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近未来SF作品ではお馴染みの「空飛ぶクルマ」。世界中で様々な企業や団体が実現を目指し開発を進めている。
なかでも見た目、変形のしくみともに「これぞ空飛ぶクルマ」と唸らされるのが、スロバキアのKleinVision社が開発中の「AirCar」だ。
固定翼機として飛ぶ車体はまさにSFの世界
世界各地で開発中の空飛ぶクルマはドローンやヘリコプターのような回転翼機がほとんどだが、「AirCar」は正真正銘、固定翼機として空を飛ぶ。そのため見た目にヘリコプター感がなく、まさにSF映画に出てくる空飛ぶクルマそのものだ。
陸上走行時は、車体の側面に主翼が格納され、後部に尾翼が折りたたまれている状態。この外観もまた未来のスポーツカーのようでテンションが上がる。
車から飛行機に変える方法は簡単で、なんとボタンを押すだけ。格納されていた主翼と尾翼が全自動で広がり飛行モードに変形する。変形し終わるまでの時間はたった3分というから驚きだ。
動力はBMW製1.6リッターエンジンで、推定航続距離1000km、最大時速約200km。離陸に必要な距離は300mでセスナよりも短い。
2人乗りモデルは2020年10月、既にスロバキアでテスト飛行に成功。今後は4人乗り、ツインエンジンバージョン、水陸両用バージョンの開発も進めていくという。
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空想が現実になったかのような「空飛ぶクルマ」の登場で、SFの未来に一気に近づいたかも!
Klein Vision