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プロビデオグラファーが現場のノウハウを伝授! DJI RONIN-S活用講座

プロビデオグラファーが現場のノウハウを伝授! DJI RONIN-S活用講座

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手振れを抑えた、滑らかな映像が撮れると注目されているブラシレスジンバルタイプのスタビライザー。

そんな中、民生用ドローン最大手のDJIが今年6月下旬に新製品のデジタル一眼向け片手持ちジンバル・DJI RONIN-Sを市場投入した。

果たしてどんな機材なのか。10月4日に都内で開催されたハンズオンイベントを取材した。

注目度増すブラシレスジンバル

ジンバルは手振れを抑えた滑らかな映像が撮影できるアイテムの一つ。

最近は本格的なシネマカメラからデジタル一眼、ウエアラブルカメラ搭載のものまでバリエーションが増えてきた。

新製品のRONIN-Sは強力なブラシレスモーターを搭載し、「アイスクリーム型」と呼ばれる片手持ちジンバル。パン(水平・左右)、ティルト(垂直・上下)、ロール(回転)の3軸ジンバルテクノロジーを搭載し、手振れ抑制だけでなくタイムラプスをはじめとする写真撮影も行える。

一脚併用でダイナミックなカメラワークを

今回取材にうかがったのはDJI JAPANが主催した活用講座。現場で活用するプロのビデオグラファーが、RONIN-Sがもたらすカメラワークの新しい世界や、映像表現の自由度を高める使い方を紹介した。

「形状的な自由度を踏まえたうえで、より積極的で自由なカメラワークができる」

講師の一人、Osamu HasegawaさんはRONIN-Sの使用感をこう話した。Panasonic・GH5シリーズのユーザーで、ジンバルなどのスタビライザーを使ったカメラワークを得意とする、YouTubeでも人気の映像クリエーターだ。

Osamu Hasegawaさん
Panasonic・GH5シリーズ

Panasonic・GH5シリーズ

Hasegawaさんが紹介したのは一脚を併用した撮影方法。一脚をポールがわりにして先端にRONIN-Sを取り付ける。

これによりカメラワークの可動範囲が広がり、よりダイナミックな映像が撮れる。「従来のスタビライザーではできなかった距離の移動感、迫力、プッシュプルの動きができます」

超広角レンズで一脚を長くして撮影すれば、ドローンで撮ったかのような絵だって撮れる。

モバイルアプリでコントロール

様々な自動撮影機能も搭載された。

モバイルアプリからパノラマ、タイムラプス、モーションラプス、トラックといった撮影モードとカスタマイズ機能を使用することで、撮影シーンや演出に合わせ、カメラワークを自在にコントロールできる。

こうした機能を使いながら、さらに編集時のトラジションを意識したカメラワークを実践しているHasegawaさん。撮影した作品を紹介しながら、「単に手振れ補正機材と捉えるともったいない機材です」と、さらなる可能性に期待を寄せた。

Dancing travel around Tokyo - feat. Kozue Kawabe | DJI RONIN-S × GH5S

Osamu Hasegawaさん
東京をベースに全国を旅するFilmmakerとして企画・演出、撮影、編集を一貫してワンマン・オペレーションでこなす。クライアントとしては、国内外のラグジュアリーホテル・ブランドや海外向けのインバウンド系プロジェクトも多数。

ウェディングの現場でも活躍

「様々な状況下で、時間が限られているウェディングの現場で、撮影スピードを落とすことなく色々なバリエエーションを撮影できます」。こう話すのはウェディングビデオグラファーで、Tomato Red Motion代表の次石悠一さん。

次石さんが機材選びで最も重視しているのが「機動性」。カメラボディーもフルサイズの一眼レフから小型ミラーレスのSony・α7シリーズに変えた。

RONIN-Sはグリップ部を含めても約1.85kgと軽量・小型。しかもセットアップが速いのが次石さんには魅力だ。

次石悠一さん
Sony・α7シリーズ

映像表現の自由度を高める

従来、移動する被写体を追いかけながら撮影するにはレールやドリーなど大掛かりな機材が必要だった。ところが、最近は小型で安価なジンバルの登場により、よりコンパクトに実現できるようになったという。

次石さんは実機を手に、横を走るモデルを並走しながら撮影する際のポイントとして、「カメラは横に向け、体は前に向けて撮影すると振れが軽減されます」とアドバイス。工夫すれば「簡易ドリー」として使えるほか、アップ・ダウンの垂直移動によりクレーン撮影のような使い方もできそうだ。

「あのYoutube動画の主役になりたい!」 結婚式エンドロール Sugar Sun Shine@北海道帯広

次石 悠一さん
Tomato Red Motion代表。ウェディングビデオグラファー歴14年。森や海岸、草原で自由な形のウェディングを撮影し、これまでのウェディングムービーにはなかった新たな世界観として評価されている。

ハンズオンタイムで筆者も初挑戦

実際に使ってみると、RONIN-Sは思いのほか軽く、持ちやすかった。

最近のカメラには手振れ補正機能が当たり前のようにありますが、歩きながら撮影するとどうしても振れや揺れが目立ってしまいます。

でもこのジンバルは自由自在に動いてくれるのにもかからず、手振れがほとんどない。ジンバルを操作するのは初めてでしたが、慣れてくればもっと上手に撮影できるはず。私にもワンランク上の映像が撮れそうです。

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