キャベツ千切りのコツ、プロの技を実践 ふわシャキの食べ心地
キャベツの千切りがうまくできないという方、意外と多いと思います。包丁で切るとどうしても太くて口当たりが悪くなり、結局カット済みのものを買ってきてしまう…なんてことはありませんか?
揚げ物に添えたり、ドレッシングであえてサラダにしたりと、野菜不足を手軽に補えるキャベツの千切り。自分で美味しく作れたら嬉しいですよね。
そこで今回は、食堂の店主でプロの料理人である父に「美味しいキャベツの千切りを作るコツ」を聞いてきました!
この記事を読めば、細くてふわシャキの美味しいキャベツの千切りを作れるようになりますよ。
ポイントは以下の通り。
- 太い葉脈の軸部分を削ぎとり、薄くする
- 葉を筒型に折り畳み、上からおさえて厚みをなくす
- 水にさらす
- 水気を切りすぎない(サラダスピナーなどは使わない)
- ふわっと盛り付ける
キャベツの千切りのやり方
それでは詳しくやり方を見ていきましょう。
①4分の1サイズにカット
キャベツを、4分の1にカットし、中央の芯部分も切り落とします。
②葉脈の軸部分を薄くカットする
太い葉脈の軸部分を削ぎとり、薄くします。
③4〜5枚はがしていく
かたまりだと切りにくいので、1枚ずつ葉をはがしていきます。
太い葉脈がある場合は、その都度削ぎ落としてください。
④葉を折り畳み、上からおさえて厚みをなくす
葉を折り畳み、上からそっとおさえます。
キャベツに厚み(高さ)があると、手を切ってしまう恐怖で包丁がうまく動かせません。
キャベツをおさえ、厚みを薄く(低く)してみましょう。心のハードルが下がって包丁を動かしやすくなりますよ。
厚みを薄くするには、まず両はしを折りたたみます。
そっと押して、キャベツの厚みを薄くします。
⑤おさえたまま、細く切っていく
いよいよ切っていきます!
あせらずゆっくり。包丁を無理に横に移動しようとせず、同じ位置で切る感覚で。
⑥水にさらす
ザルにキャベツを入れ、流水にサッとさらします(水につけておく必要はありません)。
⑦ザルにあげて水気を切る
ザルに入れて軽く振り、5分ほど水気を切ります。サラダスピナーやキッチンペーパーでしっかりと水気を切る必要はありません。水の切りすぎには注意!
⑧お皿にふわりと盛り付ける
空気を含ませ、ふわっと盛り付けましょう。キャベツを少し上から落とし、山の形を作るようなイメージです。
出来上がり!
まとめ
葉脈を薄くしたり水にさらしたりといったコツは、少し手間ではありますが、やるとやらないとでは仕上がりに大きな差がでてきます。父がつくったキャベツの千切りは、みずみずしくてふわっとした口あたりの良さが魅力。あの美味しさの秘訣はこれだったのか!と今更ながら学ぶことができてよかったです。
また、今回気づいた大切なポイントは、よく切れる包丁を使うことです。食感がよくなることはもちろん、無駄な力を入れずに切れるので思わぬケガを防げます。私が使っている包丁は切れ味が悪くなってきたので、新しい物を購入しようと検討中です。
オールステンレスのものが衛生的で使いやすいので、ヘンケルスのミラノα 三徳包丁か、ヴェルダンの三徳包丁を実際にお店へ見に行きたいと思っています。
コツがわかれば、あとは練習あるのみ!一緒にキャベツの千切りの上級者を目指しましょう!
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