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パパママの努力はAIの力で楽になるかも?
2022年9月下旬に発売される、タカラトミーのAI読み聞かせスピーカー「coemo」。声を登録すれば、その声でAIが物語を読んでくれるスピーカーです。日本おもちゃ大賞2022では、エデュケーショナル・トイ部門で大賞を受賞しました。
今回は実物をお借りして、声がどのくらいの精度で再現されるのか試してみました。
使い方
読み聞かせを行うには、2つのアプリを使用します。声を登録するアプリ「コエステ」と、物語を選んだり本体の操作を行うアプリ「coemo」。
まずは「コエステ」で声を登録します。「300円になります」「あちらの席に移りたいのですが」などの短い例文をたくさん読むことで登録していく仕組み。はじまると次々に例文がでてきます。途中で止めることもできますが、読めば読むほど精度があがるとのこと。今回は1時間かけて200文章、最大まで登録してみました。
声を登録したら、その声を「coemo」に連携させます。連携は「コエステ」アカウント名を入れるだけなので簡単。
声が登録できたら、物語を選び、配役に登録した声を選べば物語が作られます。配役には男性の声や女性の声が数パターン収録されているので、登録しなくても読み聞かせはできます。
物語は無料で楽しめる60作品のほか、課金をすれば日本や世界の童話やオリジナルストーリーなど、45作品が用意されています。オンラインで購入するスタイルなので、これから追加もされていきそうです。
実際に聞かせてみる
子供に聞かせてみると、最初は誰の声かわからなかった様子。「これママの声だよ」と教えると、「ママの声か!」と分かったようです。
ママの声とわかると、物語に沿ってママの声が面白いイントネーションになったりする所で大ウケ。声や抑揚の強弱は、実際にやると疲れるほど大袈裟だったりするので、ありがたい限りです。
5〜8分ほどの物語には、効果音や音楽がついています。絵本の読み聞かせではない盛り上げ方をしてくれるのも嬉しいポイント。
声の精度は、パパの声で10文くらい読んだ時の方が似ていたかも?というイメージでした。より本物の声に近づけるためには、登録の際に「はっきり話す」「声は大きすぎない」「雑音が入らない環境」などがコツだそうです。納得いかなかったら登録しなおすのもありですね。
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本の読み聞かせはかなりの体力を奪います。読み聞かせ終わると眠いのは親の方、子供と一緒に寝落ち……なんてこともありますよね。
もちろん、親の声で読み聞かせたほうが子供のためにはなると思いますが、どうしても大変な時もあります。AIの力が、絵本の読み聞かせでも子育てを助けてくれるかもしれません。
タカラトミー