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「Oneboard」は、スケボーに大きなタイヤを1つ取り付けた電動モビリティ。リモコンはなく、重心のかけ方で操縦する。体験してみると、最初はヒザがガクガク震えて立つのもやっとだったが、コツをつかむと直感的に動けるのがクセになる一台だった。
一輪でオフロードもこなす電動スケボー
足だけで操縦する電動スケボーOneboard。太い車輪を備え、雪道や砂利道などのオフロードも走れるという。20°までの上り坂も登れるため、アウトドアのアクティビティとして楽しめる。
両足の体重移動による操縦は、バランス感覚が重要だ。左足が前の人は左足に体重をかけると加速・前進し、右足に体重をかけると減速・後退する。最高で時速20kmとなり、走行時間はバッテリーがフル充電の状態で2時間以上となっている。
重量は13.9kgでずっしりしているが、左右の先端にグリップがあるので持ち上げやすいデザイン。グリップは走行中の損傷を軽減するバンパーにもなる。IP56の防水性能を備え、雨天や砂浜での使用も問題ないそうだ。
スケボーよりサーフィンに近い操縦感覚
試乗会で実機を体験してみると、最初は前に人が立って手を持ってもらわないと、ボードの上に立つことすら難しい。バランスを崩すと前後にアクセルがかかってしまうので「乗れる気がしない……」という状態だった。
ところが少し間を空けてもう一度乗ってみると、コツをつかんだのか、補助なしで操縦に成功。ゆっくりだが前後に移動したり、ぐるっと回ってみたりと、ある程度思った方向に進めるようになった。
初めて自転車に乗れたときのような、ワクワク感に似ている。筆者はスケボーの経験者だが、スケボーとはバランスの取り方が違うように感じた。バランスの取り方はむしろサーフィンに近いそうだ。
日本の公道で走れるのか?
Oneboardは、Makuakeで先行販売を控えている。日本市場ではどのような位置付けの電動モビリティになるのか。Oneboardを開発した株式会社Follopの代表取締役 富山知輝さんに話を伺った。
Q:Oneboardは日本の公道で走れますか?
富山さん:Oneboardは日本の公道での走行はできません。移動手段ではなく、新しいアクティビティとして楽しんでほしいと思います。今後はホテルやキャンプ場などで、レンタルして遊べるような施設との提携を目指しています。
Q:どんな人に使ってほしいですか?
アウトドア好きや、クルマ好き、スノーボーディングやサーフィンが好きな人たちに、新しいイケているものとして取り入れてほしいなと思っています。
海外では、こういった電動モビリティを使った大会が開かれています。今後は、国内でOneboard協会を発足することと、来年内に国内大会の開催を予定しています。
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株式会社Follop