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“楽器を弾けない人ゼロ”を目指す音楽ガジェット「かんぷれ」

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「かんぷれ」は、携帯ゲームみたいなデザインの音楽ガジェット。リズムよくボタンを押すだけで、誰でも簡単に音楽を演奏できる。楽器を弾けない筆者でも、複数の楽器を1人で奏でる体験が楽しめた。

「かんぷれ」はクラファンサイト・Kibidangoでプロジェクトを実施中。税込33,000円でフルセットを支援購入できる。2025年4月末までに配送される予定だ。


クラウドファンディング
  • インスタコード
  • かんぷれ

  • 税込33,000円

電卓みたいなボタンを押すだけ

「かんぷれ」は液晶画面と数字が書かれたボタンのあるガジェット。「KANTAN ミュージック」というサービスから、既存の楽譜を数字に変換可能。変換した楽譜に書かれた1~7の数字を押していくだけで、音楽経験のない人でも好きな曲を演奏できる仕組みだ。既存の楽譜を誰でも演奏できるため、コード進行や音楽理論が自然と身についていくという。

タッチ対応の画面から、演奏したい楽器を最大6種類まで選択できる。例えば「ドラム」「ギター」「ピアノ」を選択してボタンを押すと、一つのボタン操作で複数の楽器が奏でられる。上級者はそれぞれの楽器の細かい設定も行える。

障害を持つ一人一人に合わせた楽器を作りたい

「かんぷれ」は既存のUSB機器や、オープンソースによる自作の周辺機器に対応している。フットスイッチやキーボードなどに接続することで、幅広い演奏を可能にする。

生まれつき脳性麻痺を持つ山下智子さんは、アクセシビリティアドバイザーとして「かんぷれ」の開発に参加。発表会では「ボタン1つで和音が奏でられてとてもうれしかった」「PCとつなげば視線入力で演奏もできる」と、「かんぷれ」のバリアフリーな魅力を語った。

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「楽器を弾けない人ゼロ」を目指す音楽ガジェット。手にすれば今日から音楽家になれるかも!

かんぷれ

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