365日休み無しで働ける？ ヒューマノイドロボット「Walker S2」

「Walker S2」は、工業などでの稼働を想定するヒューマノイドロボット。自動でバッテリーを交換する能力とAIを搭載し、24時間365日、人の手を介することなく稼働を続けられる。

工場や物流の現場で、人間と同じように動きながら、止まることなく作業が可能となる。

自分でバッテリー交換

身長は約176cm、重量は約70 kgで、人間のようなサイズ感。

二重バッテリー構造により、稼働中でも自らステーションに戻り、バッテリー交換をおこなう。交換にかかる時間は約3分。そのまま作業に復帰するため、理論上は24時間365日の連続稼働が可能としている。

腰部は左右±162°まで回転可能で、高さ1.8mまでの作業に対応。最大10kgの物体を持ち上げられるハンドユニットと合わせて、現場でのピック＆プレース作業や棚移動などにも対応する。

視覚システムにはデュアルRGBカメラが組み込まれており、視差による立体的な空間認識が可能。周囲の人物や障害物をリアルタイムに把握し、動的な環境にも対応できるように設計されているという。

全身で合計52の自由度を持ち、上肢には第4世代のバイオニックアームを採用。作業内容によって、ハンドパーツは交換可能。ミリ単位の調整作業や、繊細な工具の操作にも対応する。

通信はWi-FiおよびBluetoothに対応。PCやスマートデバイスとの連携によって稼働状態の遠隔モニタリングや、タスクのリアルタイム指示が可能。

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休まず働く相棒の登場で、工場での働き方も変わる？