、防水性能に特化したものを選べばお風呂でも使えますし、雨の日に持ち歩いても安心です。
一つ目は、安心のブランド、サンワサプライの防水ケース200-PDA127です。10.1インチ対応と記載されていますが、ソフトケースなので9.7インチのiPadでも収納できます。サイズを合わせなくていいので対応範囲は広いです。
IPX7とは「一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない」という規格なので、お風呂に落としてしまった程度では問題ありません。もちろん水中で使い続けるのには向かないので、あくまでも水に濡らさないように使うための保険として使ってください。
こちらの商品は、IP等級が68という耐塵・耐水性能で最高のスペックを誇ります。TPU素材使用で防水防塵だけでなく落下などの衝撃から守ってくれるのもおすすめポイントです。
また、水深2mまで完全防水なのでプールや海での使用にも適しています。ハードケースなのでサイズを調べてから購入してくださいね。
高品質PVC素材使用でリーズナブルな価格ながら耐久性も抜群です。ネックストラップ付属なので落下の心配も少なく、持ち運びにも適しています。また、カードやお金などちょっとしたものも収納できるのでビーチやプールへのミニバックとしても使用できます。
4つ目は、SIMPSのiPad用防水ケースです。非常にシンプルな作りになっていてストラップ付きの頑丈なジップロックといった具合です。構造の単純さは価格にも反映されており、非常に求めやすい金額になっています。IP等級はありませんが、単純に水濡れ対策として使うのならおすすめです。
またダイソーやキャンドゥといった100均ショップにも耐水ソフトカバーが販売されていることがありますが、性能面で不安が残るので価格を優先して選ぶのは考え物です。ヨドバシカメラなどの量販店で扱っているものを選んだ方が安心です。
バイクマウント用のiPad防水ケース
耐水性能というと、大抵はお風呂や海などの水辺での使用を想定されていますが、実はiPad用の防水ケースは、バイク乗り(ライダー)も無視できないユーザー層です。自動車のナビ替わりにiPadを使うドライバーと同様に、スマホやタブレットをナビ替わりにハンドルマウントして走るライダーは多いです。
ライダーの場合はバイクが水没することは考えづらいので水濡れ・水没対策というより、不意の雨への対策とハンドルマウント性能が重視されます。
最後がライダー用品メーカー、TANAX(タナックス)製のiPad用タブレットケースです。バイクのハンドルかミラー部分への取り付けを前提としているので、ステー(指示金具)が付属しており、本体をガッチリ保持できます。
バイク用のタブレット・スマホステーは数多いですが、ケースまでセットになっているのは珍しいです。iPadのサイズを確認した上でM・L・XLから選択してください。
商品画像 |
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商品名 |
200-PDA127 |
iPad mini4 防水ケース |
iPad 防水ケース |
7-10インチ対応 iPad防水ケース |
デジケースマウントAC |
防水規格 |
IPX7 |
IP68 |
IPX8 |
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- |
付属 |
ストラップ |
ストラップ |
ストラップ |
ストラップ |
ハンドルジョイント |
価格 |
税込み2,780円 |
税込み3,200円 |
税込み980円 |
税込み1,000円 |
税込み5,869円 |
商品リンク |
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まとめ
以上、iPadの防水性能とケースを紹介してきましたが、実際のところIP等級がつくようなしっかりしたケースを使わずにサランラップを巻いたり、単なるジップロックで済ませている人も多いかと思います。
注意していれば水没のリスクは僅かもしれませんが、水没の保証がない高価なガジェットを危険にさらすのはやはりおすすめできません。濡らしてしまってから後悔しても遅いのです。
安価なソフトケースでも良いので十分なiPadの防水対策をしましょう。
※価格はいずれもAmazonの2021年1月時点のものです。