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ミニマリストが大切にするモノとは…どん底人生を救ったミニマリズムの教科書【Moovooモノ語り】

ミニマリストが大切にするモノとは…どん底人生を救ったミニマリズムの教科書【Moovooモノ語り】

ミニマリスト タケル
2020-10-27
2020-10-27

連載

Moovooモノ語り

その道の専門家や著名人が愛用品へのこだわりと、それにまつわる物語を綴る連載「Moovooモノ語り」。第17回目は、ミニマリスト タケルさん。必要最低限のモノだけで生きるミニマリストの、人生を変えた本について語ります。

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ミニマリスト
ミニマリスト タケル
ミニマリストYouTuber。登録者は7万人を超え、月間150万再生のチャンネルを運営。SNSでミニマリストのライフスタイルやミニマリズムの魅力を広める活動を行っている。ミニマリストとは必要最小限のものだけで暮らす人。著書「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」は、現在1.8万部を突破。

どん底の中、借金なしは「ミニマリズム」のおかげ

僕の人生が大きく変わったのは、言うまでもなく「ミニマリストの本」との出会いでした。海外ミニマリストのジョシュア・ヘッカー著の「より少ない生き方」を読んだことで、僕はミニマリストを目指し始めたのです。

さかのぼること 5年前の 2015年、僕が24歳の時に難病の潰瘍性大腸炎が再発して身も心も限界を迎えました。仕事を失い、健康も失い、当時同棲していた彼女とも別れ、貯金を切り崩すだけの生活になり、全てを失ったのです。まさに、人生どん底とはこのことかと思いました。

そんなある日、「人生を変えたい」「このままだとマズい」と思い、ミニマリストの本と出会いました。なぜその本を手に取ったのかというと、モノを減らせば節約になると思ったからです。

ミニマリストとは、必要最低限のモノだけで暮らす人。仕事もなければ収入もない、貯金も毎月減っていく生活に恐怖を感じていた僕は、とにかく無駄なモノを減らして支出を減らすほかなかったのです。

当時の僕のお部屋はモノで溢れ、足の踏み場もない状態。同じモノが何個もあり、何がどこにあるのかもわからない。掃除や家事をするのも面倒になり、まさに「汚」の状態。汚部屋になっていました。

僕は「より少ない生き方」を読みながら、本に書かれていることを一つひとつ実践していきます。初めのうちは「物を減らしただけで人生なんて変わるわけない」と半信半疑でしたが、ひたすら不要なモノを減らし続けていきました。

しかしある時、僕は物を減らしながらあることに気づきます。「これだけのモノ、本当は無駄なモノだったんだな」と。

仕事もなく、体調不良で困っている僕を助けてくれるわけでもない。むしろ今まで無駄遣いしてきたことが原因で、お金がない。僕は今までの買い物習慣に、とてつもなく後悔と反省をしました。

そして、後悔と反省を繰り返しながら片付けを進め、みるみるうちにお部屋はスッキリしていき、徐々に生活コストも下がってひとまず安心。なんとか借金をせず、手持ちの貯金だけで闘病生活を乗り切ることができたのです。

そしてここから、僕のミニマリスト生活はどんどん加速していきます。モノを減らしたことで人生を救われた僕は、ミニマリズムの虜になり、さらに不要なモノを手放していきました。

時間とお金のゆとりを生み出す「ミニマリズム」

ミニマリストタケルの現在の部屋の写真

ミニマリスト タケルさんの現在の自宅。モノがまったくない。

ここから、僕のミニマリスト生活はどんどん加速していきます。モノを減らしたことで人生を救われた僕は、ミニマリズムの虜になり、さらに不要なモノを手放していきました。

ミニマリズムとは、モノをただ捨てるだけの手段ではありません。今の生活に不要なモノを手放し、「今に集中」するライフスタイルです。自身のやりたいことや成し遂げたいこと、好きなことをするために、その邪魔になるモノや足かせになるモノを徹底的に手放していきます。

僕たちは、幸運にもモノで溢れた時代を生きています。十分すぎるくらいのモノがあるのに、僕たちは今以上にモノを持とうとする。モノを買うことで幸せになれると思い込み、モノに支配されているのです。

そして、こんな経験はありませんか? 必要なモノが見つからない。お休みの日に掃除をするのが面倒くさい。家事が大変。空間が狭くて、もっと広い家に住みたい。このような現象が起こるのは、モノを持ち過ぎているからです。

さて、あなたは本当にこのような環境の中でやりたいことができているでしょうか。家事や掃除、探し物があなたの人生で最もやりたいことでしょうか。きっと答えは「NO」 だと思います。

僕は、ミニマリスト生活を経て、そのことに気づきました。モノに支配され、モノで溢れた生活を送っていると、やりたいことができない。モノを減らし、必要最低限のモノだけで暮らせばお金にもゆとりが生まれ、探し物や家事も楽になるので時間的なゆとりも生まれる。だからこそ、その時間とお金を使って好きなことができるんじゃないかと。

モノを減らすと人生が豊かに

ミニマリズムは、僕の人生にとって最も大事なことを教えてくれました。時間とお金という大事な資産を、自分のやりたいことや好きなことに使うべきだと。そして僕にとって大事なことは、モノを買うことなんかじゃない。僕がずっとやりたかったこと、すなわち夢を叶えるために時間とお金を使うべきだということに気づいたのです。

モノを徹底的に減らしていくと、身の回りには自分の好きなものや今の生活で使うモノしか残りません。だから、生活そのものがシンプルになり、自分のやりたいことが明確になっていきます。僕のずっと叶えたかった夢は、セミナー講師になり、いずれ本を出版することでした。

ですが、昔の僕は何も実績がないただの若者。だから僕は、手始めに YouTubeで片付けのコツを発信し始めたのです。

発信活動を始めて 3年が経った今、登録者は7万人を超え、月間150万回再生されるよ うになり、年間広告収益は 1200 万円を超えるようになりました。さらにはセミナーやオフ会を開催し、おかげさまで本を出版する夢も叶えることができたのです。

モノを減らし始めて約5年の出来事です。無職無収入、貯金ゼロだった 5年前。ミニマリズムとの出会いが、僕の人生をここまで大きくしてくれたことに、感謝しきれません。

著書 ミニマリスト タケルの「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」

念願の出版した本。「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」

PICK UP!
  • かんき出版
  • より少ない生き方 ものを手放して豊かになる Kindle版

  • 税込み1,485円
  • 日本屈指のミニマリストを生み出した、人生を豊かにする本

  • 仕事を失い、健康も失い、彼女とも別れて人生のどん底だった青年を変えることになる、ミニマリズムの教科書。その後青年が出版する本「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」の原型とも言えるだろう。



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