〈2024年〉敬老の日に喜ばれるメッセージ文例集！作り方のポイントやおすすめギフト
毎年9月の第3月曜日は「敬老の日」です。敬老の日には、感謝の気持ちを込めてメッセージを贈ると喜ばれますが、「どのような文章にすればいいかわからない」「アイディアがまったく思いつかない」と悩む方も多いでしょう。
この記事では、敬老の日に贈るメッセージを作るポイントや文例、おすすめギフト・プレゼントについて紹介します。
敬老の日に贈るメッセージ 作り方のポイント
まず、相手が元気になる言葉を伝えるポイントについて解説します。
以下の点をおさえることが大切です。
- 敬老の日を強調しすぎない
- 自分の言葉で書く
- 手書きする
- 感謝の言葉を伝える
- 健康で長生きしてほしいことを伝える
- 近況やエピソードを伝える
敬老の日を強調しすぎない
祝日は、あくまで日頃の思いを伝えるきっかけに過ぎません。「敬老の日だから仕方なく高齢者にメッセージ贈った」と受けとられないよう、あまり敬老の日を強調しすぎないようにしておきましょう。
中には「敬老の日おめでとう」という表現に、「おかしい」「変だ」と違和感をおぼえる方もいるかもしれません。「敬老の日」という言葉をまったく書いてはいけないわけではありませんが、強調しすぎるのは避けたほうが無難です。
自分の言葉で書く
本記事の後半では敬老の日に届けるメッセージの文例を紹介していますが、それらをそのままコピーして贈っただけでは味気なく、気持ちも十分に届かないかもしれません。
メッセージ文例はあくまでも参考程度に、自分らしい言葉で書くことがおすすめです。
自分らしい言葉というのは、普段から年配者と話題にしているテーマを選んだり、あなたが感じたことを素直に表現したりすることで自然と生まれてきます。
手書きする
より相手に気持ちを届けたい、という場合には便箋やハガキにメッセージを手書きすると良いでしょう。
印字されたメッセージは書き損じがなく、きれいで読みやすいという利点がある一方で、淡白な印象を与えることもあります。たとえ字をきれいに書けなくとも手書きにすることで、字面からぬくもりも届けられます。
「私のために一生懸命書いてくれたんだ」「一生の宝物にしよう」と相手を感動させられるかもしれません。
感謝の言葉を伝える
メッセージでは、日ごろの感謝を伝えましょう。メッセージを送る相手（祖父母・親・恩師など）との関係性によって、どのような感謝を伝えればいいのかは異なります。
相手との思い出を振り返りながら、どんなことに感謝しているかを書いてみてください。
健康で長生きしてほしいことを伝える
相手の方に健康で長生きしてほしいことを伝えてはいかがでしょうか。ただし、上から目線になったり、何かを強制したりするような言い回しは避けたいところです。
「風邪には十分に気をつけてください」「いくつになっても元気なお姿に、こちらも元気をいただいています」と気づかった表現であれば、快く受け止めてもらえるでしょう。
近況やエピソードを伝える
相手となかなか会う機会がない場合には、自分・家族の近況やエピソードを伝えることも大切です。
「どこの会社に就職するか迷っていたけれど、ようやく好きな会社を見つけられました」
「弟が生まれてからというもの、長女はすっかりお姉さん気分で、オムツ交換まで手伝ってくれています」
就職や転職、子育て、引越しなどライフイベントに関わるエピソードであれば、書きやすいはずです。無理におもしろいエピソードを書く必要はなく、何気ない日常を伝えるだけでも喜ばれるでしょう。
喜ばれる敬老の日メッセージ文例集
ここからは敬老の日に使えるメッセージの文例を、いくつか紹介します。それぞれのポイントも紹介するので、参考にしてください。
普段言えない感謝の気持ち
どんなことに感謝しているのかは、それぞれ異なります。強く印象に残っている思い出やエピソードを入れて、アレンジするといいでしょう。
【学生の孫から祖母へ】
「おばあちゃん、いつもありがとうございます。普段会っているときに直接言うのはなんだか照れくさいので、メッセージにしてみました。会うたびにおいしい料理を振る舞ってくれること、『友達を大事しなさい』と言ってくれることは、いつも私の心に残っています。これからも感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います。お元気でいてください」
健康で元気に
相手への気づかいだけでなく、自分の健康についても触れるといいでしょう。
【小学生の孫から祖父へ】
「おじいちゃん、お元気ですか。まだまだ暑い日が続いているので、元気に過ごしているとうれしいです。私は遊びつかれてクーラーをあびながらねていたら、少しかぜを引いてしまいました。おじいちゃんの元気なすがた、私もパワーをもらっています。また今度遊びに行かせてください」
結婚・出産まで長生きを
結婚・出産といったライフイベントをきっかけに、長生きしてほしいことを伝えてはいかがでしょうか。
【社会人の孫から祖母へ】
「おばあちゃん、この前は妊娠のお祝いをありがとうございます。男の子、女の子、どちらかまだわかりませんが、元気に生まれてきてくれて、おばあちゃんに会わせられる日を楽しみにしています！子どもが小学生になるまで、その先もうんと長生きして見守ってあげてください」
人生の大先輩として尊敬
家族でなくとも、敬老の日にメッセージを送ることもあるでしょう。人生の大先輩として尊敬している点を、伝えてみてください。
【卒業生から先生へ】
「◯◯先生、敬老の日おめでとうございます。私たちの卒業から早くも10年という月日が経ちましたが、変わらずお元気にお過ごしですか。先生のご指導のおかげで、今日の私があると言っても過言ではありません。学生のときにいただいた言葉は人生の指針となっています。人生の大先輩として、今でも尊敬しています。またお会いできる日を、楽しみにしています」
大好きな気持ちを
あえてストレートに好きという気持ちを伝えると、喜んでもらえるでしょう。
【娘から母親へ】
「お母さん、いつもありがとうございます。子どもが生まれて、お母さんが私たちにしてくれたことの有り難さを、身に染みて感じるようになりました。毎日の忙しさの中でも、私たちのためにたくさんの手間隙をかけてくれたこと、感謝しています。私にとって本当に大切な存在です。いつまでも大好きです！」
旅行やイベントに招待
普段なかなか会えないようなら、ちょっとした旅行やイベントに誘ってみてもいいでしょう。
【息子から介護施設にいる父親へ】
「親父へ、いつもありがとうございます。元気にしていますか。最近なかなか会いに行けていないので、今度、近くの温泉旅館へみんなで行きませんか。子どもたちも会いたがっています。また電話で詳しいことを話します。風邪には気をつけてください」
子ども（孫）の成長
目に入れても痛くない孫たちの成長ぶりを聞けることは、祖父母にとって非常に嬉しいものです。
【子どもをもつ母から両親へ】
「お父さん、お母さん、敬老の日おめでとう。４歳になった長女は弟が生まれてからというもの、すっかりお姉さん気分です。服を着せたりオムツの交換を率先して手伝ってくれたりするし、嫌いなニンジンも『お姉さんだから』と言ってがんばって食べるようになりました。今度会ったら、ぜひ娘の成長ぶりを褒めてあげてください。いつまでもお元気で」
自分の近況
自分自身のエピソードを伝えても喜ばれるでしょう。何か成長した部分を伝えると、自分のことのように喜んでもらえるはずです。
【社会人の孫から祖父母へ】
「おじいちゃん、おばあちゃん、いつもありがとうございます。社会人として数年働いてみて、日々大変さを感じています。ただ、今までのがんばりを認められたのか、昇格することが決まりました！仕事の悩みごとをいつも嫌な顔ひとつせず聞いてくれて感謝しています。これからもいい報告ができるようがんばります」
敬老の日おすすめギフト・プレゼント
敬老の日には、メッセージに加えてギフト・プレゼントを渡すことも喜ばれます。代表的なおすすめギフト・プレゼントをいくつかご紹介します。
和菓子
和菓子は敬老の日の定番ギフトです。相手の好みに合わせて和菓子の種類を選ぶといいでしょう。
たとえばお茶や甘いもの好きの方であれば、ようかんや最中がおすすめです。
「とらやの羊羹・最中詰合せ」は、餡にこだわり続ける老舗和菓子店がつくる高級羊羹と最中です。いずれも様々な味が入ったアソートになっています。
和菓子を贈る際には、賞味期限や保存方法にも注意して、日持ちやすい和菓子を選ぶことも大切です。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、生花を特殊な加工で長期間美しく保つことができるため、長く観賞できる贈りものとして人気です。また、花言葉や色使いに配慮することで、よりメッセージ性のあるプレゼントとなるでしょう。
「プリザーブドフラワー フルレット」は、全12色から選べるプリザーブドフラワーです。色鮮やかな花々から好みに合うものを選ぶことができ、ケース入りなのでそのまま飾ることができます。
メッセージボード
この記事を通じて考えたメッセージを、そのまま記入できるのがメッセージボードです。メッセージに写真を添えると、より一層心温まるプレゼントになります。
メッセージボードにメッセージを印字してくれるサービスもありますが、あえて手書きにすることで気持ちを届けられます。「学研ステイフル 色紙」のように手書きできるスペースがあるメッセージボードを選ぶといいでしょう。
まとめ
この記事では「敬老の日」に贈るメッセージについて、ポイントや文例を紹介しました。テンプレートを使うのではなく、あなたらしいメッセージを届けることが一番喜んでもらえるはずです。今回ご紹介した内容を参考に、メッセージを贈ってみてはいかがでしょうか。
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