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かつてモーリシャス島に生息し、人間の干渉によって絶滅したドードー鳥。現代においては見ることが叶わない幻の鳥だが、もし科学の力で甦るとしたら?
Colossal Biosciences社が発表した「Dodo Bird De-Extinction」はまさに、ドードー鳥を遺伝子工学によって復活させようというプロジェクトだ。
Combining the science of genetics with the business of discovery, we are moving de-extinction forward by resurrecting the Woolly Mammoth through gene editing.
遺伝子工学で「類似した新種」を生み出す
ドードー鳥の復活と言っても、かつて存在したドードー鳥と全く同じ種を生み出すわけではない。
「Dodo Bird De-Extinction」では、ドードー鳥のゲノム情報を元に、まず現存する種の中からドードー鳥に近い種を特定する。次に、その種のゲノムに遺伝子操作を行い、ドードー鳥に類似した新種を生み出すのだ。
最終的には、この「ドードー鳥に近い新種」を、かつてのドードー鳥の生息地で定着させることで、生態系のバランスを取り戻すことを目指している。
同社では、20世紀に絶滅したタスマニアタイガーや、4000年前に絶滅したマンモスの復活プロジェクトも進行中だ。
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「ジュラシックパーク」のような未来が、すぐ目の前に迫っているのかもしれない。
Colossal Biosciences