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イベント会場などでクネクネと動くバルーン人形ののぼりを見たことはないだろうか。オランダの研究機関AMOLFが開発したのは、あのバルーン人形の特性を応用したロボット技術だ。
このロボットはコンピューターもセンサーも搭載せず、空気を送るだけで自律移動するという。
空気チューブ脚と環境の相互作用のみで移動
1本のチューブに空気を送ると、そのチューブはバルーン人形のようにランダムに動く。AMOLFが開発したのは、このチューブを複数組み合わせることによって規則性を持たせ、ロボットの脚として機能させる技術だ。
公開された映像では、ロボットが脚と環境の相互作用のみで障害物を回避し、陸上移動から水上移動へ自動で適応する様子が確認できる。秒速30体長分の高速移動も可能だ。
体内を移動するスマートピルや、極限環境で動作する宇宙ロボット等に活用を見込んでいる。
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シンプルなアイデアが大きな進化をもたらす?
A. Comoretto, H.A.H. Schomaker, J.T.B. Overvelde, AMOLF