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自動車の進化といえば、自動運転など「移動」に関する技術進化にフォーカスされることが多い。しかし、移動時に過ごす車内という「空間」の快適性も大事ではないだろうか。
そんな車室内空間の重要性に着目して開発されたのが、京セラ株式会社のコンセプトカー「Moeye(モアイ)」だ。
車室内空間に驚きと快適を
未来を感じるコンセプトカーでありながら、まるでクラシックカーのような曲線を描くフォルムが特徴的な「Moeye」。
デザインテーマは「時間」で、自動車の未来まで歴史を駆け抜けるようなデザインになっている。
内部もコンセプトカーらしい技術とデバイスを搭載。
独自の光学迷彩技術でダッシュボードを透明化することで、ドライバーの視野を広げることを可能にしている。
ドライバーは前方の風景がもっと楽しめるようになる。そのうえ、自動車特有の死角も減るため、安全性の向上も期待できそうだ。
空中ディスプレイも採用。オリジナルキャラクターの「モビすけ」が、SF世界のように空中に浮かび上がり、ドライバーをナビゲートしてくれる。
ダッシュボード上に展開されるタッチパネルは、触ったときの感圧で微細な振動を返す技術を採用。タッチパネルでありながら、リアルな操作感を実現している。
人に優しい光をつくり出す独自のLED照明CERAPHICによって、繊細な色彩表現で車内を演出。
音響に関してはピエゾ素子を用いた振動スピーカーを装備し、迫力のあるサウンドを実現。さらに、貼り付けられるメリットを活かして、ヘッドレストにも搭載。ドライバーの耳元にクリアなサウンドを提供してくれる。
そのうえアロマ芳香器まで搭載され、気分に応じて5種類の香りが楽しめる。
このように視覚・触覚・聴覚・嗅覚で車室内空間を快適に演出するコンセプトカーに仕上がっている。
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あくまでコンセプトカーだが、光学迷彩などの技術で車移動はもっと快適でエンタメ性あふれるものになるかも?
KYOCERA Corporation