走りながら充電！1,000km走れる電動アシストシステム「FEREMO」【動画ライター】

電動アシスト付き自転車はとても便利ですが、バッテリーの充電は面倒ですよね。今回ご紹介する太陽誘電の「FEREMO」（フェリモ）は、走りながら充電もしてくれる回生電動アシストシステムです。実際に工場内のテストコースで体験してきました。

上り坂ではぐいぐいアシストし、下り坂でブレーキをかけたりペダルを漕ぐのをやめると電力を発生。しっかり発電しているのをメーターで確認できました。

回生電動アシストシステム

通常の電動アシストシステムは電気でモーターを回転させてアシストするだけですが、回生電動アシストシステムはブレーキ時やペダル停止時に発電してバッテリーを充電します。

上りでアシストし、下りで充電。電気を使いながら作れるので、長距離や長時間でも安心して走れるのです。

災害時にも活躍

回生システムは手回し発電のように電気を作れます。電動アシストを使用せず発電だけを行うモードも搭載されているため、自転車で走るだけでバッテリーを充電できます。

こうして充電したバッテリーでガジェットを充電したり、LEDライトを点灯させたりと、ポータブル電源としても活用できます。

使いながら充電するのでバッテリー寿命も延ばせますし、長距離移動が不要ならより小型で軽量なバッテリーでも運用可能です。

開発中のUSB PD対応バッテリーなら急速充電にも対応でき、電動アシストだけでなく幅広く活用できそうです。

「FEREMO」搭載の電動アシスト自転車はさまざまなメーカーから発売されています。搭載車両などの詳細は公式サイトでご確認ください。