おすすめの安い掃除機13選!人気のコードレスやロボット型も紹介
掃除機は一家に一台といわず、複数台を使い分ける人もいるほど日々の生活に欠かせない家電です。高価な掃除機にはもちろん優れた性能が備わっていますが、できるだけ安い掃除機が欲しいという人も多いと思います。しかし、安くても性能が悪い掃除機は嫌ですよね。
今回はコスパの高い掃除機を手に入れるために、安い掃除機の選び方やおすすめ商品をご紹介します。掃除機を安く手に入れるタイミングも解説するので、お目当てのモデルがあるなら必見ですよ!
目次
安い掃除機の選び方
掃除機には形状やゴミの集め方などが異なる、多種多様な機種があります。性能や機能は価格にも影響するので、できるだけ安い掃除機を見つけるためのポイントを押さえていきましょう。
また、メインで使う掃除機なのかサブ機なのか、丁寧に掃除したいのかサッと済ませたいのかといったニーズによっても選び方は違ってきます。手入れも楽な方がいいですよね。使用シーンを考えながら、選び方の項目をチェックしていってください。
掃除機のコードの有無
掃除機は日常的に使うものなので、コードの有無が使い勝手を左右します。部屋の広さや機能性を考慮して、どちらがいいか選びましょう。
コードレス掃除機は軽くて小回りがきき、手軽に使えるのが魅力。その代わり充電式なので長時間の使用はできず、コード式に比べると吸引力も劣ります。そのため、一人暮らしや1回の使用時間が短い人におすすめ。数は多くないものの、1万円以下で買えるモデルもあります。充電時間や連続稼働時間が使用スタイルに合っているか確認しましょう。
コード式掃除機の最大のメリットは吸引力が強いこと。一度に広いエリアを掃除したい人にもおすすめです。バッテリーの消耗もないので、長期間使えます。ただし、コードがあるので動ける範囲が限られ、移動に手間がかかります。コード式は3~6千円程度の安いモデルもあるので、価格重視の人はコード式を探してみてください。
掃除機の形状は使用目的で決める
掃除機は形状によって吸引力やサイズがさまざま。使用目的や掃除をする頻度を考えながら最適なタイプを選びましょう。
<キャニスター型>
掃除機本体に長い吸引ノズルや車輪がついたキャニスター掃除機は、最も一般的なタイプで種類が豊富。価格帯も幅広く、5千円程度で購入できる安い機種もあります。本体は2~4キロ程度の重さがありますが、手元のホース部分は軽量なので扱いやすいのがポイント。
吸引力が強く、ダストボックスも大容量なのでゴミを捨てる回数が少なくて便利です。ただし、階段や狭い場所を移動する際は重い本体を持ち運ぶ必要があります。
<スティック型>
最近人気が高まっているのが、スティック掃除機。壁に立てかけられるので収納場所に困らず、コンパクトで手軽に使えるのが魅力です。2キロ前後のモデルなら利便性も抜群。価格もリーズナブルで、3~4千円で購入できるモデルもあります。
ただし、コードレスタイプが多いので長時間の使用はできません。キャニスター型に比べると吸引力は劣るものの、最近はパワーが向上したモデルも登場しています。
<ハンディ型>
ハンディ掃除機は片手で使えるコンパクトな掃除機です。ほとんどの機種がコードレスで取り回しが良いのが特徴。机や棚の上、車の中など、大きな掃除機では掃除しにくい場所を楽々掃除できます。
そのほか、パソコンのキーボードのゴミや髪の毛、ペットの抜け毛など、ノズルを変えれば細かいものも吸い取れます。価格も手ごろなので、メインの掃除機と併用するのがおすすめです。
<ロボット型>
ロボット掃除機は自動で床を掃除してくれる優れもの。時間を効率的に使いたい人におすすめです。ゴミを吸い込む吸引タイプと、フローリングを拭き掃除してくれる床拭き・水拭きタイプの2種類あります。
普通の掃除機では届きにくいベッドやソファーの下に潜り込めるサイズなら、部屋の隅々まできれいになって快適。価格は他の掃除機に比べると高めですが、1万円前後で購入できる機種もあります。
集じん方法の違いとは?
掃除機のゴミを集める集じん方法は、大きく分けて3種類。どれもメリット・デメリットがあるので、何を優先するかで選びましょう。
<紙パック式>
紙パック式は吸い込んだゴミを紙パックに集め、そのまま捨てられるため衛生的。紙パックがフィルターの役割をするので、掃除機の手入れも不要です。パックの容量も大きいため、頻繁にゴミを捨てる必要がなく手間がかかりません。
密閉性が高いので吸引力は強力ですが、ゴミがたまると吸引力が落ちるのが難点。吸い込んだ空気はパック内を通って排気されるため、臭いが気になることもあります。また紙パックを購入するランニングコストも考慮に入れましょう。
<サイクロン式>
サイクロン式は遠心力を使ってゴミと空気を分け、ゴミをダストカップに集めます。吸引力が持続し排気もクリーンです。ランニングコストがかからず、電気代も安く抑えられます。
ただし、ゴミをこまめに捨てる必要があり、捨てる際にほこりが舞うことが多いので注意しましょう。また吸引力を保つには、ダストボックスやフィルターの手入れが必要です。手入れが面倒な場合は、フィルターレスのタイプもチェックしてみてください。
<フィルター式>
カプセル式とも呼ばれ、サイクロン式と異なりフィルターのみでゴミと空気を分離。ゴミを本体のカプセルに集めます。紙パック式より容量は大きく、取り外しも簡単にできるのでゴミ捨ても楽々。4千円程度で購入できる安価なモデルもあり、コスパの良さが魅力です。
ただし、サイクロン式同様に定期的にフィルターの手入れが必要になります。水洗いした後は、しっかり乾かさなければ臭くなるので注意しましょう。
掃除機のヘッドで吸引力が異なる
掃除機のヘッドの種類で吸引力の強さが異なります。フローリングやカーペットなど、掃除する床の素材でもゴミの取れ方が違うので、掃除したい場所で選びましょう。価格の差も出やすい部分なので、コストを意識しながら特徴をチェックしてください。
<パワーブラシ>
パワーブラシはヘッド部分にモーターを搭載し、ブラシを回転させてゴミをかき出します。吸引力が強いため、フローリングだけでなく、カーペットや畳の細かいゴミもきれいにとれますよ。
ただし、ブラシに髪の毛や糸くずなどのゴミが絡まりやすく、放置しているとブラシが上手く回転しなくなります。そのため、定期的にお手入れが必要です。
<自走式>
自走式はパワーブラシと同じ構造で、さらにヘッドにローラーが付いているため、力を入れることなくスイスイ掃除できます。吸引力も強いので、カーペットの上もしっかりゴミを吸い取りますよ。
ただし、他のブラシと比べて、少し高価でヘッドも重くなる傾向です。パワーブラシ同様、ブラシに絡んだゴミをこまめに掃除しましょう。
<タービンブラシ>
タービンブラシは、空気を吸い込む風の力を利用してヘッド部分のブラシを回転させます。パワーブラシと違ってモーターで回転させないので吸引力は劣りますが、軽量で操作しやすく、比較的リーズナブルに購入できますよ。
カーペットの掃除には不向きですが、フローリングや畳を掃除するなら、十分な性能を発揮します。ただし、定期的にブラシのお手入れが必要です。
<床ブラシ>
床ブラシは回転ブラシがついておらず、風の力だけでゴミを吸い取ります。大きなゴミを吸い取りやすく、ヘッドの中で最も軽量で安価。ただし、吸引力が弱くカーペットや畳の細かいゴミをかき出すことは難しいため、フローリングを掃除するときにおすすめです。
吸込仕事率や静音性にも注目
吸込仕事率は、ゴミを吸い込む力を表す数値で「W(ワット)」の単位で表します。下記が一般的な目安です。
カーペットに入り込んだハウスダストまでしっかり吸い込むためには、最低でも300Wほどが必要です。数値が大きいほど吸い込む力を持っていることになりますが、掃除機の吸引力はヘッドの性能や集じん方法によっても変化します。他の性能も考慮しつつ、吸込仕事率も参考にしてみてください。
「早朝や夜中に掃除機をかけたい」「マンションなので掃除機の音が気になる」という人は、静音性も意識しましょう。掃除機の音の大きさは「dB(デシベル)」の単位で表示。一般的な掃除機の音は60~70dBなので、静かな掃除機なら60dB以下が目安です。
ただし、吸引力が強い掃除機ほど音が大きくなるため、静音性を重視しすぎると、掃除機の吸引力も弱くなります。吸込仕事率も確認して、自分に合うバランスのいい掃除機を選びましょう。
安くて性能のいい掃除機を販売する人気メーカーは?
多くのメーカーから掃除機が販売されていますが、その中でも安くて性能のいい掃除機を製造する人気メーカーをご紹介します。
マキタ
電動工具で有名なマキタは、スティック型の掃除機を中心に販売しています。軽量でコンパクトなので使い勝手がよく、リーズナブルなのが魅力です。大容量のリチウムイオンバッテリーが搭載されているため、吸引力もパワフル。コードレス掃除機を探している人におすすめです。
日立
日立はサイクロン式掃除機やロボット掃除機など、幅広い種類の掃除機を販売しています。特にハンドクリーナーが人気で、コンパクトながら吸引力は抜群。延長パイプを装着すれば、部屋のあらゆる場所を掃除できます。
Anker(アンカー)
スマホやタブレット周辺機器の開発を行うアンカーは、リーズナブルなロボット掃除機を販売しています。スマホから簡単にスケジュール設定ができ、スリムでパワフルな吸引力が魅力。コスパの高いロボット掃除機を探している人におすすめです。
Photo by Amazon
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマは1万円前後で購入できる機種が多く、性能のいいリーズナブルな掃除機を豊富に販売。使いやすいスティック掃除機や布団クリーナー、布のシミ抜きに使う掃除機など、幅広い品ぞろえです。別売りのヘッドに取り替えて、掃除機のカスタマイズもできます。
Photo by Amazon
ヤマゼン
ヤマゼンは非常にリーズナブルな掃除機を販売しています。特に用途に合わせて使い分けできる2WAYタイプのスティック掃除機が人気。しっかり吸引力もあり、手軽で使いやすいですよ。
Photo by Amazon
【キャニスター型】おすすめの安い掃除機
掃除機のおすすめ商品を、キャニスター型とスティック・ハンディ型、ロボット型の3つに分けてご紹介します。それぞれの特徴を参考に、ゴミ捨て方法や予算にあうモデルを選んでください。
はじめはコード式で吸引力が強く使いやすい、安いキャニスター型の掃除機からです。
5層フィルターを備えた「クリーン排気システム」で、目に見えないような微細なゴミも逃しません。ゴミに直接触らずに捨てられる紙パック式なのもポイント。小さな子供がいる家庭におすすめです。
風の力で吸い込むタービンヘッド式のアイテムです。からぶき機能が付き、フローリングを磨きます。10,000円以下とリーズナブルな価格もうれしいポイント。1人暮らしを始める新社会人に最適です。
やさしさモードを起動すれば、床材にあわせてオートで省エネ稼働するため、いちいち強さを調節する必要はありません。つまみを回すと、簡単に溜まったゴミを捨てられます。ダストボックスは水洗い可能で、衛生的に使える仕様です。
ヘッドは90度まで曲がり、棚のあいだや机の下も楽に掃除できます。すきま吸口を搭載し、サッシに挟まったホコリを取り除くのに便利。前だけでなく左右にあるゴミもキャッチします。
床に当たる部分は水で洗え、きれいにキープできるのもメリット。フィルターはパック式で、メンテナンスは簡単です。ECサイトの口コミでは「軽くて高齢者でも扱いやすい」「小回りがきき、コンパクトなのにひっくり返らない」と喜びの声が寄せられています。
使い捨て容器をフックから外すだけで、ゴミに触らずメンテナンスができる紙パック式。ヘッドは水洗いでき、裏側に入り込んだ食べこぼしや細かなチリを落とせる優れものです。すきま用のアタッチメントが付属し、棚の後ろまで簡単にきれいにできます。
24.2×29.5×23.4cmのコンパクトボディで、狭い場所に収納可能です。ノズルとヘッドはあわせて約430gと軽く、高齢者でも取り回しやすい重さ。持ち上げて段差を吸引するときに活躍します。追従性がよいので、本体を転がしながら移動してもストレスを感じません。
【スティック・ハンディ型】おすすめの安い掃除機
続いて軽量で車内の掃除にも使えて、一人暮らしの方にぴったりなスティック・ハンディ型の安い掃除機をご紹介します。
収納場所に困らない、22.5×15.5×102cmとコンパクトなサイズが魅力。遠心分離サイクロンで、高い吸引力をキープします。フルフラットヘッドのため、椅子・テーブルの下に届きやすい仕様です。すきまノズルも付き、部屋のすみずみまできれいにします。
ダストボックスとフィルターは水洗い可能。常にきれいな状態を保ち、衛生的です。自立するので、部屋のすみにしまっておけます。コードはボディに巻きつけられ、邪魔にならないのも魅力です。
パワーヘッドを搭載し、絨毯の上にある細かいチリも吸引します。スティックを外せば、狭いところで活躍するハンディタイプに変化し、部屋と車の両方で利用可能です。ブラシノズルを付けると、シートまでくまなくきれいにできます。
2200mAhの大容量バッテリーで、約35分の長時間稼働を実現。電池残量はランプで表示し、分かりやすいのがうれしいポイントです。1年のメーカー保証があるので、故障してもサポートを受けられます。
重心が低く手に持った時の重さを感じにくいので、長時間の掃除でも疲れにくいアイテムです。約180度水平に動くヘッドを搭載し、手首をひねらなくてもタンスのキワまできれいにできます。
新形状のノズルを採用し、カーペットやじゅうたんでもスムーズな動きが可能に。手を汚さずにダストケースのホコリを集められる除じん機能を採用し、メンテナンスが簡単なモデルです。
1回の充電で約66分動くパワフルさを誇り、ゆっくり掃除ができます。
握ったときだけオンになるトリガ式スイッチを搭載して、バッテリーを効率的に消費します。Li-ion18V-3.0Ahのパワフルな電池が付き、大きなホコリもキャッチ。1回のチャージで約20分動くため、部屋のすみずみまできれいにできます。
※バッテリ充電器は別売りです。
ヘッドにモーターがあるパワーブラシで、絨毯に入ったホコリも掻き出します。ペットの毛で悩んでいる家庭にぴったりな商品です。最大30分稼働し、広い部屋におすすめ。集せき容器は水洗い可能で、清潔さをキープできるのもうれしいポイントです。
手首を軽く回すだけでスムーズに方向転換し、ストレスを感じません。暗い机の下は、LEDライトを使えばOK。ノズルを付け替えるとハンディタイプになり、車内も快適に掃除できます。
【ロボット型】安い掃除機のおすすめ3選
最後は静かでコンパクトに収まり、ベッドやソファーの下も自動で掃除してくれる、1万円前後の商品を含め3万円以下と比較的安いロボット型の掃除機です。
壁沿い・田の字・らせんと3種類の走行プログラムを内蔵し、複雑な家具配置に対応。7.6cmと薄く、ソファの下にあるホコリに届きます。落下防止センサーを搭載し、段差のある部屋でも安心です。衝撃を吸収する障害物バンパーの働きで、ダメージから守ります。
ダストボックスは水洗いができ、こまめに手入れして清潔を保ちたい方に最適です。色はベージュ・ブラック・ホワイトをラインナップ。ロボット掃除機は人目に付きやすいため、インテリアになじむものを選びましょう。
BoostIQテクノロジーを搭載し、フローリングから絨毯に移動すると、オートで吸引モードを調整します。Amazonアレクサと連携でき、話かけるだけでスタート・ストップが可能。1回の充電で約100分稼働するパワフルさも魅力です。
18ヶ月のメーカー保証が付くため、故障時のサポートは万全です。強化ガラスカバーを採用したタフ設計もうれしいポイント。1300paの強力なパワーで、ペットの細かい毛さえ逃しません。落下防止センサーがあり、2階も安心して走らせられます。
ジャイロセンサーが正しい動きをアシスト。15mmの段差を乗り越えるので、部屋を跨いで掃除ができます。境界線テープを付ければ、入ってほしくないエリアを指示でき、子供がいるファミリーにぴったりな仕様です。
オート帰還機能があり、充電がなくなりそうになると自分でチャージャーに戻ります。Wi-Fiが使え、外出先でもロボットの状況をチェック可能。モード変更・開始・停止を操作でき、スマホをリモコンのように活用できます。静音モードにすれば、夜もストレスを感じません。
掃除機が安くなるタイミングは?
家電製品はセールで安くなるタイミングがあります。普段高くて買えない高級メーカーでもお得に手に入るチャンスなので、掃除機が安くなる時期を知っておきましょう。
まずメーカーが新商品を発売する少し前は、旧モデルが在庫処分で値下がりになることがあります。例えば高級掃除機メーカーのダイソンは3月~5月に、パナソニックは9月~11月に新商品を発売する傾向です。お目当てのメーカーがあるなら、新商品の情報を事前にチェックしておきましょう。
また、家電量販店は決算前に少しでも売り上げを伸ばすために、大安売りを始めます。3月と9月に決算期を設けている家電量販店が多いため、その時期も狙い目です。
さらに月間売り上げのアップを狙って月末に値引きセールをしたり、春に新生活応援セールをしたり、定期的にさまざまなキャンペーンが行われます。こまめに情報をチェックして、掃除機が安くなるタイミングを見極めましょう。
コスパのいい掃除機を手に入れよう
各メーカーからさまざまな高性能の掃除機が開発されているため、コスパのいい掃除機も増えています。普段は高価で買えない機種でもお得に手に入るタイミングがあるので、常にアンテナを張っておきましょう。ぜひこの記事を参考に、あなたのニーズに合った安くて性能のいい掃除機を見つけてみてください。
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