布団クリーナーおすすめ10選!掃除機とは違う「専門性」が魅力
季節を問わず、清潔な布団で快適に眠りたい。そんな願いを叶えてくれる布団クリーナーは、寝具に潜む花粉やダニ、ホコリを吸引する便利な製品です。しかしタイプにより価格や機能が様々あり、掃除機との違いがよくわからない方もいるのではないでしょうか。
今回は自分にあった布団クリーナーを選ぶときの比較ポイントと、売れ筋のおすすめ製品をご紹介します。購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
布団クリーナーとは?掃除機より高い「専門性」
布団クリーナーと掃除機の共通点は、ゴミを吸い込み寝具や部屋をきれいにすることです。役割が似ているため、掃除機に布団用ノズルを取り付けて代用している方も見受けられます。
しかし布団クリーナーには、掃除機にない専門性があります。掃除機は広範囲のゴミを吸い取るのが得意です。一方布団クリーナーは、寝具をたたいて内部のゴミを表面に浮かび上がらせる。この点が、掃除機とは違う布団クリーナーの専門性であり強みです。
布団クリーナーは、掃除機では困難な寝具の中に潜む細かいハウスダストも取り去ります。寝具をより衛生的に保て、ハウスダストのアレルギー対策でも活躍する欠かせない存在です。
布団クリーナーを選ぶときの比較ポイント
布団クリーナーを選ぶときに確認したい、重要な比較ポイントをご紹介します。
清潔さ重視の専用タイプ、マルチな兼用タイプ
布団クリーナーのタイプは、専用タイプ・兼用タイプの2種類です。それぞれ異なる便利さを比較したので、目的にあう製品選びの参考にしてください。
- 専用タイプ
寝具を押さえやすい適度な重量とヘッド面積があり、軽い布団でも吸引口にまとわり付かず、効率的に掃除ができる構造です。寝具にしか使わないので、ほかの掃除場所からダニを持ってくる心配がなく衛生面でも安心です。
- 兼用タイプ
ヘッド部分のノズルが付け替えられ、寝具だけでなくハンディークリーナーとして部屋の掃除にも使えます。用途が幅広い分、専用タイプより価格が高い傾向です。
布団への使いやすさを重視するなら専用タイプ、1台2役を望む方は兼用タイプがおすすめです。
ヘッド部分の構造にも違い
ヘッド部分のノズルは、メーカーや商品ごとに形状が違います。性能も異なるので、違いに注目して選びましょう。
複数のノズル形状を組み合わせたもの、UVライトや温風機能などがついている多機能なノズルも登場しています。
ごみの集め方で便利さ・コストが変わる
集塵方法(ごみの集め方)も、布団クリーナーを選ぶうえで重要なポイントです。手間やコスト面を比較しました。
掃除のしやすさを重視するなら、紙パック式がおすすめです。クリーナーで吸い込んだごみを、本体内にセットした紙パックに直接集める方式で、ごみを捨てるときは紙パックをはずすだけ。ホコリが舞い上がりにくく衛生的で、家事の時短にもつながります。ただし専用の紙パックを定期的に購入する必要があります。
コストを重視するならフィルター式がぴったりです。クリーナーで吸い込んだごみを本体内のフィルターで集める方式で、フィルターは洗えば繰り返し使えます。紙パックを購入する必要がなく、経済的なのがうれしいポイントです。
三番目の選択肢として、コストと使いやすさのバランスがよいサイクロン式があります。ごみを空気ごと本体内で竜巻状に回転させ、遠心力でごみだけを取り出してダストカップに集める方式です。紙パックを購入する必要がなく、ダストカップも洗いやすい構造のためお手入れが簡単です。
コードレスやダニ対策機能も便利
製品ごとの付随機能も、布団クリーナーを選ぶときに確認してください。
コードレスタイプなら、大きな布団もコードを気にせず掃除ができます。コードレス布団クリーナーが1回の充電で作動する時間は約20~40分。布団1枚にかかる掃除時間は5〜10分程度です。布団なら4枚分が、一度の充電で掃除できる計算になります。
天日干しや布団乾燥機のように、ダニ退治になるのがUV(紫外線)や温風機能です。生きたダニの発生を防いだり弱らせたりして、クリーナーでアレルギー要因となる死骸を吸引します。花粉の時期や悪天候の日といった、天日干しができない日の布団除菌としても使えて便利です。
布団クリーナーの人気メーカーを紹介
布団クリーナーはさまざまなメーカーから販売され、特色も豊かです。代表的な3社をご紹介します。
- レイコップ
布団クリーナーのリーディングカンパニーです。2012年の創業以降、世界で600万台以上の布団クリーナーを販売。全ての機種に搭載している独自技術の「光クリーンメカニズム」は、除菌やウイルス除去の効果も期待できます。
- dyson(ダイソン)
布団クリーナーや掃除機などを、67ヶ国で販売している世界的企業です。パワフルなデジタルモーターと、特許技術のサイクロンテクノロジーが、ハウスダストと空気を分離して高い吸引力を保ち続けます。
- アイリスオーヤマ
1万円代で購入できる布団クリーナーに、ダニやちりに反応するセンサーや温風機能を搭載。充実した機能のモデルを低価格で販売しています。
ほかにも日本メーカーでは、パナソニック・シャープ・日立など、海外メーカーではTENKER・Vacplus ・Finetherなどが布団クリーナーを販売しています。
【専用タイプ】おすすめの布団クリーナー7選
おすすめの布団クリーナーを、専用タイプ・兼用タイプに分けてご紹介します。メーカーと製品別の特長、おすすめポイントを参考に、寝具を快適にする布団クリーナーを選んでください。
はじめに清潔さ重視の専用タイプからです。
業界最軽量クラスの1.6kgと女性にも扱いやすく、低重心設計の可動式ヘッドで操作性もスムーズです。ダニちりセンサーが、ダニ・ちり・花粉といったハウスダストを検知して、ライトの色変化で汚れ具合をお知らせします。4mのコード付きタイプなので、肝心なところで充電切れの心配はありません。
吸引力は3段階設定です。独自開発のサイクロンストリームヘッドによる、縦回転サイクロン気流・本体内部の横回転サイクロン気流が、強力にミクロンサイズのゴミまで吸い込みます。吸引と同時にクリーンな温風吹付け機能も搭載。布団を外に干したようなふっくら感と、衛生的な環境が得られます。
もともと根強い人気を誇るシリーズが、さらに改良されて登場です。従来の吸引仕事率が70Wから100Wに増え、短時間でより多くのゴミやちりを取れるようになりました。高速回転パワーブラシが1分あたり約2,000回転し、髪の毛・ペットの毛を絡めとります。特に毛足の長いシーツや、抜け毛の掃除に悩んでいる方におすすめです。
これまではシングル布団1枚お手入れするのに2.5往復したところ、ヘッド幅が5cm広くなり2往復ですむようになりました。子育て世代や二世帯といった、寝具の数が多くてお手入れに時間がかかっていた家庭に最適です。
ダニちりセンサーや温風乾燥機能も搭載しています。重さは軽量設計の2.2kgで可動域が75°あり、動きも自在です。お手入れもより簡単になり、ダストカップから外して捨てるだけ。ダストカップ・フィルターセット・回転ブラシは丸洗いできるので衛生的です。使い捨てフィルターは25枚付属しています。
除菌効果があるとされるUVランプで除菌・ウイルス除去し、毎分28,800回のアクティブパンチブラシでハウスダストを浮かしてから吸引します。布団カバーを付けたままお手入れできるのでお手軽です。
従来品に比べ、重さを約35%軽量化し2.2kgへ改良。ハンドルグリップも長くなり、握りやすくなりました。30分の連続使用でモーター過熱防止装置が働き、モーターが熱くなりすぎる前に自動的に運転を停止します。UVランプの安全性に配慮した対象感知センサーも搭載し、布団からクリーナーが離れると停止。紫外線が目に入らない工夫がされています。
お手入れの際はハウスダストの飛び散りを防ぐため、水の中で標準フィルターをダストボックスから外して洗います。メーカーの保証期間中に故障した際は、自宅まで宅配業者が引き取りにきてくれるのでわずらわしさもありません。
毎分4,000回の振動タップでゴミを叩きだし、30Wの吸引力で目に見えない汚れを吸い込みます。ダストカップには、空気中のちりをろ過して99.9%清浄化するHEPAフィルターとステンレスメッシュガードを搭載し、排気もクリーンです。布団やベッド・授乳クッションにも使えるので、寝てすごすことの多い赤ちゃんのいる家庭にもおすすめです。
見た目はずっしりとした印象でも、重さはわずか1.35kgと軽量です。コードの長さは4mあり、コンセントの位置が多少遠くても十分ゆとりがあります。お手入れ方法は、ゴミコンテナに溜まったゴミを捨てて、フィルターに付いたホコリは掃除機で吸い取ります。ステンレスメッシュガードは水洗いが可能です。
毎分29,800回のパワフルたたきで汚れをかき出して吸いとるクリーナー。布団の厚みや質感・素材に沿った動きをするので、強すぎる吸引力で生地を傷める心配や、逆に吸いとりが足りないこともありません。
布団をベランダに干す時間と手間を考えると、天候に左右されず、時短効果も見込めて衛生面でも頼りになります。特殊技術の光クリーンメカニズム搭載で、UV除菌とウイルス除去率は99.9%除去。マイクロHEPAフィルターできれいな排気もクリーンです。
たたき・かき出し効果は毎分約10000回で、ダニを含めたハウスダストの除去率は99%以上。吸引は標準と強の2段階で、もっと強くしたいときはパワーブラシを使用します。ハンドル部分にスイッチがあり、片手で操作可能です。
吸い出したハウスダストは、ダストケース内を照らす白色LEDライトで確認できます。ケースの集じん容積は0.15Lで、ごみすてラインを超えたらお手入れのタイミング。ケース内だけではなく、本体に付いている3つのフィルターもすべて水洗いできます。
長さ33.2cm×幅29.5cm×高さ18cm、重さ2.4kgのどっしりとしたフォルムは、置くだけで布団に密着。力を入れて押し付ける必要はありません。コードの長さは5mで、コンセントから少し離れたベッドやソファにも使えます。ハンドルから手を離すと自動的に運転が止まるecoアイドリングストップ機能付きで、急な来客や小さな子どもの世話をしながらでも安心な布団クリーナーです。
たたきパッドの幅は20cmで、高速たたきの回数は毎分6,500回です。ライトの色で汚れ具合を知らせるダニちりセンサーもあり、約20μmのゴミも見逃しません。価格が1万円以下で豊富な機能が付いた、高コスパ商品です。
重さは1.6kgと軽めで移動も簡単です。ハンドルを立てれば独立する設定のため、ちょっとしたすき間に収納ができます。ゴミを捨てるときはダストカップから使い捨てフィルターを取り出し、たまっているゴミを一緒に捨てるだけ。ダストカップとフィルターセットは丸洗いが可能です。
掃除のあとに汚れたゴミフィルターを見て効果が実感できたと、ECサイトの口コミで吸引力について触れている方が目立ちます。軽くて女性でも扱いやすく、操作性もスムーズです。
【兼用タイプ】おすすめの布団クリーナー製品3選
続いてマルチに活躍する、兼用タイプをご紹介します。
日常床掃除と布団クリーナー、1台2wayで使えます。運転モードは強・自動の2段階切り替えで、吸引仕事率はスティックタイプでは高い最大120Wです。日常的なホコリからペットの毛玉や猫砂まで、きれいに吸い込みます。搭載されたHEPAフィルターは、0.3ミクロンの微細な粒子も逃さずキャッチ。フィルターはすべて水洗い可能で、掃除中の空気もきれいに保てます。
ごみ捨ては、ワンタッチで開くダストボックスタイプで、紙パック要らずの環境とお財布にやさしい仕様です。本体は1.45kgで、女性やお年寄りでも楽に扱えます。静音性が高く、音に敏感なペットがいる部屋や夜間の掃除も安心です。バッテリーはリチウム電池パック式で、取り外し可能。電池は強モードなら約20分、標準モードで約60分もちます。
幅10.5cm×奥行き29.5cm×高さ20.5cmで、重さ1.2kgのコンパクトなハンディークリーナーです。電源コードは5mあり、コンセントから離れている場所でも使用できます。布団用ノズルに付け替えれば、マットレスや寝具の掃除も楽々。床用ブラシは、約90度回転するので、掃除する場所にあわせた角度調節が可能です。ヘッドが届きにくいスキマのホコリも逃しません。
ダストケース内にあるフィルターは水洗い可能で、掃除機の中まで清潔な状態を保てます。フィルターをセットするときにティッシュを1枚はさむと、お手入れがもっと楽になる裏技も。使う人の用途にあわせ縦横無尽に活躍します。
これ1台あれば、あらゆる場所をクリーニングできます。ノズルの組み合わせ次第で8通りの使い方が可能です。ロングノズルで、背が届かない高所や、手が入りにくい狭いところもお手軽に掃除できます。
ひとつのボタンで、標準・強・ハイパワーと3段階の運転切り替えが可能です。DCブラシレスモーターのパワーで、吸引力も抜群。ハイパワー時の吸引仕事率は30Wです。標準なら1時間弱の連続使用ができます。充電は6時間かかるので、使用後にそのまま立てかけてチャージしておきましょう。
愛用者からの声を反映し、布団クリーナーノズルが新たに追加されました。回転ローラーで微細なゴミを叩きだして、ブラシでかき出して吸い込みます。回転ローラーが布を吸い込まないため、カーテンのほこりも取り除けます。使い捨てのゴミパックは不要で、ダストボックスとフィルターは汚れたら水で洗えます。
布団クリーナーで上質な睡眠を
布団クリーナーの選び方やおすすめモデルを紹介しました。布団が気持ち良いと、ぐっすり眠れ、心身の健康につながります。
自分にあった1台を選んで、生活の質をぜひ向上させてください。
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