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多くのゲームでは「移動」と「アクション」の操作を同時に行う必要があるが、従来のキーボードレイアウトでは指が足りず、タイムロスが生じがちだ。
そこで登場したのが、シンガポールのスタートアップが開発したゲーミングキーボードセット「WRAEK Tactonic Pro」。なんと手のひらも使って操作できるという異色のプロダクトだ。
手のひらの圧力でジョイスティックのように操作
パームレストの左側に搭載されているのは「Tactonic Pad」。一見トラックパッドのようだが、トラックパッドが指をスライドさせて操作するのに対し、Tactonic Padは手のひらを固定したまま圧力をかけて操作する。
わずか10gの圧力でも感知する超高感度センサーによって、手のひらを使ってジョイスティックを動かすような操作ができる。
この機能によって、WASDから指を解放できたり、マウスを動かさず手のひらでカメラの視点を動かせたりする。慣れれば操作効率が格段に向上しそうだ。
パッドにはミラーポリッシュを施し、手のひらに最適なグリップ感を実現。形状も人間工学に基づき、直感的な使用感と快適さを重視してデザインされている。このパームレストはあらゆるテンキーレスキーボードに対応。
プレイ中の気分を盛り上げてくれるRGBライト
パッドの四隅にはRGBライトを搭載。1680万色を表現できるうえ、カラーチェンジモードも利用でき、プレイ中の気分を盛り上げてくれそうだ。
また、世界観を統一できる専用キーボード「WRAEK Tactonic Keyboard」も用意。
こちらもRGBライトを搭載し、幻想的なライティングエフェクトを楽しめる。5ピンのスワップ可能なレイアウトでカスタマイズも簡単だ。
モード切り替えが簡単で普段使いもしやすい
Tactonic Padは、ゲーム以外のパソコン作業でも使用可能。キーボード、スティック、マウスエミュレーションなど5種類のプリセットが用意されていて、モードは側面のボタンで簡単に切り替えられる。
現在Kickstarterで実施中のクラウドファンディングに支援すれば、Tactonic Padを115シンガポールドル(約9,800円)、WRAEK Tactonic Keyboardを147シンガポールドル(約12,600円)で入手可能。配送は2022年8月が予定されている。
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操作効率と一緒に、対戦ゲームの勝率も上がるかも?
WRAEK