未来の配達員はロボットに？ Uber Eats配送ロボ「Serve」出現

「Serve」は、アメリカのServe Roboticsが開発した電動配送ロボット。Uber Eatsと提携しており、2024年10月現在、ロサンゼルスの一部地域で、商品を購入者まで届けるサービスを実施している。

Uber Eatsアプリで注文した商品を配達

「Serve」は歩道を自動走行する電動配送ロボット。GPSとセンサーを搭載し、障害物を避けて目的地まで走行する。

稼働対象の地域では、Uber Eatsアプリでの商品注文時に「ロボット配送」を選択できる。注文後は直近で稼働している「Serve」に指令が送られ、販売店舗まで自動で商品を受け取りに行ってくれる。

顧客は、アプリ上で「Serve」の動向を追跡できる。商品到着後はアプリからコンテナのロックを開いて、商品を取り出す仕組みだ。

また、安全を考慮してセンターには指示担当者が常駐している。工事現場の通行止めや警察の封鎖など、「Serve」単独では判断できない事態に遭遇したとき、行動を一時休止し担当者の指示を求める仕組みになっている。

Serve Robotics社は今後も、環境にやさしいデリバリー手段として「Serve」の全米複数都市での導入を目指すとしている。

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