スタイラスペンを徹底比較!イラストにおすすめは筆?極細?
iPadやアンドロイドタブレットの画面を操作するのに便利なスタイラスペン。指先よりも細かな操作が可能で、メモやイラストを書いたりスワイプやタップにも便利なため、極細タイプ、筆タイプ、筆圧感知タイプなど多彩な商品が登場しています。今回は実際に各タイプのスタイラスペンをMoovoo編集部で使い、おすすめの使い道を調べました。
スタイラスペンとは?タイプ別に紹介
シリコンゴムタイプ
一番よく見るタイプのスタイラスペンです。ダイソーなどの100均にも売っていて、お手頃価格で手に入れることができます。
導電性繊維タイプ
ペン先に繊維が編み込まれ、シリコンゴムタイプよりも滑らかな書き心地を味わえるのが特徴。こちらも100均に売っていて、コスパは抜群です。
極細タイプ
極細タイプは、ペン先が非常に細くなっているスタイラスペンです。先端が細いので、細かい操作が必要なときに便利です。
筆圧感知タイプ
筆圧感知タイプは、強く押し付けて書くと線が太くなる、多機能なスタイラスペンです。文字の太さを自在に変えられるので、イラストなどを表現力豊かに描けます。
筆タイプ
筆タイプは、ペン先がブラシのようになっています。画面上でも、筆を走らせている感覚でイラストなどを描くことができます。
ディスクタイプ
ディスクタイプは、先端にディスクがついた形状が特徴です。ペン先が透明で安定感があり、細かい作業をするときに便利です。
Apple Pencil
非常に多機能で「最強」ともいわれるApple商品向けのスライラスペンです。筆圧感知などが優秀なのはもちろん、文字を書くときに画面に表示されるタイムラグも非常に少なく、本物のペンのようにスムーズに書けます。
【タイプ別おすすめ】4種類を試し書きしました
Moovooでは今回、4種類のスタイラスペンを用意して、iPadでイラストを描いてみたり、ゲームをして使い心地を調べました。各タイプのおすすめ商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
極細・筆圧検知タイプ
ペン先が極細で、さらに筆圧感知機能がついたモデルは繊細なイラストを描くときなどに向いています。今回は大手メーカー・ワコムの「Bamboo Fineline」を使いました。お絵かきに使ったのは無料アプリの「メディバンペイント」です。
ペン先が非常に細いため、狙ったところにピンポイントで線を描けて、とても快適です。
筆圧感知もばっちり機能して、力を込めると描線が太く力強くなります。上の動画は、ワコム製アプリ「Bamboo Paper」を使って描いた様子です。
iPad Pro 12.9、iPad Mini(第1~4世代)、iPad Air(第1,2世代)、iPad(第3,4世代)に対応しています。カスタマイズできるショートカットボタンを搭載していて、自分の用途に合った設定にして快適な描画が可能です。本体にUSBケーブルをつないで充電できます。
iPad・iPhone・Androidと、幅広い機種に対応しているのが魅力的なスタイラスペンです。USBから1時間充電すると、最大10時間連続で使用できます。ワンタッチで起動でき、30分使用しないと自動で電源OFFになる機能も便利です。
- VEEAPE
-
windows用スタイラスペン
- 税込み3,580円
-
windows専用の高感度ペン
-
最大4096段階の筆圧に合わせ、遅延も少ないパームリジェクション付きスタイラスペンなので、限りなく紙での書き心地に近いものがほしい方におすすめです。替え芯付きです。
Surfaceをはじめ、タッチスクリーンがあるMicrosoft・ASUS・HP・SONYのパソコンに対応したスタイラスペンです。仕事や勉強の際、メモやスケッチするのに便利です。単6電池で動き、1080時間の連続使用ができます。
筆タイプ
Pioneroは、筆タイプのスタイラスペン。
ペン先が筆ということもあって、絵の具で書いているような感覚になって気持ち良い!
だけど、ペン先が一点に集中していないので、狙ったところに書くのは難しいかもしれません…
また、毛先が柔らかいので、結構強めの筆圧で書かないと端末が感知してくれませんでした。
でも、やっぱりブラシで書くような爽快感が欲しい!という人にはおすすめです。
シリコンゴムタイプのスタイラスペン
こちらはシリコンタイプのスタイラスペンです。
比較的安価な値段で販売されているので、リーズナブル。
イラストを描いてみましたが、意外と描けます!
でも、描いてからの反応速度がイマイチかも…
やっぱり、アプリと連動しているスタイラスペンにはかないません。
このタイプのペンの特徴はしっかりとした書きごこちを感じられる点。
文字を書くというよりは、パズドラやツムツムなどのゲームをしたり、画面操作をする人にはおすすめです!
導電性繊維タイプのスタイラスペン
こちらは、導電性繊維タイプのスタイラスペン。
導電性繊維タイプの特徴は滑らかな操作ができるところ。
しかし、実際に使ってみると、書き心地が滑らかなゆえにスワイプしたときの空振りも…
ミスタッチをしたくないという人にとってはシリコンゴムタイプの方がよいかも?
やっぱりコレ!Apple pencilも使ってみた
スタイラスペン界では最強ともいわれるApple pencil。実際に使ってみました。
線を描いてからタブレット上に反映されるまでのタイムラグがほとんどありません。
ペン先は細いので、細かいイラストや文字も描きやすい!
筆圧感知機能もしっかり反応。
書くときに力加減を調整して、文字の太さを自由自在に変更できます。
しかし、Apple Pencilを使うためには対応したAppleのタブレットが必要です。
第六世代以降のiPadもしくはiPadプロを用意しましょう。
第3・4世代のiPad Proを使う際は、第2世代のApple Pencilが対応しています。製品同士の互換性は一度チェックしましょう!
また、スクリーンの保護シートをペーパーライクなものに変えてみると、Apple pencilでの書き心地が、より紙に書いている感覚に近くなるのでおすすめですよ。
まとめ
やっぱり、最強なのはApple pencilだなあという結果でした。
iPadに書くときの感覚は紙に書いたときとほとんど変わりません。
スタイラスペン選びで一番大切なことは、「書こうとしたところにきっちり書くことができるどうか」という点だったように感じます。
その点では、
イラストを描くなど細かい操作が必要な人はペン先が細くてラグの少ない高性能なものを選ぶとよく、
ゲームをするなど大ざっぱな操作で大丈夫な人はペン先が太くても十分快適に使うことができると思います。
実際に使って見た結果から、目的別のおすすめスタイラスペンをあげると、
イラストを描きたい人は、「極細タイプ」
ゲームをしたい人は、「シリコンタイプ」
がよいと感じました。
自分が使いたい用途別にスタイラスペンを選ぶようにしましょう。
※表記がない価格は2020年7月時点のAmazonのものです。
こちらの記事もどうぞ
関連記事はこちら
文房具の記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_