フルタワーPCケースのおすすめ12選!静音や水冷もできる!

大石祐樹
公開: 2018-12-03
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フルタワーPCケースとは

フルタワーPCケースとは自作でパソコンを作るときに使うものです。PCを自作するときは様々なキットやパーツが必要となります。その時に整理したり収納したりするケースのことです。

ケースがなくても各パーツがケーブルで繋がっていればPCとしては使うことは出来ますが乱雑になってしまい故障の原因やホコリが付いてしまいます。また見た目が悪くなります。ケースに各パーツを収納する事で静音性が高まりスッキリと部屋の中に置くことができます。

またフルタワーPCケースはPCケースの中では1番大きく、大きさは3段階に分かれています。2番目の大きさがミドルタワーで1番小さいものがミニタワー、マイクロタワーなどと呼ばれています。

フルタワーPCケースの選び方

マザーボードに合わせて選ぶ

フルタワーPCケースを選ぶときは、マザーボードをどのような物を使うかで選ぶ方がいいでしょう。マザーボードとはPCの基礎になるものでCPUやメモリなどをつける基盤のことを言います。

マザーボードの大きさなどでPCケースを選ぶ人は多いです。フルタワーケースの場合も同様でマザーボードによってPCケースのタイプやモデルを選ぶ事をおすすめします。

マザーボードも様々で標準的なATX、ATXを小型化したMicro-ATX、さらに小さいMini-ITXのなどがあります。この他にもマザーボードはあるので自分に合った物を調べて選ぶようにするのが大切です。フルタワーPCケース選びもこのマザーボードによって選び方が変わります。

冷却性で選ぶ

PCの最大の弱点は熱です。CPUなどは高い熱を発します。その為に冷却ファンなどで、その熱を外に逃がします。特にフルタワーPCの場合はそれらの冷却装置がとても大切になります。

フルタワー PCは他のPCよりも熱を発生させやすい為、PCケースの空間に余裕があるものを選ぶべきです。エアーフローと言って空気の流れが確保されていないと効率のいい冷却はできません。おすすめなフルタワーPCケースはこのエアーフローが余裕のあるものがいいでしょう。

フルタワーのPCケースはエアーフローがある程度確保されていますが拡張パーツをつけ加えたりすると密集してしまい熱がこもります。その為にもエアーフローを意識したフルタワーPCケースの選び方も一つのポイントになります。

ドライブベイ数で選ぶ

自作PCではドライブベイの数などにもよってフルタワーのPCケースを選ぶ基準にもなります。ドライブベイとはSSDやHDD、そしてブルーレイディスクドライブなどを差し込むところです。

今のフルタワーPCケースのドライブベイの数はおもに5.25インチベイが3つ、3.5と2.5インチベイが合わせて8つ前後のモデルが一般的です。フルタワーPCケースなので、ドライブベイの数はミドルタワーケースよりも余裕がありますが、日々進化する大容量化するデータを記録しておくにはドライブベイの数が多いものにする事をおすすめします。

余裕を持ったドライブベイの数を持つPCケースを選ぶことが、その後のPC拡張ワークの為にはいいでしょう。

電源ユニットの設置可能数で選ぶ

PCには電源ユニットと言って各パーツに電気を送るための電源パーツがあります。家庭用のコンセントからの電流は交流電気です。PCの各パーツやユニットは直流電気でしか動きません。そのために電源ユニットが交流から直流に変えて各パーツに適切な電気を送り、PCが動くようになります。

フルタワーPCケースを選ぶときはこの電源ユニットを2つ設置する事が出来る物がいいでしょう。PCを組み終わって最初は電源ユニットが1つで充分かも知れませんが、新たなHDDやブルーレイドライバーといった拡張パーツを追加していくとその分電力が足らなくなります。そのために、もう1つ電源ユニットを後から設置できるフルタワーPCケースを選ぶ事をおすすめします。

デザインで選ぶ

フルタワーPCケースを選ぶときはデザインや装飾なども選ぶ基準になります。部屋に置いてあるとフルタワーですのでとても目立ちます。そのためにデザインにこだわって満足いくものにしたいものです。

最近のフルタワーPCケースの作りはメタルを貴重としたシンプルな物から、中が見えるような強化ガラスやアクリルなど、そしてLEDなどの電飾をつける事が出来るものもあります。デザインもゴツゴツした力強さをアピールするような物や、シンプルな箱型の物があります。

フルタワーPCケースはとても大きいので見た目は大切です。部屋のインテリアなどに合わせる事もいいでしょうし、そのデザインをどれにするかも楽しい時間です。フルタワーPCケースを選ぶ時はデザインにもこだわる事をおすすめします。

フルタワーPCケースのおすすめ

Corsair Obsidian 750D フルタワーPCケース

フルタワーPCケースの画像

Corsair Obsidian 750Dは高い拡張性と優れたメンテナンス性を両立した、おすすめのフルタワーPCケースです。水冷一体型ユニットH110、H100iといった大型ラジエータに対応していて、フロントに140mmファン2基、リアに140mmファン1基を標準搭載するほか、最大9つのファンも搭載可能です。

また、高さ170mmまでのCPUクーラーのほか、最大450mmの拡張カードスペースにより、ハイエンドグラフィックスカードにも対応しています。

CoolerMaster CM Storm Trooper フルタワーPCケース

フルタワーPCケースの画像

CoolerMaster CM Storm Trooperは、5インチオープンベイが9段設けられ、最大14個HDDが搭載可能な、おすすめのフルタワーPCケースです。マザーボードはXL-ATXのほか、ATX、Micro ATXに対応していて、ビデオカードは長さ322mmまで対応可能です。

カスタマイズによってツ―ルボックスの向きを前面及びサイド左面に変更が可能なので、吸気や冷却といった風流を任意で選択することができます。

Corsair Graphite 780T フルタワーPCケース

フルタワーPCケースの画像

Corsair Graphite 780Tは、拡張性と冷却性能に優れたおすすめのフルタワーPCケースです。サイドパネルはラッチ式の大型アクリルウィンドウを採用し、大型ラジエータに対応しています。

フロントには140mmのLEDファン2基、リアには140mmファンを1基を標準搭載していて、最大で9つのファン搭載が可能です。高さ200mmまでのCPUクーラーのほか、最大355mmの拡張カードスペースにより、ハイエンドグラフィックスカードにも対応しています。

Thermaltake TT Premium The Tower 900 フルタワーPCケース

フルタワーPCケースの画像

Thermaltake TT Premium The Tower 900は、フランスWatermodスタジオとのコラボレーションによる、おすすめのフルタワーPCケースです。まるでショーケースのようなデザイン設計で、5mm厚の強化ガラスパネルを搭載しています。

マザーボードはE-ATXのほか、ATX、microATX、Mini-ITXに対応していて、ケース本体はDIY可能な「Dismantlable Modular Design」となっています。

Fractal Design Define XL R2 Black フルタワーPCケース

フルタワーPCケースの画像

この製品は全体的にフラットな作りで、特にフロントパネルは余計な装飾の無い、非常にシンプルなデザインになっています。インテリアとして目立ちすぎないので、自宅でもオフィスでもどんな部屋にもフィットするおすすめのPCケースといえます。

もちろんフルタワーのケースであるだけに収納性は抜群で、多数の部品を難なく収納できます。またケーブル類はケースの背面を通して配線するように作られており、すっきりした見た目になるだけでなく、配線時の利便性も同時に実現しています。

IN WIN IW-BXR148 フルタワーPCケース

フルタワーPCケースの画像

フルタワーのケースに複数の部品を搭載することで起きる問題のひとつに騒音がありますが、こちらの製品にはパネルの内側に高密度の吸音材が取り付けられており、動作音による騒音を大きく減少させることができます。またケース全体の構造が堅牢で、重量もあるので振動からくる騒音も軽減させることができます。

そのため長時間の使用やパーツ類が騒音を起こすような高負荷の作業をする場合でも快適に作業できるので、ヘビーユーザーにもおすすめのPCケースといえます。

Fractal Design Define XL R2 Titanium フルタワーPCケース

フルタワーPCケースの画像

フルタワーのPCケースには電源やCPU、グラフィックボードなどが発する熱をどのように冷却するかの対策も求められますが、この製品は標準で大口径の空冷ファンを3基搭載しており、さらに最大で7基まで増やすことができます。また水冷ラジエータの取り付けにも対応しているので熱対策は万全といえます。

夏場の気温が高くなる時期でも快適に使用でき、最新の3Dゲームなどが好きな方にはゲーミングパソコン用ケースとしてもおすすめできます。

LIANLI PC-D600WA フルタワーPCケース

フルタワーPCケースの画像

このPCケースにはHDDまたはSSDドライブを収納するケージが8個あり、4個ずつ別々のユニットに収納されています。このユニットは取り外したり、位置を調整することができるので拡張カードの追加や、大型ラジエータを設置する時などに便利です。

また8個すべてをストレージとして利用すれば大量のデータを保管できるのでサーバとしての利用もおすすめできます。フルタワーのケースらしくカスタマイズ性能が高いので、個人の状況に合わせた様々な使い方ができるでしょう。

IN WIN IW-BXR148 フルタワーPCケース

フルタワーPCケースの画像

特徴的な強化ガラスを採用しているフルタワーPCケースです。そのデザイン性が他のフルタワーPCケースとは違い、ブランドカラーがでていておしゃれでおすすめなPCケースとなっています。

スイッチやアクセスポートはフロントパネルの上段に集中しており、基本足回りに設置して使いやすいように設計されています。冷却性能もしっかりしており、ハイパワーなPCでも対応できるようになっています。

LIANLI PC-A75X/A フルタワーPCケース

フルタワーPCケースの画像

外観はスタンダードなデザイン、シンプルな外装となっています、ただ、Lian Li、HTPXといったマザーボードを装着できるPCケースとなっており、これらを利用しているユーザーにとってはおすすめしたい製品です。

冷却の構造も特に問題は無く、目立ったデザインでもないので長年愛着をもって利用できるフルタワーPCケースとなっています。スマートなPCケース好きにおすすめしたいケースです。

Thermaltake VIEW 71 TG RGB フルタワーPCケース

フルタワーPCケースの画像

なんといっても外観が特徴的なフルタワーPCケースです。自作PCを利用されている方であれば一度は目にするであろうThemaltake社の製品です。とくに水冷式のPCユーザーに多くりようされており、非常に多彩なイルミネーションが楽しめるPCケースとなっています。

派手にPCを魅せたい人におすすめしたい製品です。フルタワーPCケースのなかでも幅があり、設置場所を広くする必要があり、強化ガラスのスイングドアパネルも特徴です。

Cooler Master CS6922 RC-1200-KKN2 フルタワーPCケース

フルタワーPCケースの画像

近代的なフォルムが魅力的なフルタワーPCケースのRC-1200-KKN2。Cooler Master社から販売されており、かなり好みが分かれるケースとなっています。
両サイドが曲面ガラスとなっており、外観はかなり大きいです。

部屋の扉や玄関が通るかどうかといったサイズなので、サイズについては確りと確認するようにしましょう。カッコよく、自作PCユーザーにとってはハイスペックなパーツを装着したい意欲に掻き立てられるおすすめのデザインです。


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