iPhoneの変換アダプタおすすめ8選 ライトニング端子を上手く使いこなそう!
2017年以降のiPhoneには、外部と有線接続するためのコネクタが1つしかありません。そのたった1つのライトニング端子を活用するには、変換アダプタを使いましょう。
本稿では、純正品を中心に各種変換アダプタを紹介します。
iPhoneの外部入力端子について
毎年進化を続けるiPhone。その外部入力端子は、過去に2回の大きな変化がありました。
2012年に発売されたiPhone5以降のLightning USBケーブル導入と、2016年に発売されたiPhone7以降のイヤホンジャック廃止です。
これによりiPhoneの外部入力端子は、Appleの独自規格であるライトニング端子のみとなり変換アダプタの必要性が高まりました。
iPhone変換アダプタの選び方
iPhoneと他のIT機器を接続するには、大きく無線接続と有線接続の2種類があります。Bluetooth接続など無線で対応できるケースも多いので、変換アダプタを買う前に下記の点に注意してください。
ヘッドホンやイヤホンと接続する場合
音楽再生環境は、非常に趣味性が強い分野です。特にヘッドホンやイヤホンは各社特徴があるので、各種お気に入りがあるユーザーは多いものです。しかし、Lightning USBケーブル導入後のiPhoneやiPadには、3.5mmのジャックがなくなりました。
これにより愛用していたヘッドホンと接続できなくなった人は多いです。そういった人は3.5mmイヤホンジャックに変換して使いましょう。使い方は簡単でただ差し込むだけです。
筆者は、スポンジを取り換えるくらい長く折り畳み式のヘッドホンを愛用しており、取り替える気もないので変換して使っています。
しかしイヤホンやヘッドホンにこだわりがない人は、新たにBluetooth接続の機器を購入するという手もあります。
最近は高音質でありながら、ノイズキャンセリング機能付きのものも安く手に入るので、長期的にはそちらの方が良いかもしれません。
ノイズキャンセリング機能付きワイヤレスヘッドホンを購入検討の方は、以下もあわせてご確認ください。
しかしヘッドホン・イヤホン関係にこだわりがあり、かつBluetooth接続ができないものを愛用している人は変換アダプタを導入しましょう。
テレビやPCモニターと接続する場合
iPhoneの表示画面を他のディスプレイに表示させるミラーリングをするには、基本的には変換アダプタが必要となります。モニターとBluetooth接続できないからです。
この場合、主にHDMIかVGAで接続することになるので、モニター側の端子を確認してからコネクタを購入しましょう。
なお、テレビの仕様が無線LANに対応しているのなら、Bluetoothではなく無線接続が可能です。有線接続せずにクロームキャストやAppleTVが使えます。
データを移動する場合
iPhoneデータのバックアップやデータ移動をする場合、変換アダプタが必要なケースとそうでないケースがあります。
例えば旅行先などでカメラのデータをiPhoneに移動させてSNSに投稿したい場合、クラウドで同期するのを待てるかということです。最近のカメラは自動的にクラウド経由で同期してくれますが、リアルタイムというワケにはいきません。
時間がない時などは、SDカードを直接iPhoneと繋いでしまった方が速い場合もあるため、変換アダプタを使った方がいいかもしれません。
しかし同期に時間がかかっても良いのならその必要性は薄れます。後でゆっくりクラウドからダウンロードしましょう。データ移動の緊急性についてよく考慮した上で変換アダプタを選んでください。
純正品と非・純正品について
iPhoneには様々なアクセサリがありますが、大きく純正品と非・純正品に分けられます。
クオリティが高く動作も安定している代わりに、やや高額なApple純正品に対し、サードパーティ製のものは価格が安いです。しかし壊れやすかったり使えなかったりと、そのクオリティにはバラつきがあります。
コンビニやドンキ、ダイソーに行けば様々なアクセサリ類が見つかるように、サードパーティ製はバリエーション豊かなのです。
どちらを選ぶかは最終的に自己責任となりますが、ビジネスユースで突然壊れるリスクを極力避けたい人は純正品を選んでおけば安心です。
〈PICK UP!〉おすすめの変換アダプタ
iPhoneのLightning USBケーブルは非常に汎用性が高いコネクタですが、接続される側のコネクタは多種多様です。変換アダプタの多さはiPhoneの拡張性の証明だと言えます。
まずは純正品から紹介します。これは音声ジャックをライトニング端子に変換するのに使います。変換端子だけ持ち歩くと紛失するので、ヘッドホンの端子に差しっぱなしにしておきましょう。これを使えば、普段使いしているヘッドホンがそのまま使えるので買い替えの必要はありません。もちろんイヤホン機能だけでなく、マイクがあれば通話可能です。
これが買い替えユーザーのために、iPhone本体についてないのが不思議なくらいです。
コネクタを仲介することで音質劣化を気にする人もいるかと思いますが、すぐに気が付くほどの違いはありません。少なくとも筆者には、コネクタありとコネクタ無しの音を聞き分けるのは不可能です。
2つ目は、ライトニング端子とUSB3を変換するアダプタです。iPadやSDカードリーダーなどとも繋げますが、単体では給電不足になり使えないケースがあります。
そこで給電不足の表示が出た場合は、アダプタの変換に使っていない側(ライトニング端子側)に充電ケーブルを差し込んでください。2in1のプラグなので両方同時に接続できるので給電問題は解決します。
3つ目は、ライトニング端子で直接使えるSDカードリーダーです。microSDカードと通常のSDカードの2種類に対応しています。コネクタの口径が違うので誤って差し込むような事はないでしょう。
PCのデータをSDカードにコピーして移動させたり、カメラの写真などを移動させるのに便利です。
4つ目は、ライトニング端子とVBA端子の変換器です。VBAとはVideo Graphics Array(ビデオ グラフィックス アレイ)の略称で、モニターとPC接続などに使われています。現在はHDMI接続が主体ですが、まだまだ現役の規格だと言えます。
コネクタのピンの形状が特徴的なので、誤接続はまずおきません。iPhoneのミラーリングに使ってください。
こちらは、ライトニング端子とHDMI(High-Definition Multimedia Interface)を変換するアダプタです。最近のモニターはHDMI接続が多いので重宝します。ただしオス型なため、別途オス型のプラグ付きケーブルが必要となるので注意してください。ケーブル類は付属していません。
PCモニターの大画面でゲームをしたり、セミナーに使ったりとiPhoneをミラーリングするのに必要です。
こちらは、ライトニング端子を搭載したiPhoneやiPadを購入すると、付属品として同梱されている純正品です。PCと接続したり充電器と接続したりと、最も日常的に使われている変換器だと言えます。
iPhone・iPadユーザーなら必ず使っているものだけに、100均ショップで売られているようなサードパーティの製品も多いですが、本稿ではあまりおすすめしません。純正品があるものはそちらをおすすめします。
純正品ではなくサードパーティ製のアクセサリです。ただしAppleの正規ライセンスを受けているので、安心して使えます。ライトニング端子をイヤホンジャックのオス型に変換し、直接オーディオ機器に音楽を出力できます。
Bluetooth接続ができないスピーカーなどと接続するのに使いましょう。
こちらも正規ライセンスを取得している、ベルキンのアクセサリです。2in1なので給電しながらイヤホン端子が使えるだけでなく、同時にデータの接続も可能です。
非正規のサードパーティ製の変換器に比べると高額ですが、安心して使えるのは大きなメリットだと言えます。やはりiPhoneやiPad本体が高額なので、多少値段が張ってもアクセサリも正規品に統一したいという人は多いものです。選んで間違いはありません!
まとめ
以上、iPhoneの変換アダプタをまとめてみました。データの入出力や充電など様々な機能がたった1つの端子から出力できるのは驚くべきことです。
これはAppleらしいスマートさだと思いますが、使いづらくなっている面があるのも否定できません。クラウド主体のデータ同期を見込んでいると思われますが、有線の安定性にはまだまだ優位性があります。
使用頻度に応じて変換アダプタを選んでください。
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