
〈プロ解説〉安いプロテイン、おすすめ13選 コスパの良い選び方も紹介
近年では、健康的な体づくりや栄養補給のサプリメントとして「プロテイン」が注目を集めています。コンビニやドラッグストアでも見かけるようになり、以前より身近なものになってきたのではないでしょうか。
毎日飲むものなので、継続しやすい価格帯の商品を選ぶことが大切です。ただ、最近のプロテインは色々な種類があり、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
この記事では継続的に買いやすい、安いプロテインの選び方やおすすめ商品をご紹介します。
目次
おすすめ・人気商品をまずは一覧で

外観 |
商品名 |
特長 |
内容量 |
タンパク質量 |
種類 |
味 |
---|---|---|---|---|---|---|
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【筆者おすすめ】エクスプロージョン(X-PLOSION) 100%ナチュラルホエイプロテイン |
ミルクチョコ味で飲みやすい |
3kg |
21g(1食30gあたり) |
ホエイ(WPC製法) |
ミルクチョコレート味 |
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【筆者おすすめ】グロング(GronG) ホエイプロテイン100 |
タンパク質を多く含むWPI製法を採用 |
1kg |
24.5g(1食29gあたり) |
ホエイ(WPI製法) |
ココア風味 |
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【筆者おすすめ】ビーレジェンド(be LEGEND) WPCプロテイン |
溶けやすく、さっぱり飲めるチョコ風味 |
1kg |
21.2g(1食29gあたり) |
ホエイ(WPC製法) |
激うまチョコ風味 |
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明治 ザバス ジュニアプロテイン |
子どもが飲みやすいフレーバー |
840g |
12g(2食28gあたり) |
ホエイ(WPC製法) |
ココア味 |
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明治 ザバス ホエイプロテイン100 |
ダマになりにくい商品 |
980g |
19.5g(1食28gあたり) |
ホエイ(WPC製法) |
リッチショコラ味 |
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グロング(GronG) ウェイトアッププロテイン |
エネルギーになる糖質を多く含むプロテイン |
1kg |
6.2g(1食30gあたり) |
ホエイ |
ココア風味 |
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DNS プロテインホエイ100 |
味にこだわりたい方にぴったり |
1.05kg |
24.5g(1食35gあたり) |
ホエイ(WPC製法) |
トロピカルマンゴー風味 |
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森永製菓 プロテイン効果 |
ホットでも飲めるソイプロテイン |
660g |
15.5g(1食22gあたり) |
ソイ |
ソイカカオ味 |
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リバティライフ MADPROTEIN ソイプロテイン |
のど越しにこだわった商品 |
1kg |
17.4g(1食20gあたり) |
ソイ |
ノンフレーバー |
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森永製菓 おいしい大豆プロテイン |
コーヒー味で飲みやすい |
900g |
10g(1食20gあたり) |
ソイ |
コーヒー味 |
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ファイトクラブ 風神プロテイン ホエイ・プロテイン・コンセントレート |
味が付いていないから続けやすい |
1kg |
82g(100gあたり無水換算値) |
ホエイ(WPC製法) |
プレーン |
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NICHIGA(ニチガ) 大豆プロテイン アメリカ産(強粘性タイプ) |
お菓子作りにもおすすめ |
1kg |
90.4g(100gあたり無水換算値) |
ソイ |
プレーン |
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アサヒグループ食品 ディアナチュラアクティブソイプロテイン |
国内⼯場で⽣産されたソイプロテイン |
360g |
15g(付属スプーン3杯22.5gあたり) |
ソイ |
ココア味 |
プロテインの基礎知識

筆者が試した数々のプロテイン
みなさんはプロテインについてどんなイメージをお持ちでしょうか?
など、さまざまな声をお聞きします。
しかし上記はいずれも誤解を含んでいます。実際は
- 筋トレをしていない方もプロテインを飲んでもOK
- プロテインを飲むだけで筋肉はつかない
- 最近のプロテインは飲みやすくておいしい
え、そうなの?と思った方に向けて、まずはプロテインの基礎知識を解説します。
飲むだけでは筋肉はつかない

Photo by iStock
プロテインとは、牛乳や大豆などの食品からタンパク質を抽出し、パウダー状にした栄養補助食品です。ふだんの食事からタンパク質を摂ることを基本として、プロテインは筋トレの前後や間食時などに活用します。
よく「プロテインを飲んだだけで筋肉がつく」という誤解がありますが、そうしたことはありません。筋肉づくりには、運動が必須です。しっかりとトレーニングをしたうえで、食事やプロテインからタンパク質を摂ることで筋肉がつくられます。
タンパク質の推奨量は1日50〜65g

Photo by iStock
タンパク質は筋肉のほか、爪・髪の毛・ホルモンなどを構成する主成分で、体をつくるのに欠かせない栄養素です。肉・魚・卵・乳製品・大豆などから摂取できます。
厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、成人の1日あたりのタンパク質推奨量は男性で60〜65g、女性で50gとされています。成人女性1日のタンパク質推奨量50gを食品で摂取すると、納豆なら7パック、卵なら9個、鮭なら3切れほどの量になります。

ポイント解説
忙しくて食事を抜いたり、ダイエットで食事を減らしていたり、さまざまな要因でタンパク質が不足している方がいます。筋トレをしている、していないにかかわらず、食事でタンパク質を摂り切れていない方はプロテインを活用しましょう。
選び方① 種類|ホエイは高め、ソイは安い傾向

ポイント解説
プロテインは原料によって違いがあり、大きく分けるとホエイ・カゼイン・ソイの3種類があります。

Photo by iStock
ホエイプロテインとカゼインプロテインの原料は牛乳です。牛乳に含まれるタンパク質の割合は、約20%が液体のホエイ、約80%を固形物のカゼインが占めます。
ホエイプロテインは牛乳から乳脂肪分やカゼインを取り除いたもので、プロテインの中でも価格が高めです。消化吸収が早く、運動後の栄養補給に適しています。
一方、カゼインプロテインは消化吸収が緩やかなため、就寝前などに飲むのがおすすめです。胃に負担をかけないよう、少なくとも就寝する30分〜1時間前に飲むとよいでしょう。

Photo by iStock
ソイプロテインの原料は大豆で、消化吸収がゆっくりという特徴があります。また、体質によっては腹痛や下痢などを起こす乳糖が含まれないため、牛乳由来のプロテインが苦手な方におすすめです。比較的低価格で購入でき、タンパク質含有量が多いものほど高くなります。
ほかにもえんどう豆由来のピープロテイン、麻の実(ヘンプシード)由来のヘンププロテイン、卵由来のエッグプロテインといった種類があります。
選び方② 製法|ホエイはWPIとWPCの2種類

Photo by iStock
ホエイプロテインには、主にWPIとWPCの2種類の製法があります。
WPI(Whey Protein Isolate)製法で作られたプロテインは、脂質や炭水化物といった不純物が少なく、タンパク質含有率が80〜90%程度と高いのが特徴です。タンパク質の含有量が多いぶん、価格は比較的高くなります。
WPC(Whey Protein Concentrate)製法で作られたプロテインは、タンパク質含有率が60〜80%程度で、ビタミンなどほかの栄養素も含まれているのが特徴です。乳糖も多く含まれるので、牛乳を飲むとお腹の不調をきたす方(乳糖不耐症)には向いていません。WPI製法のものに比べると価格が安く、コスパに優れています。
選び方③ 味|お試しパックで飲み比べ

さまざまな味のプロテイン(筆者撮影)
プロテインを選ぶうえで「味」は重要なポイントです。安いプロテインだからといっても、おいしくなければ、なかなか続けられません。
また、内容量も300g・1kg・3kgといったさまざまなサイズがあります。1日に飲む量やシェアする人数にあわせて選び、開封後3か月以内を目安に使い切りましょう。
お試しパックをECサイトなどで入手すれば、量を買いすぎずに、お気に入りの味を見つけるのに役立ちます。同じメーカーのプロテインでもチョコ味・抹茶味・マンゴー味・きなこ味といったさまざまな種類があるので、ぜひ飲み比べてみてください。

プロテインを飲み比べたときの様子(筆者撮影)

ポイント解説
以前、5種類のプロテインを10人で飲み比べたときも、好みが分かれました。色々と試してみて、自分好みのプロテインを見つけることが大切です。
選び方④ 補助成分|コスパ優先なら重視しなくてOK

Photo by iStock
ビタミン・ミネラルといった身体機能の維持に欠かせない微量栄養素や、必須アミノ酸のBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)、糖質のマルトデキストリンなど体を動かす際のエネルギー源となる栄養成分が多く配合されたプロテインもあります。
ただ、補助成分が多く配合されたものは価格も高くなりがちです。コスパを重視する場合や、食事のタンパク質不足を補う目的でプロテインを飲むぶんには、補助成分の有無を細かく気にする必要はありません。
続いては、筆者が選ぶ安いプロテイン3選
編集部より)この章の商品は2022年10月に選定いただきました。

おすすめポイント
コスパのよさで有名なエクスプロージョンのプロテインです。ミルクチョコ味は濃厚な甘みがあり、デザート感覚で飲めます。独特のとろみがあるので、間食として飲んでも満足感があります。まずは少量パックで味を確認してから、3kgの大容量タイプを購入するとよいでしょう。マルトデキストリンも配合されているので、効率よく筋トレをしたい方にもおすすめです。

おすすめポイント
高価な商品が多いWPI製法の中でも比較的安く購入できます。WPC製法のプロテインと比べて乳糖の含有量が少なく、タンパク質が豊富に含まれているのがポイントです。ビタミンなどの微量栄養素を配合し、必須アミノ酸も多く含まれています。


おすすめポイント
チョコ風味ですっきりとした飲み心地のプロテインです。クセがないので、はじめて飲む方にもおすすめ。ビタミンB6やビタミンCも配合されていて、タンパク質の吸収に役立ちます。ビーレジェンドはフレーバーのバリエーションが豊富なので、色々な味を試してみてください。

【編集部PICK UP】プロテイン、人気メーカーの売れ筋商品

Moovoo編集部
数あるプロテインの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
外観 |
商品名 |
特長 |
内容量 |
タンパク質量 |
種類 |
味 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
【筆者おすすめ】エクスプロージョン(X-PLOSION) 100%ナチュラルホエイプロテイン |
ミルクチョコ味で飲みやすい |
3kg |
21g(1食30gあたり) |
ホエイ(WPC製法) |
ミルクチョコレート味 |
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【筆者おすすめ】グロング(GronG) ホエイプロテイン100 |
タンパク質を多く含むWPI製法を採用 |
1kg |
24.5g(1食29gあたり) |
ホエイ(WPI製法) |
ココア風味 |
![]() |
【筆者おすすめ】ビーレジェンド(be LEGEND) WPCプロテイン |
溶けやすく、さっぱり飲めるチョコ風味 |
1kg |
21.2g(1食29gあたり) |
ホエイ(WPC製法) |
激うまチョコ風味 |
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明治 ザバス ジュニアプロテイン |
子どもが飲みやすいフレーバー |
840g |
12g(2食28gあたり) |
ホエイ(WPC製法) |
ココア味 |
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明治 ザバス ホエイプロテイン100 |
ダマになりにくい商品 |
980g |
19.5g(1食28gあたり) |
ホエイ(WPC製法) |
リッチショコラ味 |
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グロング(GronG) ウェイトアッププロテイン |
エネルギーになる糖質を多く含むプロテイン |
1kg |
6.2g(1食30gあたり) |
ホエイ |
ココア風味 |
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DNS プロテインホエイ100 |
味にこだわりたい方にぴったり |
1.05kg |
24.5g(1食35gあたり) |
ホエイ(WPC製法) |
トロピカルマンゴー風味 |
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森永製菓 プロテイン効果 |
ホットでも飲めるソイプロテイン |
660g |
15.5g(1食22gあたり) |
ソイ |
ソイカカオ味 |
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リバティライフ MADPROTEIN ソイプロテイン |
のど越しにこだわった商品 |
1kg |
17.4g(1食20gあたり) |
ソイ |
ノンフレーバー |
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森永製菓 おいしい大豆プロテイン |
コーヒー味で飲みやすい |
900g |
10g(1食20gあたり) |
ソイ |
コーヒー味 |
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ファイトクラブ 風神プロテイン ホエイ・プロテイン・コンセントレート |
味が付いていないから続けやすい |
1kg |
82g(100gあたり無水換算値) |
ホエイ(WPC製法) |
プレーン |
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NICHIGA(ニチガ) 大豆プロテイン アメリカ産(強粘性タイプ) |
お菓子作りにもおすすめ |
1kg |
90.4g(100gあたり無水換算値) |
ソイ |
プレーン |
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アサヒグループ食品 ディアナチュラアクティブソイプロテイン |
国内⼯場で⽣産されたソイプロテイン |
360g |
15g(付属スプーン3杯22.5gあたり) |
ソイ |
ココア味 |
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