オーブントースターを常に清潔に保つのはなかなか難しいですが、焦げ・汚れを放置すると、こびりついてしまって落とすのが大変になります。

この記事では、オーブントースターの掃除方法や掃除グッズを紹介します。掃除しやすいオーブントースターも取り上げますので、ぜひ参考にしてください。

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▼ 家電や調理器具のお手入れ方法を紹介

オーブントースターが汚れる原因は

そもそも、なぜオーブントースターは汚れてしまうのでしょうか？オーブントースターのしつこい汚れには、大きな2つの原因があります。

油汚れやパンくずの焦げ汚れ

汚れの原因はさまざまですが、やはり油が散った汚れ・パンくずの汚れが主となります。トーストなどを毎日焼いてると仕方がないことですが、焦げ汚れは落としにくく掃除がとても大変。放置すると火事の原因にもなりかねませんので注意が必要です。

食べ物から出る汁が固まる

食べ物から出る汁が落ちて固まるのも、オーブントースターの汚れの原因となります。この汁はこびりついてしまうとなかなか取れません。乾いたり焦げたりすることで、嫌な臭いの原因にもなります。衛生的にも安全面でも良いことではないので、日々のこまめなお手入れが重要です。

オーブントースターの掃除に便利なグッズ

まずオーブントースターの掃除に必要なグッズを紹介します。わざわざ特別なものを買いに行かなくても、意外と身近にあるグッズで掃除をすることができます。

はじめはぬるま湯と中性洗剤で

まだついたばかりの新しい焦げ汚れなら、ぬるま湯と中性洗剤で洗ってみましょう。簡単な汚れはこの2つがあればきれいになります。ぬるま湯と中性洗剤ならどこの家庭でもすぐに用意できるので、思い立ったときにさっとできるのがメリットです。

がんこな落ちにくい汚れはセスキ炭酸ソーダや重曹で

時間が経って落ちにくくなってしまったがんこな汚れには、セスキ炭酸ソーダや重曹が効果を発揮します。ただし、どちらもアルミ製品に使用すると変色や腐食の原因となるので、事前にオーブントースターの材質を確認してください。

セスキ炭酸ソーダは、水で100倍程度に薄めてスプレー容器に入れて使います。こびりつきが気になる箇所にスプレーしてしばらくおいたら、乾いた布で拭き取りましょう。それでも取れないしつこい焦げつきには重曹がおすすめ。重曹3：水1の割合で混ぜてペースト状にしたものを使います。

場所によってはメラミンスポンジや布で

メラミンスポンジは通常水で濡らすだけで汚れが取れる優れものです。しかし、ひどくこびりついた汚れは落とせないこともあります。そんなときは、先ほど紹介したセスキ炭酸ソーダ水を吹きかけたところをメラミンスポンジでこすって拭き上げましょう。

庫内や本体の外側、ガラス部分など、メラミンスポンジで全て掃除できます。特にガラス部分の掃除におすすめです。メラミンスポンジがなければ、自宅にあるいらない布で代用してください。

細かい部分汚れは歯ブラシで

使わなくなった歯ブラシはさまざまな掃除に役立ちますが、オーブントースターの掃除でも重宝します。布やスポンジが入り込めない隙間や細かい箇所も、歯ブラシがあればきれいになります。使わなくなった歯ブラシは捨てずに掃除用にストックしておきましょう。

ゴム手袋や厚手のキッチンペーパーが便利

セスキ炭酸ソーダや重曹を使う場合、どちらも洗浄効果の強い成分なので、手荒れを防ぐためにもゴム手袋をするのをおすすめします。また、キッチンペーパーも常備しておきましょう。ひどい汚れに成分を浸透させるためにも使えて、汚れたらすぐに捨てられるので便利です。

オーブントースターの掃除方法

次はオーブントースターの具体的な掃除方法を紹介します。使用後忘れないうちにと熱いまま掃除をすると火傷の恐れがあるので、十分に冷ましてからお手入れしてください。

網やトレーやカバーなど外せる部品は外す

まずは網・トレー・カバーなど外せる部品は全部外しましょう。分解することで隅々まできれいに掃除ができます。中性洗剤で洗うか、セスキ炭酸ソーダ水を気になる汚れに吹きかけて、スポンジや布でこすります。汚れがこびりついている場合には、ボウルなどに作ったセスキ炭酸ソーダ水につけ置きするのも有効です。

それでも取れないしつこい汚れには、前の項目で紹介した重曹ペーストを使いましょう。重曹ペーストを焦げ汚れに塗って、上からラップやキッチンペーパーでパックして成分を浸透させます。3～4時間おいたら、ヘラなどで汚れをこそげ落としましょう。

庫内の内側をきれいに

庫内の掃除には、セスキ炭酸ソーダ水や重曹ペーストをはじめから使うのがおすすめです。庫内はオーブントースターの中でも一番汚れる部分だからです。ラップやキッチンペーパーでパックして放置し、汚れの内部までしっかり成分をいきわたらせましょう。汚れが浮き出てきたらしっかりと拭き取ってください。

ヒーター部分は丁寧に

ヒーター部分の掃除には注意が必要です。ガラスヒーターは衝撃に弱いので、強く力を入れてこすったり拭いたりすると簡単に割れてしまいます。また、火傷の原因となるので、ヒーターが完全に冷めている状態で掃除を行ってください。

キッチンペーパーやいらない布を使って優しく汚れを拭き取ります。ひどい汚れの場合は、セスキ炭酸ソーダ水を吹きかけてから拭きましょう。ヒーターを傷つける恐れのあるものは使わないようにしてください。

最後の仕上げは水拭きで

最後はオーブントースター全体をぬるま湯に浸した布やスポンジで水拭きしていきます。水拭き後の仕上げにはキッチンペーパーなど乾いたものを使って、水滴を残さないようにしっかりと拭き取ってください。

掃除しやすいオーブントースター　人気メーカーの売れ筋商品

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