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2025年8月発行「サイエンス」誌の表紙論文に掲載された、水生昆虫のような形状のマイクロロボット。
米国と韓国の共同研究チームが開発したもので、アメンボの脚の仕組みを模倣しているのが特徴だ。
扇形状の開閉で水面を素早く移動
研究チームが着目したのは、急流でも素早く移動するアメンボの一種「Rhagovelia」の脚のしくみだ。5年に及ぶ研究で、脚の先端にある扇形状の開閉によるものと解明した。
この形状を模倣しロボットに搭載することで、水面での推進力・制御力を大幅に向上したという。
この扇形状は筋力ではなく水の表面張力等で受動的に開閉するため、省エネルギーで機敏な水面移動が可能になる。将来的には水質調査や水害時の探索活動等を担うマイクロロボットに活用を見込む。
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Georgia Institute of Technology