人気沸騰!LEDランタンおすすめ20選。アウトドアや防災グッズに便利
いま、アウトドアで大人気のLEDランタン。じつは、防災グッズとしても脚光を浴びています。また、インテリア照明として楽しめるアイテムも続々登場。性能やデザインは年々向上し、価格帯も広がっているので、LEDランタンの選び方で迷う人も増えています。
そこで今回は、リーズナブルな商品から高機能、スタイリッシュなモデルまで、おすすめ商品を用途別に紹介します。
LEDランタンを選ぶときのチェックポイント
従来、ランタンといえば、ガソリンやガス、あるいは灯油を燃料にしていましたが、近年は、電池や充電式バッテリーを用いる「LEDランタン」が注目されています。
安全性が高く、明るさの調節が簡単で、モバイルバッテリーとしても使えるなど、さまざまな長所があるからです。これから、LEDランタンを選ぶときのチェックポイントを挙げていきます。
明るさ
LEDランタンの選び方では、まずは「明るさ」が重要です。LEDランタンの明るさは、「ルーメン(lm)」という単位で表され、この数値が大きければ大きいほど、明るいことを示しています。
次のように、用途に合わせた適度な明るさがあるので、参考にしてください。
| 大人数のキャンプでサイト全体を照らすメインランタン | 1000ルーメン以上 |
|---|---|
| 少人数のキャンプのメインランタン | 700ルーメン程度 |
| ソロキャンプのメインランタン | 300〜500ルーメン程度 |
| テーブルランタン | 150〜300ルーメン程度 |
| テント内のランタン | 80〜140ルーメン |
| 足元を照らすための携帯用 | 100ルーメン前後 |
使用電源
LEDランタンの給電方法は、乾電池を電源にする「電池式」と、内蔵バッテリーによる「充電式」に大別できます。
充電式には、ハンドルを回して発電する「手回し充電タイプ」や、太陽光で充電する「ソーラー充電タイプ」もあります。また、USB対応のLEDランタンのなかには、モバイルバッテリーの代わりになるモデルもあります。屋外でスマートフォンなどに給電することも可能なのです。
連続点灯時間
利用シーンに見合った連続点灯時間が確保されていなければなりません。電池やバッテリーの状態によって連続点灯時間が変わってくるので注意が必要です。充電式の場合、充電時間も併せてチェックします。
設置方法
LEDランタンは、設置・使い方によって「吊り下げタイプ」「据え置きタイプ」「ハンディタイプ」の3つに分かれます。
たとえば、キャンプサイト全体を照らしたり、テント内で使ったりする場合は、「置く」だけでなく「吊るす」ことができると使い勝手がいいです。また、防災用なら、持ち運びにも便利なタイプがおすすめ。室内のインテリア照明として使うなら、デザイン優先でいいでしょう。
調光・調色機能
LEDランタンの調光機能は、いまや標準装備といってもいいほど当たり前になっています。調光機能を活用することで「明るさ」を調節できるだけでなく、バッテリーや電池の節約にもつながるので必ず確認してください。
調色機能も見逃せません。LEDの光色は「冷たい」というイメージがありますが、最近はガソリンやガスなどを用いたランタンや、一般家庭で使う電球のような暖色系の光を放つLEDランタンが増え、インテリア照明として人気があります。
防水・防塵機能
LEDランタンには、防水・防塵機能を謳っているモデルも多数あります。とくにアウトドアで使用する場合は、高水準の防水・防塵機能が備わっているものをおすすめします。
防水・防塵の性能(等級)は、「IP」というコードで表されているので、チェックしてください。防水は0から8までの9段階、防塵は0から6までの7段階に分かれています。それぞれ、数値が大きくなるほど高性能であることを示しています。
アウトドアに最適なおすすめモデル10選
LEDランタンが本領を発揮するのは、なんといってもアウトドア。まずは、キャンプサイトやテント内で頼りになる定番モデルを中心に紹介しましょう。
国内屈指のLEDライトメーカー・ジェントスの人気モデル。最大1000ルーメンの大光量タイプで、昼白色、暖色に切り替えることができます。また、キャンドルモードを搭載し、炎のような照明でくつろげるのも魅力。さらに、上部にはハンドル、底面にはフックが付いており、キャンプサイトからテント内まで、さまざまな場面で使いやすくなっています。
最大380ルーメンで照らすLEDランタン。キャリングハンドルで吊るすだけでなく、ビルトインフックで逆さにも吊るせます。また、白色・昼白色・暖色で調光も可能。キャンドルモードも搭載。使用電源は単3型乾電池ですが、パナソニックの充電式乾電池「エネループ」の使用も可能。
米国の老舗アウトドアメーカー・コールマンの人気モデル。発光パネルを4つに分割できるという画期的な商品です。発光パネルはマグネット式で着脱が容易。4人分の懐中電灯として使用できるため、キャンプはもちろん防災用としてもおすすめです。また、USBポートを備えており、スマホなどの充電もできます。
前述の「クアッドマルチパネルランタン」のコンパクトモデル。着脱できる2つの発光パネルを搭載し、パネル背面に可動式スタンドがあります。パネルを取り外しても本体が光るため、そのままランタンとして使えます。ソロキャンプにはうってつけ。USBポートを搭載しているので、スマホの充電も可能です。
コンパクトでスタイリッシュな外観が目を引きますが、最大1300ルーメンの明るさがあることに驚きます。ハンドル部分が90度回転するので、テーブルランタンとして使ったり、テント内で吊るしたりすることもできます。また、昼光色、昼白色、電球色の3色の切り替えが可能。
「ルーメナー7」の進化形といえるのが「ルーメナー2」。最大1500ルーメンという大光量に加え、防水・防塵、耐衝撃機能はLEDランタンとして最高水準。1.5キロの荷重に耐えられる強力なマグネットフックも備えており、設置の際の角度調節も思いのまま。また、三脚穴がついているので、撮影用の照明としても使うことができます。
前述の「ルーメナー2」を上回る驚異的な明るさを実現し、メインランタン市場に旋風を巻き起こしました。手軽に持ち運べるコンパクトなボディでありながら、キャンプのメインランタンとしてはもちろん、大容量モバイルバッテリーを搭載していることから、災害時にも心強いLEDランタンです。
登山用品メーカー、ブラックダイヤモンドが製造するLEDランタンです。効率よく、広範囲を照らすために考えられたデザインが特徴。3本の足で立たせたり、吊るしたり、逆さに置いたり、多彩な方法で周囲を明るく照らします。
キャリー・ザ・サンは、環境にやさしいソーラー充電式のLEDランタン。山に登る間に、リュックに付けて太陽光で充電することもできます。糸を織り込んだ丈夫なPET素材を使用し、畳むと約1cm。白色LEDを使ったクールブライトのミディアムサイズは、テント内で作業するには最適です。
ライティング エヴァーは、主にLED照明を扱うアメリカの大手メーカー。最大1000ルーメンの明るさが得られるにもかかわらず、実売価格が2千円台。昼光色、電球色、昼白色、フラッシュの4つのモードに切り替えることができ、ボタンの長押しで無段階の明るさ調整も可能です。
防災用として注目のおすすめモデル5選
厳しい自然環境のなかで使えるLEDランタンは、災害や停電などの緊急時にも重宝しますが、ここではとくに連続点灯時間や給電方式などに着目して、推奨モデルを選んでみました。
6時間の充電で、最大300時間の連続点灯が可能。また、単1形アルカリ電池3本でも駆動します。耐塵・防水仕様で、10mの落下耐久性能も備えているため、防災用にうってつけ。白色・昼白色・暖色の3種類に調色可能で、「キャンドルモード」や、ゆっくり点灯・消灯を行う「スローライティングスイッチ」も搭載しています。
最大1000ルーメンの光量があり、250ルーメンのミディアムモードと75ルーメンのローモードへの切り替えができます。ただ最大の特徴は、消灯中の過放電を防ぎ、電池を長持ちさせるバッテリーガード。電源は単一形乾電池4本ですが、災害時などには安心です。
最大1300ルーメンで、10段階の調光も可能な充電式LEDランタン。強力マグネットが付いているので、車や玄関などにも取り付けることができます。ACコンセントや車のシガーソケットで充電できるほか、2つのUSBポートも搭載。大容量のモバイルバッテリーとしても役立つハイスペックモデルです。
「USB」「電池」「ソーラー」「シガーソケット」「手回し」の5つの給電方式に対応したLEDランタンです。単4形乾電池なら3本、シガーソケットやUSBからの充電なら約7時間で駆動します。また、天候にもよりますが、ソーラーなら約24時間で充電が完了。さらに、5分間の手回し充電で約20分間、明かりを得ることができます。
手のひらサイズながら、明るさは最大760ルーメン。3色の調色・調光機能も備えており、ソロキャンプにもうってつけです。また、大容量バッテリーを内蔵しているので、スマホなら2〜3回の充電が可能。
インテリア照明として最高のおすすめモデル5選
LEDランタンは、どんどんスタイリッシュになっています。機能性だけでなく、スタイリッシュなフォルムで人気の個性的なモデルを紹介します。
デザイン性で定評がある家電メーカー・バルミューダのLEDランタン。内蔵バッテリーによる充電式で、最大195ルーメンの光量があります。本体のつまみを回すだけで、光の明るさに応じて、キャンドルのような暖色から、ベッドサイドのやさしい照明、さらに読書灯として最適な温白色へと変化します。
マグネット式のループを採用した、新発想のLEDランタン。ヒモに通してぶら下げたり、ループマグネットを鉄部に付けて吊り下げたりすることができます。最大60ルーメンの暖色系で、ローソクのようなゆらぎ機能も搭載。3種類の点灯モードと2通りの調光方法で、好みの照度に調節できます。
アウトドア用品の有名ブランド・キャプテンスタッグのLEDランタン。キャンプでのサブランタンとして人気ですが、アンティークな外観はインテリア照明にぴったりです。本体にはラッカー塗装が施され、ホロはガラス。
ガソリンランタンのような雰囲気のあるLEDランタン。本体はスチール製で、約360ルーメンの光量があります。暖色系の通常モードに加え、ロウソクの炎を思わせる「ゆらめきモード」を備え、傘は着脱可能。
調光が可能な暖色系のLEDランタン。明るさは最大220ルーメンですが、上部のカラビナを使って引っかけたり、下部の脚で自立させたりして、シーンに合わせたさまざまな使い方が考えられます。4〜5時間の充電で、約200時間の連続点灯が可能。
まとめ
アウトドア志向や防災意識の高まりとともに、LEDランタンはますます人気商品となっています。リーズナブルな価格の商品を普段使いにしたり、キャンプや防災用として高機能モデルを準備したり、あるいは癒しの明かりでくつろぎの時間を味わうなど、さまざまなシーンで活用することができます。この記事を参考に、あなたに最適なLEDランタンをみつけてください。
※価格はいずれも2020年11月時点のものです。
関連記事はこちら
防災の記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_